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2016.03.30 アニメ ゲーム 漫画 求人 自社採用情報に掲載する給与の正しい書き方

抑えるべき基本

記事を読んでいただきありがとうございます。これまで数多くの求人情報を提供し続けてきましたが、そのときに掲載している会社の求人情報も同時にチェックしています。また掲載までしなくても求人情報のページについてのアドバイスを求められることもありますので、いろんなサイトを見てきました。その中でどうすればもっと掲載する内容が良くなって、求職者の求める求人情報が提供されるのかについてお伝えしていきたいと思います。

求人情報ページにおいて何を伝えるかというときに、最も基本的なことをまずお伝えしましょう。それは二つあります。まず一つ目として求職者の目線でページを作るということです。これはどういうことかというと、求職者がそのページを読んで実際に自分が働くイメージが出来るかということです。よくある仕事内容の掲載されているNG例が、ゲーム会社のプログラマーを事例にすると、スマートフォン向けゲームの開発という一文しか書いていない。中途向けの文章でこれだけ書いて終わりです。これでその会社で働いているところ、仕事をしているところを想像できるでしょうか。できるわけがありません。実際に経験者であればそんなこといわれなくてもコンシューマーゲームの開発をしているか、スマートフォン向けゲーム開発をしているかなんてホームページを見ればある程度わかりますし、プログラマーとして応募するのだからその開発をすることなんて当たり前です。どのようなスキルを求められていて、どのような技術を持った人が来るとどうなるのか、そんな人がいきなりコアな部分を任されたりするのか、それとも最初はフォローから入るのか、そもそもサーバーサイドの開発なのかインフラの設計構築、クライアントサイドの開発なのかとツッコミどころがいくらでも出てきます。そんな一文で説明を終えてしまうというのは、積極的に求職者に情報発信を行っていい人材を獲得しようという努力を怠っている証拠です。いい人を採用したいのであれば、いい人が応募し入社したくなるように掲載内容を考えて提供しましょう。

続いて二つ目についてですが、これは情報の発信量を継続的に増やすということです。さきほどの一つ目でも触れていますが情報量を多くするのはイメージをわきやすくするためでありそれは当然のことです。そして一番面倒ですが一番重要なのが、継続的な配信です。継続的に情報を配信していかない限り、いつまでたっても古い情報が掲載されてままになってしまい、いったいいつの募集情報なんだと思われてしまいます。実際に自分で応募しようと思った会社の求人情報が全然更新されていなかったら、応募しようという気持ちを押しとどめることになりかねません。常に最新の情報を適宜公開しながら求職者に情報を読み続けてもらうことは会社のファンを作ることにもなりますし、そういった情報発信を継続することは会社のコンテンツを増やしていくことになります、そうなると結局のところSEO対策にも効果があり、仕事を発注しようという会社の目にもとまりやすくなります。求人だけではなく営業面でも役に立つ可能性が上がるのです。だからこそ継続的に大量の情報を配信することが一番理想的な形と言えるでしょう。

一番注目する給与

求人情報を見るときに欠かせないのは給与の情報です。多くの会社でやってしまっているNGワードとして「応相談」「スキル見合い」などがあります。これは本当にだめです。掲載する意味自体がありません、これを読んでみて実際に自分が転職しようと思ったときにいったい給料はいくらになるんだと思うのが当然でしょう。スキル見合いだからといってスキルと給与の関係性は会社においてばらばらです。もちろんある程度の相場観というものはありますが、それでも実際にいくらになるのかは気になるところです。それがスキル見合い、応相談というよくわからない言葉で片付けられてしまっていたら応募する気も失せるというもの。掲載している人というかその内容を書いた人も、自分が転職しようというときにそんな情報だけを与えられて転職する気になるのでしょうか。求職者サイドにたった書き方に今すぐ変更しましょう。

ではどういった書き方にするのが良いかというと、月給20万円以上とか具体的な数字を入れるのが大前提です。とはいえ、経験10年の人も経験1年の人も月給20万円以上と書いてあったら結局いくらになるのかわかりません。前職考慮という記載があっても、あくまで考慮してくれるだけなので同じ金額を保証してくれるわけでもないですし、結局わからないままです。数字を使ったとしてもこれでは意味がないですし、むしろ変に混乱させてしまいかねません。

ではどうするのかというと、いちいち経験年数に応じて給与を書いているときりがありませんし、経験年数が一緒でもスキルや担当している業務内容によって給与も変わってきます。ですので給与に関しては最低限の部分を明記しつつ、モデル年収という形で実際に該当する人がいなくてもかまいませんので、経験5年、28歳、年収420万円という風に記載します。このモデル年収をいくつか書いておくと親切でしょう。実際に該当する人がいなくてもいいとは書きましたが、現実とかけ離れていればそれは求職者も入社後に離れるか、内定出しても辞退されてしまいますので嘘はいけません。そこを考慮に入れてしっかりと具体的な数字を組み入れて掲載するようにしましょう。

Leader congratulate to his worker and give him recognition for successいい人材を採用するために

基本的な話をさせていただきましたが、これをやれていない会社はかなりの数があります。時間をかけずに作ったんだなと透けて見えるページも本当に多いです。会社のホームページは今やチェック対象として当然含まれていますし、そしてなにより掲載情報の内容によっては仕事の発注にも影響してくるぐらい重要な内容です。いろんなことをインターネットで検索できてしまう世の中になった以上、自社ホームページを更新しなかったり、手抜きで適当に作ったりしていてはうかつにもほどがあります。どんな人もまともに転職しようと思ったらその会社のホームページは必ずチェックします。そのときに期待外れなページで求職者を迎えてしまっては元も子もないのです。見にきてくれてありがとう、ゆっくりしていってくださいと言えるぐらい、おもてなしができるページを用意しておかないと今後どんどん厳しくなっていくでしょう。

基本的なことを一つ一つ積み重ねていくことは、いい人材を採用するための近道ですし、それ以外に方法はありません。もちろんインターネットが爆発的に普及したように新しいテクノロジーが生まれたときには一気に変わってしまうと思いますが、そのときが来るまではインターネット上のページに掲載する内容がしっかりしていないというのは、まともに仕事をする気がないといわれても仕方がありません。いい人材を採用し、いい作品を生み出していくためにも、自社のホームページはしっかり作り込んでおきましょう。それが将来にわたって会社を支える屋台骨になると言っても過言ではありません。良い人材との出会いをお祈りしています。

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