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2016.04.30 アニメゲーム クリエイター向け アイディアを生む雑食インプット デザイナー三木健個展開催 物語性のあるデザインを体感しませんか?

三木健展「りんごデザイン研究所」

三木健さんの個展「りんごデザイン研究所」が2016年5月9日から6月2日までの間、リクルートホールディングスが運営しているクリエイションギャラリーG8で開催されます。

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(画像引用元:「りんごデザイン研究所」特設ページより)

(引用開始)

三木健
1955年神戸生まれ。1982年三木健デザイン事務所設立。話すようにデザインを進める「話すデザイン」と、モノやコトの根源を探る「聞くデザイン」で、物語性のあるデザインを展開。「気づきに気づく」をテーマに静かな表現の中にエモーショナルなコミュニケーションを潜ませる。主な仕事に世界グラフィックデザイン会議コングレスキット、日本アイ・ビー・エム ThinkPadプロモーション、ベルメゾン、大阪薬科大学、京急百貨店のシンボルマークなど。近年、学びをデザインするプロジェクトAPPLEを展開。その内容を紹介する書籍をスイスのLars Müller Publishersより出版。2015年gggにて「APPLE+ 学び方のデザイン「りんご」と日常の仕事|三木健展」を開催。主な受賞にJAGDA新人賞、日本タイポグラフィ年鑑グランプリ、東京TDC銅賞、世界ポスタートリエンナーレトヤマ銀賞、N.Y.ADC優秀賞など。大阪芸術大学教授。

(引用終わり 引用元:「りんごデザイン研究所」特設ページより)

1997年に急逝したグラフィックデザナー亀倉雄策の業績をたたえ設立された亀倉雄策賞。今回の個展は、その第18回目の受賞作品「APPLE+」という三木さんの過去開催した個展の告知ポスターが選ばれたことを記念して開催されます。内容についての詳しい告知はまだですが、受賞作品の「APPLE+」自体に行けなかった方々はチャンスではないかと思います。デザイナーの方でしたら三木健さんの名前をご存知のお方が多いかと思いますが、アニメゲームマンガだけが好きだという方に知ってもらいたいと思い記事にさせていただきました。入場無料です。クリエイションギャラリーG8は多くのギャラリーがひしめく銀座にあります。アニメゲームマンガの聖地の秋葉原で遊んでいたとしても、そこから165円で銀座に行けますので、もし興味がある方はもう少し先になりますが、足を運んでみては如何でしょうか。

2016-04-20 14.24.26インプットの方法 雑食が有効 (画像引用元:Amazon

知の巨人と評されるお茶の水女子大学名誉教授の外山滋比古さんの著作に『乱読のセレンディピティ』というものがあります。セレンディピティはWeblio英和辞典によると、「思わぬものを偶然に発見する才能」とあり、外山さんの『乱読のセレンディピティ』には、「その獲得にはあらゆる書物を舐めるように読む必要がある」ということが書かれています。さて、アニメゲームマンガクリエイターの多くの方々は、誰もが予想だにしなかった発想や面白いアイディアを次々と生み出す必要がありますし、そうした能力を獲得したいと思っているはずです。外山さんの主張に沿うなら、そのようなアイディアには雑食ともいうべき幅広いインプットが必要です。普段絶対に自分が行かないであろう場所や、自分らしくない行動をとることによって、どんどん認識の幅が広がります。点と点を線で結ぶと言われますが、まずその点が無いことには、線を結びようがないのです。ということは、自分の興味のある分野だけ突き進むのではなく、自分が今まで思いもつかなかった、考えもしなかった分野に対して積極的に興味関心を向けることが必要なのです。

gahag-0066064626-1本や映画、雑誌もいいけれど

インプットをしろ!というと「勉強」のイメージを強く想像してしまいますが、人間は常に何かしらのインプットをし、脳内で処理をしています。勉強のイメージが強い方はたくさん本を読め!と言われている気分になってしまうかと思いますが、雑食的インプットを目指すのであれば本以外の選択肢を考えなければなりません。それこそアニメゲームマンガでもいいですし、映画や雑誌でもいいわけですが、もしデザインや何かを創造する職業を目指されている方は、「臨場感体験」としてのインプットをストックしていくべきです。そこでオススメなのが、このような銀座などで行われるようなデザイナーの個展や展覧会です。アート関係のイベントの場合、作品だけでなく作品の展示方法にもアーティストの思想哲学が盛り込まれているので、その場所でどのような感覚を体験したのかということまで含めてしっかりとインプットをしていけば、点と点を結びつける力をつける良いトレーニングになるのではないでしょうか。もちろんトレーニングとしてだけで銀座へ足を運ぶのはもったいないので、5感を使って楽しむということもお忘れなく!

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