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2016.07.15 Tokyo VR Startupsのインキュベーションプログラム第二期の応募がスタート、VRベンチャーの現在の動向は?

tvs_logo記事を読んで頂きありがとうございます。今回の記事では、VRのインキュベーションプログラムとして国内最大の規模の、「Tokyo VR Startups」 についての記事を書きたいと思います。Tokyo VR Startupsは、株式会社gumiの100%子会社であり、ゲームジャーナリストの新清士さんを取締役に迎えた会社です。国内のVR業界でも、最初期からVRに着目しインキュベーションプログラムを展開していましたが、今回第二期の募集を開始したということで話題を呼んでいます。

https://tokyovrstartups.com/

プログラムの内容は、研究施設である「VRインキュベーションセンター」の提供やパートナー企業の紹介と言った事から、VRプロダクト・サービスの開発に1件あたり500〜1000万円の出資など、多岐にわたるサポートを半年間に及び受ける事ができます。VRを使った新奇的なアイデアと
開発力のある企業ならどこでも応募をすることができます。2016年の第一期からすでにプロジェクトは走りだしており、今回の募集は第二期になります。期間は2016年の7月1日〜29日となっています。

IcARusどんな企業が参加?第一期

注目の集まるこのプログラムですが、第一期はどのような企業が参加したのでしょうか。「Tokyo VR Startups」のホームページによれば、第一期の参加企業は「株式会社IcARus」、「株式会社 桜花一門」、「CANDLIFY VR Technologies株式会社」、「株式会社ハシラス」、「株式会社よむネコ」の全6社でした。

これらの企業はビジネスモデルも多種多様で、「ドローンのコックピットに乗った体験を味わいながら技術を使った打ち合いができる」(株式会社IcARus)、「VRを使った出張型の遊園地」(株式会社ハシラス)、「VRを使った新感覚の脱出ゲーム」(株式会社よむねこ)など、個性派のビジネスモデルが勢揃いしています。

企業のラインナップを改めて観てみると、コンセプトの面白さや、VRを使った新しいビジネスモデルに挑戦しようとしている企業ばかりが選出されている事に改めて気がつきます。インキュベーションプログラムなので当然といえば当然ではあるのですが、今プログラムの傾向と言って良いと思います。参加を検討している人は参考にしてみてください。

VRは中小企業の試行錯誤が鍵

弊社でも、インキュベーションプログラムとまではいきませんが、開発会社を呼んだ交流会を複数回開催した事があります。

イベントレポート

アニメゲーム漫画業界11月20日VR交流会イベントレポート 日本のVR元年はどうなる?

交流会を開いて、開発会社さんと話してみると、中小企業であっても、VRを応用して何か新しいことをしたい、という企業は思いのほか多いという事に気がつきます。しかしそれらの企業も、資金面や、健康問題や、マネタイズの問題など不確定な要素が多いせいで開発を先に進める事が中々できていないという現状があります。VRは現在ではビジネスとしてブレークしないのではないか、という声もありますが、潜在的には大きく市場規模を伸ばすポテンシャルを持っているのではないでしょうか。

pixta_17349211_M-850x679視野を広く持って、常に模索を続ける

今回のプログラムに応募するというのは、VR開発をおこなっていくためには一つの大きなきっかけになるはずです。もし応募をしないとしても、何か温めている企画があるのであれば、是非積極的にそれを情報発信して、パートナー企業を探すなどしてみてください。話の合う経営者に巡り会えれば、話がすぐに転がり出す可能性があります。

実際ビ・ハイアでもいくつもVRについてのビジネスマッチングをしてきましたが、その中には、具体的な仕事につながったケースもあります。何かあれば連絡をください。今の段階でどのくらいアイデアを練り、準備をしていけるかがVRビジネスの開花の鍵になるはずです。

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