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2016.01.15 営業で「なんでもできます」はダメ「○○をやっている会社です」と言えると受注率も営業利益もアップする理由

Print何でもできますって結局何ができるの?

よく社長さんから「ウチって○○やってる会社です、ってなかなか言えないんですよね。」という話をよく聞きます。特にベンチャー企業やIT系の会社で多いです。しかしそういう話を聞く度に実はめちゃくちゃカルチャーショックを受けています。

ビ・ハイア株式会社は、業界発展のためにアニメゲーム漫画業界に専門特化した求人サイトラクジョブを運営しています、とはっきり言えます。価格もしっかり決まっているので、ぼったくることも割引することもありません。同じパッケージはどんなお客さんにも同じ値段で売っています。本当によく値引きしてくださいと言われますが、弊社では一切勉強させていただくことはありませんのでご注意ください。

では、なぜビ・ハイアはそこまでかっちりサービス内容を決めているのか。それはランチェスター戦略に基づいた経営が徹底されているからです。ランチェスター戦略という言葉はご存知でしょうか。社長さんに色々話を聞いていると5割くらいの方は知っているようです。が、ランチェスター戦略はぜひとも日本中の会社の社長さんに知っておいてほしい、そして活用してほしい経営戦略です。

Frederick Lanchester生きるか死ぬかの戦争戦略だから経営でも実践的に活用できる

元々ランチェスター戦略は、第1次世界大戦の際にイギリス人のフレデリック・ウィリアム・ランチェスターさんによって考案された戦争戦略でした。それが形を変え、日本に経営戦略として持ち込まれたのが、現在日本でランチェスター戦略と言われています。ランチェスター戦略は弱者の戦略と呼ばれていて、中小企業、シェアNo.1以外の企業が用いるべき経営戦略です。日本企業の99.7%は中小企業と言われています。

では、具体的にランチェスター戦略とはどういうものなのかというと、わかりやすく言えば、「自社のNo.1を作り出す戦略」です。では、なぜNo.1を目指す必要があるのか。それはNo.1出なければ選ばれないからです。

例えばレストランで食事するときどんなメニューを頼みますか。1番食べたいご飯、1番食べたいお肉、1番食べたいパスタ、1番食べたい飲み物、一緒にいる人に1番食べてほしいメニューを注文するのではないでしょうか。色々なものを注文しているつもりでも、人は知らず知らずのうちにその時々の1番を頼んでしまっています。つまり逆に言うと1番になれないものは永久に選ばれることがなくなってしまうということです。これは食事の注文でさえそうなのですから、会社と社員の命運がかかる案件の発注先は細心の注意を払って慎重にNo.1の企業だけが吟味されています。

rakujobアニメゲーム漫画業界の求人サイトというNo.1

しかし、このNo.1は何も業界でNo.1のシェアを獲得しないと選ばれることがないというわけではありません。No.1は自分で作ることができます。それがビ・ハイアの場合はアニメゲーム漫画業界専門の求人サイトという戦略です。アニメゲーム漫画業界の会社以外からの求人広告掲載はお断りしていますし、求人広告以外の人材サービス(人材紹介、派遣など)も一切行っていません。経営戦略的に戦力を一点に絞ることでNo.1であり続けています。少なくともアニメゲーム漫画業界専門の求人サイトが他にあるという話を私は聞いたことがありません。アニメゲーム漫画業界の求人サイトという点でラクジョブはNo.1です。

この時に大切なポイントは、できるかできないかで選ぶのではなく、やるかやらないかで選ぶということです。別にビ・ハイアはアニメゲーム漫画業界以外から仕事が取れないわけではないですし、求人サイト以外の人材サービスができないわけでもありません。しかし、ランチェスター戦略という経営戦略の観点からやらないことを選んでいます。営業で「何でもできます。何でもやれます。できなくてもできるようにします。」と言って無理やり案件を引っ張ってくる社長さんも多いと聞きますが、戦力集中の観点から言うとNGです。

512Y3R2E4TL営業も採用も経営も戦略が全て。まずはランチェスター

そして、No.1がないことは営業面だけでなく、採用面でも不利になってしまいます。弊社で求人のお手伝いをさせていただいているアニメゲーム漫画業界の会社に求人広告作成のために話を聞きに行くと、「ウチは○○をやっている会社です。○○という点でNo.1です」と言っていただける会社はほとんどありません。

No.1がない会社は営業、採用、両方の面で不利です。なぜならNo.1でないと選ばれないからです。もしNo.1がないままに採用できたとしても、その会社は本当の意味で選ばれていません。選ばれていないがゆえに簡単な理由で辞めてしまいます。逆説的ですが、離職率が低い会社は採用率も高いです。採用率が低い会社は苦労して採用した人をすぐに手放すことになってしまいます。

No.1の作り方に関しては、ランチェスター戦略の本を何冊でも何回でも読んで考えて決定してください。経営は経営者がすることです。ちなみにビ・ハイアでは、役員やもちろんのこと、社員全員ランチェスター戦略の本を読みます。必読です。中小企業の社長さんでランチェスター戦略を知らない人は必ず読んでください。ランチェスター戦略を知っている社長が増えれば増えるほど、日本企業の倒産率も低くなると思っていますので、ぜひよろしくお願いします。

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