アニメゲーム漫画IT業界は不健康?
各企業様、就職活動の準備が大詰めを迎えていることでしょう。人手不足の業界は基本的に不健康でブラックなイメージを持たれる傾向にあります。特にSNSや「みんなの就職活動日記」などのコミュニティサイトの流行がそれを加速させているのではないでしょうか。IT業界に勤めている人たちが、Twitterなど個人的なコミュニケーションツールなどで自分の努め先が如何にブラックであるかということをツイートすれば、リツイート機能やいいね機能などによってつぶやきが評価されます。もしそれが多くの人の関心を引き、多くのRT数を稼いでしまった場合どうなってしまうでしょうか。「社会的証明」という心理現象によって、その場で行動している人が多ければ多いほど人間は正しいと思い、「長いものには巻かれろ」と行動してしまいがちです。SNSのRTやいいね数の数も、そうした社会的証明を生み出しやすいのではないでしょうか。そのことが、より一層ブラック企業のニュースに対して働くことで、一度注目された業界に対するネガティブなニュースが、瞬く間にネット上の認識になってしまいます。
IT業界は長時間労働はあたりまえ、残業代なしのブラック企業が多いというイメージが覆っていますが、そんなこと無い!と思われている経営者の方もいらっしゃるかと思います。「うちはめちゃくちゃいい運営体制なのに、一部の企業のせいでイメージダウンだ!」と思われていることでしょう。そういう方こそ、御社の健康に対するこだわりを情報発信して欲しいのです。
テックファーム株式会社の健康経営
マイナビニュースの連載企画「『健康職場』のお手本」の最新トピックで、テックファーム株式会社というモバイル・ソリューション開発を扱っているIT企業が取り上げられていました。
エンジニアがやめない会社の働き方とは? – テックファーム(前編)
https://news.mynavi.jp/series/kenko_shokuba/013/
「エンジニアがやめない働き方」というIT企業経営者の方々でしたらどなたでも知りたい情報だと思います。単純に考えてみると、「人がやめない企業」ってどういう企業でしょうか。残業が少ない、人間関係が良好、事務所も綺麗でクリエイティブな発想が次々でてくるような職場環境……など、いろいろ想像することができると思います。テックファーム株式会社は、まさにそうした「簡単に想像できる良い企業のポイント」をこの記事を見る限りでは全ておさえていると言ってよいでしょう。健康に配慮できるのは経営や仕事にある程度余裕があることが必要ですが、なぜ余裕なのかを考える上でも非常に役立つ記事だと思います。まとめると、
・「サービスの付加価値を向上させる」ということにフォーカスを当てることで、健康的な職場が作られた。
・社員一人ひとりが仕事へのこだわりをもち、一人ひとりの生産性を上げることに対して真剣に取り組んでいるということ
・残業をしても良いアウトプットは出ないということ
・社員同士の会話が生まれるようなオフィスのデザインをして、コミュニケーションを活性化させるということ
・女性視点が付加価値を高めるので、女性に配慮した職場づくりを勧めたこと
というようになるでしょう。売上や数値目標だけを見えているだけでは、こうした取り組みを行うことに気付くことすらできません。しかし「付加価値を高める」ということはどういうことなのかということを考えだすと、生産性をあげるために社員の健康を考えざるを得なくなります。
ビ・ハイアの健康経営
ラクジョブを運営するビ・ハイア株式会社も、今年の2月下旬ごろより大幅な労働時間の改定がありました。詳しくは弊社代表清水の読書コンテンツ一月万冊を御覧ください。
https://readman.jp/bookreview/6872/
ビ・ハイアでは睡眠時間をしっかり取ることを徹底しようと呼び掛けあっています。私もビ・ハイアにある健康本や睡眠本を何冊か読んでいますが、やはり6時間睡眠は必要ということを主張する書籍は多いです。睡眠不足はデメリットしかありません。
(参考)
仕事に必要な頭の処理が鈍り、発想力も減ってしまいます。しっかり眠らなければいい働き方はできないのですが、そうとわかっていて長時間労働を強いる必要はどこにあるのでしょうか。
健康に対するこだわりも情報発信する
弊社では主に新卒採用コンテンツにて健康に関する情報を発信しています。人気の高いコンテンツになりますので、是非参考にしてください。
ちなみに、私はビ・ハイアの新卒採用コンテンツを見て応募したのですが、今のところ思ってたのと違うな~と思うところは少ないですし、あったとしても個人的な感覚の話であって、睡眠不足は敵だ!とか情報発信しておきながら実は寝かせない!などという目には合っておらず、むしろ「睡眠不足だな!?仮眠するのだ!」と言われるほどです。少人数だからこそ一人ひとりの生産性をどのようにあげるかということに気を使う必要があります。そういう現場です。そのことをしっかりと伝えることは、「IT業界はすべての企業がブラックじゃない!」ということを認識として持ってくれるかくれないかという大きな差になります。発信しないのであれば、「ITはおしなべてブラック」という認識が広まることは確実です。
日本全国津々浦々、どの業界にもブラック企業は存在しますが、ブラック企業情報に敏感な大学生たちはその情報に対して強烈に反応してしまいます。彼らはブラック企業恐怖症のようなところがあります。そのため、自社サイトの採用情報や企業ブログなどのコンテンツを充実させる必要があるのです。TwitterやFacebookなどでも構いませんが、おすすめはWordPressです。業界のイメージアップや採用のミスマッチを減らすには、それらのブログサービスで「自社の状況」を素直に伝えることが重要です。健康に関する情報は偽装してもすぐにバレます。社員の様子などを見れば寝不足かそうでないか、医者じゃなくても分かります。社内環境を改善するきっかけにもなりますし、健康に関する情報をしっかりと発信することは、業界へのイメージアップというだけでなく、ミスマッチのない採用という観点からみてもおすすめなのです。是非実践してみてください。
長年アニメゲーム漫画業界で求人情報を発信してきたビ・ハイアでは、御社のブログコンテンツ作成をお手伝いするサービス、ZMC(ジーモック)を運営中です。情報発信は大切だ!だけど忙しくてやってる暇が無い!という企業様におすすめです。