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2016.03.14 制作 絵コンテ 脚本 演出家へお勧めしたい読書 アイディアが浮かばないはこれで解決

読書の勧め

記事をお読みいただきありがとうございます。この記事が目に止まったということは作品作りに凄く困っている事が発生する可能性が高い、もしくは現在進行形の悩みを抱えた方なのかと思います。前々から別記事でお伝えしていることでありますが、そこを解決するには特効薬として「読書」が1番最適です。何故読書を勧めるかの理由を本文でお伝えしていきます。 読んで頂くと「読書しかないな」そう納得頂けると思います。

60-hudoku年を重ねるごとに読書人口減少

左記のデータをご覧頂くとよく分かりますが、日本全国の小中高生で読書をしている人は年齢が上がるにつれて読書機会を減らしていっているのが分かります。高校生になるとおよそ半数以上が不読者です。理由についてはここで言及はされていませんので私の推測となりますが、小学校・中学校の内は課題図書なる物が存在し読むという行動に結び付いている可能性があるため、小中で不読者は全体の約1割という低い数値になっています。さらにいうと、高校受験は内申点でいかに受験をラクにしておけるかも課題ですので高校生をやりたい人は学校から言われた課題はこなし内申点を少しでも稼ごうとします。とはいえ、成績の為にと心から小中学生が思っていたら少々ヤバイです。恐らく、親や先生による教育の結果だと思います。良いか悪いかは別としてです。

そして、高校生です。大学生になるには高校の内申点は重視されますが、高校から偏差値が40〜70後半と大きく差が開き人によりモチベーションの違いで取り組んでいることに差が出始める時期とも言えます。ですから、やりたい人はやり、やりたくない人はやらないが顕著になっている境目であるために小中高で数字に乖離が発生していると思います。

参考データ:全国学校図書館協議会

51Ce8eruhqL._SY297_BO1,204,203,200_シナリオが浮かばない、絵コンテが書けない…

この様に人によっては読書という習慣を身に付けていた人以外は基本は頭が空っぽの状態で作品作りに望んでいる可能性は高いと思います。だからこそ、今回は読めば読むだけ頭に入っていくインプット方法として読書を勧めています。浮かばない、書けない原因は「ネタ不足」ですよね。誰か一人だけではなく、クリエイターさんが書いた本などに共通する事として読書は入っていること、さらに言いますと、ネタが無くて困っている人に対してしているアドバイスは読書とも言っています。

クリエイターさんという中には当然、ジブリ作品で有名な宮崎駿さん、ガンダムを書いている富野由悠季さんも入っています。その共通することに読書はしっかり挙がってきていました。元も子もないかもしれませんが、インプットしてアウトプットするという当然の作業を、インプットは読書、アウトプットは作品作り、これのどちらかが欠けていて何も浮かばなくなります。そんなのは勿体無いですよね。時間ある限り作品を生み出していきたい、頭で悩むなら行動を変えて自主的にインプットする。ここはとても大切なポイントです。

※画像はAmazonさんからお借りしました。

shutterstock_288688688IQアップ

読書の目的はインプットとお伝えしましたが、もう一つ読書によって得られるIQアップということがあります。IQというのは、目の前に無いものでもy=ax2(二乗)+bの様な式を見て目の前にあるかの様に感じられる能力を総合的にIQと呼んでいます。目の前に感じることが出来るということは、この式を見た時でも頭の中で自由自在に操作することが出来るとも言えます。簡単に言いますと、頭の中で描いていることを如何にリアルな5感を持って感じられるかです。

一つ例を挙げます。例えば絵コンテを書こうとした場合、フォーマットに則り絵を書き、セリフを入れ演出コメントなどを載せていきます。元々、あり物を絵コンテにする場合、じゃない場合も同様に絵コンテ書きの頭の中に素案がある状態で書いていく筈です。このことを上記の話に置き換えると、頭の中にある物をリアルに感じられないということは絵に起こすことは不可能です。もしそこまでのレベルの場合は書き手の頭の体操から始める必要があります。さすがに、全くリアルに感じられないということは皆無だと思いますが、頭の中にあるリアルさが増すほど、絵コンテの質が高まり、その絵コンテを見て作られた作品はお客さんの心を掴んでいきます。ということが、前提にあるなら作品の質アップの為にも、IQアップに直結する読書は最適です。


shutterstock_93523195著書とリンクで宇宙を体感す


さらなる魅力として、読書は著者の宇宙とリンクすることになります。このことはオカルトめいた話ではありません。よく考えると普通のことです。何故なら人はそれぞれ自分が見たい様に世界を見ています、もしくは見せられています。例えば、アニメを見て子供がカッコいい、可愛いと感じるのはテレビがそう見せているからです。悪者を倒して困っている人を救うという行為を年端もいかない子が見て何かの感情を抱くのは、テレビそう見せているからです。ただ、同じ番組を見たとしても人により受け取り方は違います。カッコいいと感じる人もいたら、可愛いと感じる人もいます。

認識が違うということは、見ている世界が違います。世界が違うということは宇宙が違います。同じ空気を吸って、同じオフィスで働いていたとしても別の宇宙です。そう考えて頂くと、本というのは作者の宇宙を手軽に感じられるツールだと思いませんか。多いもので200ページ、少ないもので50ページ、文字数にして3万〜8万文字です。言葉の限りを尽くしても伝えたいことがあるから本に閉じ込めて販売されています。皆さまは作品作りの土台を作り上げる仕事が主体と思いますので、色々な人の宇宙に触れ自分だけの宇宙を生み出し、そこを作品に載せるという作業です。大きな宇宙を作り出すにはたくさんの本から学ぶという観点で見ても読書は最適です。

On Top Of A Mountain月に100冊の読書

さあ今日から読書だと意気込んでいてくださると嬉しいですが、そうした方は是非小説、漫画、写真集を除く本を月100冊課題にし読書をして欲しいです。私自身、起床して直ぐに読書をし、仕事にあたる日常を行っていますが、仕事に対するアイディア湧き出て止まらなくて困ってしまうくらい湧き出てきています。

アウトプットする機会が多い人ほど、インプットの機会はその10倍くらいは取って頂いた方が良いと思い今回の記事を書きました。皆さまがより良い作品を作るための一助になったのでしたら幸いです。

オススメの本や読書についての相談はコチラまで

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