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2016.01.06 求人サイトの限界と正しい使い方 アニメゲーム漫画のクリエイター向け就活術

記事を読んで下さって有り難うございます。ラクジョブを運営しているビ・ハイアの床井です。今回は転職ビジネスを運営している身から、就職・転職したいと考えている皆さんに、これだけは注意!というポイントをお伝えしたいと思います。

厚生労働省就職・転職の悩みを抱えている人は多いです。希望の職種に就けない、何社も面接を受けても採用が出ない、人によって悩みの内容は様々だと思います。悩みとは、基本的に「自分の思い通りにいかない」時に生じるものです。反対に言えば、何かしらの願望があるからこそ、悩みが生じるのだとも言えます。こちらの統計データを見てみましょう、厚生労働省調べのものです。

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この2つのデータを見ることで、職業選択の意識の変化を見て取ることが出来ます。「働く目的」については2000年代以降「楽しい生活をしたい」「社会の役に立ちたい」という項目が増加しています。反対に、「自分の能力を試す」と「経済的に豊かになる」の項目は減っているという事が分かります。傾向としては、稼いで豊かになろう、出世しよう!というハングリーさよりも、より抽象的な働く意義のようなものに目的がシフトしているということでしょう。

また、「会社の選択理由」については、「個性・能力が生かせるから」「仕事が面白いから」の2つの項目が明らかに上昇しており、「会社の将来性を考えて」は減少しています。ここでもやはり、仕事によって得られるステータスや稼ぎよりも、仕事のやり甲斐や個性の発揮といった抽象的な動機へとシフトしていることが分かります。仕事に対して求める物が、より「贅沢で高級なもの」になったと言えるのではないでしょうか。

Fotolia_75647684_Subscription_Monthly_Mインターネットも求人広告も意外と新しいツールに過ぎない

弊社はそんな求職者の願望を叶えるお手伝いをするために業界特化の求人広告をやっているわけですが、「求人広告」というビジネスモデル自体がいつ始まったかご存じですか?じつは1970年代には、現在のような求人広告サイトは存在しませんでした。求人広告といえば新聞紙面上に載っているものくらいしか無く、多くの人は先輩からの紹介など知りあいの紹介などで仕事を探していたのです。1980年代には徐々にアルバイトやパートタイマーといった業態が一般化し、専門の求人誌なども登場しました。大きな転換点が生まれたのは1990年代です。このころにインターネットが一般化し、現在のようないわゆる「マッチングサービス」が登場しました。インターネットが登場した事で大きく変わったことは、求人情報の数です。あらゆる地域のあらゆる職種の企業がインターネットでまとめられるようになりました。しかも、「年収」「経験・未経験」などなど、条件検索機能まで加わり私達は膨大な情報の海の中から自分の希望の職業を選び出せるようになったのです。

昔に比べてずっと整ったインフラに恵まれ就職・転職活動を出来るようになった私達ですが、現在新しい問題が発生してきています。それは「仕事の面白さ」「個性の発揮」をしたいと思う私達のニーズに転職サイトが充分に答えてくれなくなったと言う事です。あなたが仕事にやりがいを感じるのはどんな時ですか。

私なら、例えばアニメ業界の事を調べるうちに経済学の知識と関連性が分かってきたり、経営者と接するうちに仕事へのシビアな考え方を知る事が出来たり、営業の新しいやり方を思いついたり、そんな時に楽しさを感じます。しかし、今の仕事にこんな楽しさがあると言うことをこの会社に入る前の私は予期出来たでしょうか。答えはノーです。

Solution concept with businessman holding brain機械的、ネットの検索だけでは天職は見つからない?

「仕事のやりがい」も「個性の発揮」も「社会に役立つ」も、抽象的であるがためにイメージするところは人によって千差万別です。自分にとってのこだわりを、無数にある企業情報の中から検索タブだけを頼りに探すのは、最早不可能なのです。恋愛に例えるなら、今のマッチングサービスは渋谷の真ん中で「私と恋人になってくれませんかー」と叫んでいるようなものです。サークルか何かで知りあい、少しずつ話すようになり、段々遊びに行くようになって、付き合うようになって・・・という具合に、恋愛というのはいくつも細かいプロセスを経るものですよね。マッチングサービスでそこまでフォローしきることは不可能なのです。「仕事が恋人」などという言葉がありますが、仕事に対して「稼ぐ」以上の意味を見いだしてしまったら、そこに機械的なマッチングサービスは答えることができないのです。

そこで今就職・転職をする方には、お奨めしたいことがあります。それは出来るだけ希望する会社があったら、実際にそこの会社の社員と会って話してみることです。沢山の情報がある現在にこそ、自分の足を動かしてアナログな情報を大事にしてください。求人広告サイトには「給与が良い」や「オフィスが駅から近い」などの最大公約数的な情報しか載っていません。そこにあなたが求めている情報は載っていないのです。とはいえ、自分で足を動かすのには、行ける会社の数にも限界があると言うかもしれません。

Fotolia_93590152_Subscription_Monthly_Mラクジョブは日本一アニメゲームマンガ業界の社長の生の声を聞いています

そこで弊社の書いている記事を参考にしてみてください。私達はアニメゲーム漫画業界の社長さん達に日本で一番インタビューをしている会社です。普通の媒体では拾いきれないような細かい情報ほど大事に記事にしています。もちろん、そこには記事を作っているスタッフの独断と偏見が入り込んでいるかもしれません。

しかしだからこそ良いのです。自分がいい会社だと思った会社の魅力をそのまま伝える。そうする事でただの条件マッチングでは削ぎ落としてしまうような情報が伝わると思います。その中で、自分と波長の合いそうな会社があれば、是非ラクジョブに連絡を下さい。ラクジョブではアニメゲーム漫画業界に特化することにより、機械的なマッチングをさけ、より生々しい情報を提供できるようになっています。求人広告以外に、こうした記事が充実してるのもそれが理由です。

応募の後にも、積極的に自分の存在をアピールしてみてください。Facebookでメッセージを送るところからでも良いと思います。そうして積極的に会社にアプローチしてくる人材はどんな企業だって欲しいはずです。皆さんの就職・転職が上手く行く参考になればと思います。手伝って欲しい場合はラクジョブにご連絡下さい。

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