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2016.05.04 アニメ ゲーム 漫画 クリエイター向け 健康 IT機器を遠ざけるデジタルデトックスを取り入れよう

日本人はネットし過ぎ?

自分がどれだけネットを使い、どれだけデジタル機器に囲まれた生活を送っているのか、ということを考えたことはありますか?平成26年度情報経済白書によれば、年々インターネット利用人口は増加しています。日本人の殆どがPCとスマートフォンを持っており、「毎日少なくとも一回はネットを利用するという回答をした人は家庭内外どちらも70%を超えています。

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https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h26/html/nc253120.html

そしてインターネットの利用時間を見てみると、一日約1時間ほどは「ネットをしている」と応える人が若い世代を中心に大勢います。休日は平均して2時間は意識的にネットを利用しているという結果です。

20160425-8https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h26/html/nc253210.html

しかし、よく考えてみると我々は常にインターネットとつながっている状態と言えるのではないでしょうか。スマートフォンの電源を消している事のほうが多い人は稀ですし、PCも今は持ち運べるようになりどこでも仕事ができるようになりました。

Online intruder geek guy hacking codes働く=ネットでつながっている状態

これらの調査結果はアンケート調査によるものです。つまり「自分がインターネットを使っている」と自覚している時間です。しかし、実際インターネットやIT技術に触れている時間はもっとあります。むしろスマートフォンやPC持っている人は、24時間365日ネットに接続状態です。なにもインターネットサーフィンをすることだけだネットを利用しているとは限りません。今こうして記事を書いている私でさえ、WordPressというオンラインブログサービスの画面を使って書いています。ネットがなければできないことです。スマートフォンだって機内モードや電源OFFなど電波を入れないようにしない限り、ネットから切断されません。しかし記事を執筆中は就業時間ですのでいつ連絡が来ても良いように電源を入れっぱなしにしています。これって、実はとても怖いことだとは思いませんか?働いている間我々は、常にネットで誰かとつながっている状態です。IT危機を仕事で使うとき、ネットに接続していなければメールなど資料作成のための情報を見ることができません。オンラインサーバー上に仕事の成果を提出する場合だってあります。仕事をしている限り、ネットからは逃れられない社会になっているのです。一番危険なのは、良いか悪いかは別にして、自分がどれだけインターネットやIT技術に常日頃触れているかということに自覚の無い状態なのです。

デジタル技術を遠ざける

2016年4月24日、ハフィントンポストが「デジタルを遮断する経営者たち」という記事をアップしました。

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(引用開始)
著名なビジネスリーダーたちの多くが、定期的にデジタル機器を手放し、完全オフラインで時間をすごすことが一つのトレンドになっているのだ。

私の住むカリフォルニアには、自然あふれる風光明美な施設で「リトリート」と呼ばれる2日~数カ月に及ぶ宿泊滞在型で心身共にリフレッシュする場が数多くある。その中でも、インターネット・電話・TVをいっさい遮断し、瞑想を中心とした実習をしている瞑想リトリートは十数年前から人気を博し、申し込みオープンからすぐに定員となるものも多い。
(引用終わり)

gahag-0069715258-1デジタル機器を徹底的に遮断した環境で、瞑想などを行い、自身としっかり向き合う時間を作ることが経営者の間でトレンドとなっているという記事です。瞑想というとスピリチュアルな印象や面倒くさいしきたりめいた方法であると思われているだけかもしれませんが、瞑想の仕方によっては手っ取り早くできるものもあります。日常生活ではほとんど不可能になってしまっているので仕事に忙しいアニメゲーム漫画業界のクリエイターの方々にはもしかしたら難しい提案かもしれません。しかし、クリエイティブな思考が必要とするクリエイターやビジネスマン、経営者をされている方は、擬似的にでも良いので休日一日を通してデジタル遮断を公言し、瞑想や読書、散歩などをしてみると新しい発見が生まれるかもしれません。

Fotolia_51141558_Subscription_Monthly_M自分と向き合う時間にもなる

オンラインと常につながっているということはどういうことかというと、必ずネットに繋がっているデバイスによって、何らかの影響を日々の生活に与えられるということです。ニュースの通知などが来ればニュースアプリを立ち上げたり、メールの通知が来れば仕事の優先順位が変わったり、電話が来ればどんな行動も中断せねばなりません。自分の生活を助けてくれるデジタル機器ですが、視点を帰ると180度違った見方ができるでしょう。もし可能なら、1日とは言いませんので、会社の同期や上司に対して「脱デジタル」を宣言してから、休憩時間などに携帯の電源をオフにしたり、能動的に行動するためにあらゆる通知をオフにしたりすることで、デジタル機器に左右されない能動的な思考回路が養われるかもしれません。いずれにせよ、今回の記事で「デジタル漬け」になり、受動的な思考回路しか働いていない状況は避けるべきだという視点を、読者の皆様にお伝えできたのだとすれば幸いです。記事を読んで頂きありがとうございました!

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