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2016.01.16 言える会社は売上が上がる 言えないと上がらない?自分の会社の特徴を一言で言えますか?

記事を読んでいただき有り難うございます。ビ・ハイアの床井です。今回は、「会社のもつ個性」という話題について書きたいと思います。
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情報発信をしてみてわかったこと

弊社はこの「ラクジョブ新聞」を、およそ一月前から本格的に運用し始めました。最初の記事は求人サービス、営業代行サービスの実績をまとめて行くところからの更新スタートでした。次第に記事の幅も広がっていき、自社の採用の為の社員ブログ、会社で飼っている5匹の猫の話題、打合せで良く足を運ぶ飲食店紹介、朝の読書について…などなど、会社中で起こっているありとあらゆる事を記事として配信する事になりました。

そんな中で気がついた事があります。それは「会社の中で何かしらの特徴や個性があれば、それを外部に発信する事で価値のある情報に変わる」ということです。たとえば、7,8年前の会社の財政がもっともピンチだったときの事さえ、採用記事としてリフォームすれば立派に新卒の学生を惹きつける話題になります。

朝普通に続けている読書の習慣も(弊社は朝5時半から読書の時間が1つの研修の時間になっており、社員は全員月100冊以上の本を読んでいます。)、外部に発信すれば「知能指数の高いメディア企業」というブランディングに一役買ってくれたりします。何かしら目立った特徴さえあればそれは使い道のある立派なコンテンツになりうる、そんな事を実感しています。

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「これといった特徴がわからない」会社が非常に多い

自社メディアを運用しているうちに気づいた事がもう一つあります。それは、「外部から見たときに、どんな会社であるのかがわからない会社が非常に多い」ということです。たとえば、「基本的にはIT会社で、エンジニアリングサービスをやっています。でもゲームアプリも作っています。弊社のウリは優秀なプランナーがいるので、企画提案からゲーム開発できる事です。」こう聞いた

時に、それがどんな会社なのか興味が湧いてきますか?「最近よくある感じのありふれた会社だね」そう思うはずです。もちろん上記のようなセリフは事業の概要を真っ当に述べただけであり、営業の場における自己紹介としては模範的な回答だと思います。しかし聞き手にとっては特にこれといった印象を残しません。ただでさえディベロッパーは下請けが殆どなのであり、特色を出しにくいのですから、よほど意識的に外部からの印象をコントロールしないと「よくある感じの会社」という印象を拭えません。

そうなると、後は会社の規模や売上高、社員数、表に出ている実績など、表面的でわかりやすい尺度によって判断されてしまします。すると優秀な人材も優良な案件も、一部の有力な開発会社に一極集中するという構造が出来上がってしますのです。
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他と差別化していくことがマーケティング的にも重要な時代

こうした状況から抜け出すのはどうしたら良いのでしょうか。まずは自分の会社の魅力がどこにあるのか、より具体的に洗い出してみて欲しいと思います。

先ほど挙げた例で言えば、「IT会社で、エンジニアリングサービスとアプリ開発やっているんです。プランナーが強いですよ。代表は九州出身で、情に篤い男なんですよ。社員にも優しいし、とくみんなでフットサルいこう!と誘われますね・・・正直面倒くさいんですが。あと海外のエンジニアはあんまり使いたくない!と言っています。日本に来て3、4年も仕事してしまったら根無し草になって本国にも帰りにくくなるし可哀想だからって。クラウドソーシングも、何となく搾取してるみたいで嫌だ、と言っています。社長の美学なんですかね。なので私達は基本的に内製で、今いるメンバーの質を上げていこうっていう方針です。中小企業は運命共同体みたいなものなので、皆で仕の質を上げて行きたい!とモチベーションは高いです。だから仕事だったら丁寧にやらせてもらいますよ。」こんな風に会社の特徴を具体的に盛り込んで話してみてください。さっきと全く印象が違うでしょう。

実は今の時代におけるマーケティングは、こうした「徹底的な情報の開示」が鍵になっています。あらゆる情報がGoogleに集積されており、消費者も購買アクションの前にまずは検索をするようになっているので、「特色が良くわからないもの」「ありきたりな物」は選択肢から排除され、残るのは「自分の感性から見て良い物」「色々な角度から検証した結果良い物」だけになっているのです。

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個性は発見し育てて行く物

とはいえ中々個性という個性は見当たらない…そう思うかもしれません。しかしこの発想は順番が逆転しています。個性は自分から見出し、自覚的にそれを育てていくものなのです。

弊社ビ・ハイアも、読書をしたのはブランディングを意識した訳では無く、仕事の生産性を上げるとか、仕事だけじゃない教養を身につけよう!そんな代表の意向があったからです。読書をするというのも言ってみれば手段の1つであり、本質的には「社員皆で知的に成長しながら、かっこいいビジネスマン集団になろう!」というような会社のビジョンがあったのです。それを会社のアイデンティティに定め、こうして情報発信という形でより会社のイメージをより強固にしていることが弊社の1つの強みに結果としてなっているのだと思います。

きっと御社にも創業時の想いに紐付くような「何か」があるはずです。それを見つけたなら、是非それを外部に発信してみてください。そして会社の表層的ではない本物のブランドを作って欲しいと思います。やり方がわからない、自分の会社の魅力を発見することが難しい、そんな時は是非弊社にお問い合わせを。最先端のマーケティング・ノウハウで、御社のお役に立ちますよ

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