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2016.01.20 ニッチな業界、作風を持つ会社が案件を受けて行く方法とは 効果的な情報発信のススメ

記事を読んでいただき有り難うございます。ビ・ハイアの床井です。今回の記事では、アニメゲーム漫画業界の営業についての話題です。アニメゲーム漫画業界の社長さんは、自分が作品作りをしたい、という思いで業界に入ってきていることが多いです。しかし、自分が作品を作りたい、ということとそれを売り物にする、ということの間には、非常に深い溝があります。今回の記事では、その溝を埋めて社長さんが気持ち良く仕事ができるように、営業の具体的な方法について書きたいと思います。

sale written on shopping bag「作る」と「売る」は全く違うこと

当然ですが「作る」ということと「それを売る」ということは全く別のことです。両者の本質的な違いは、そこに「他者」が存在するかどうかです。「売る」ことについては、自分が作りたいものであろうとなかろうと、その価値を決めているのは相手なのです。

アニメゲーム漫画業界の経営者の人は、自分で会社を作ってしまう程ですから、自分がアニメやゲームや漫画を作る事が大好きだ、という人が非常に多いです。

必然的に、会社の事業内容についても、代表の方のこだわりが強く反映しているようなものをやっていることが多いです。もちろん、それ自体はとてもいいことだと思います。弊社の「ラクビジ」という営業代行サービスも、もとはと言えば「社長さんが自分の作りたい作品作りに没頭出来るような環境を整えてあげたい。その為に、営業面でサポートします」というコンセプトのサービスです。

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自分が作りたいものは、その大抵がニッチすぎて世間に届かない

自分が好きなものを売るという事の中には、1つ落とし穴があります。それは、「自分が本当に好きなものは、そう簡単に理解されないものである」と言う事です。自分が好きなものほど、容易に他人には理解されないものです。というより、容易に他人に理解されるようなものであったら、本当に好きであるとは言えないと思います。自分なりのこだわりが強いからこそ好きなのだと思いますし、それだからこそ他人の共感を集めにくいものなのです。

そこで、自分が好きなものを、同じように面白いと思ってくれるお客さんと出会う必要が出て来ます。たとえば「エヴァンゲリオン」を作った庵野監督は、エヴァンゲリオンについて、「作品をいかに構築しようか」と計算的なこと、打算的な事を一切考えなかったと言います。ひたすら自分が作りたいという気持ちに従って作り続けた結果として非常に個性の強い作品になっていると思いますし、誰も観たことのない魅力があったからこそ、あれだけの売上に繋がったのでしょう。この場合は、自分の作りたいものを評価してくれるお客さんと出会えた好例だと思います。

Marketing segmentation concept - businessman with select segment (niche) of customers.
理解あるお客さんを集める必要がある

業界のディベロッパーにしても話は全く同じです。たとえばイラストの会社で特定の作風にだけ強い会社。音楽の会社で特定のジャンルにだけ強い会社。そんな会社は全国に沢山存在しますが、その作風なり音楽性なりを、評価してくれる会社に巡り会えないことにはしょうがありません。自分で物凄く良いと思ったモノでも、他人の目にはその魅力がわかっているとは限りませんので、最初にするべき事は、自分の会社が作り出せる物の素晴らしさを外部に発信する事です。

たとえば、特にSFホラー系の作風に特に強いイラストの会社があったとします。その場合はまずSFホラーの魅力についてブログに書くところから始めてもいいと思います。SFホラーの名作を取り上げる書評や漫画のレビューを描いても良いと思います。

そうして発信した情報に引っかかってきた人は、あなたの会社が作れるモノを必要としている確率が高いです。自分が好きなものの情報をベースに会社から情報発信することで自然とあなた自身の人柄も伝わりますし(人は好きなものについて語っている時が一番輝いていると言います。)、会社が作る事の出来る仕事がどんなものなのか、という事も伝わります。

Businessman with modern mobile phone in his hand and applications flying over
今日から自社メディア運用をしよう!

館が方はわかった、じゃあ実際にどうすればいいのか、という方にお答えします。会社のホームパージの中で、ブログを運営するなりYoutube動画のチャンネルを作るなりして、自社のメディアを持って下さい。

そしてそこから情報をどんどん配信していくようにしてみてください。自分の会社が出来る案件はどんなものがあるのか。特に強い案件はどんな種類のモノなのか。そもそも今の会社をやっている理由はなんなのか。これから先どんな仕事に挑戦していきたくて、その為に今どんな準備をしているのか。そんなそんな全てのことがコンテンツになり得ます。

そうして配信した情報を見てあなたの会社に近づいて行く人がいたら、その人は自分の会社の見込み客になってもおかしくない人や、自分の会社に入社してもおかしく無いような人であるはずです。そんな人から自由に声がかかるようになれば、あなたは自分の好きな事を仕事にしていく事が出来る様になります。

弊社では現在、こうした「自社メディア運用によってお客さんや人材を集める方法」についてノウハウを蓄積し、無料で提供しております。この記事を読んで、自分でも自社メディア運用に関心が湧いてきたのなら、下の問合せフォームよりお問い合わせ下さい。具体的なメディア運用のやりかたについてお教え致します。

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