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2016.06.07 ゲーム VR 主要なVRのハードウェアとプラットフォームについてまとめて見た 

VRはプラットフォームが重要になる

今回の記事のテーマはVRについてです。VRの中でも、今回はVRのプラットフォームについて書きたいと思います。映像の美しさや、体験の鮮烈さにフォーカスしがちなVRではありますが、今回の記事では、敢えてVRの主要なハードウェア、プラットフォームについて特集します。現在のスマホゲームと同様に、バラエティの豊かなコンテンツが揃えば揃うほどに価値が高まっていくのがプラットフォームです。

VRはまだ、表現できることにも未知数が大きい分、これからプラットフォームごとの属性の違い、コンテンツの違いが際立ってきた時に、ますますビジネスは加速しいくでしょう。これをお読み下さって居る方はゲームや映像制作の開発担当の方だと思います。これからコンテンツを作って行く上で、どんなプラットフォームがあり、どんなコンテンツを作っていけばいいのか、この記事によって予習をしてもらえればと思います。

Gモバイルを見越したgoogle

VRのプラットフォームの中でも、Googleの「daydream」は一歩先んじた存在です。「DayDream」はモバイルVRで展開していくものですが、スマホさえあれば簡易的にVRを楽しめて、なおかつコンテンツは高クオリティな映像にも対応可能になっています。daydreamはオキュラスやPSVRなど、他のVRに比べて、より多くの人に届く可能性を秘めています。こうした発想は、さすがGoogle、という感じがしますね。CBdaydreamのゲームプラットフォームは、同名の「daydream」です。daydreamでは、Googleの既存サービスであるYouTubeやstreetviewをシームレスに楽しむことができます。

DayDreamにはシンプルなスティック状のコントローラが同梱しており、コントローラを使ってゲームの幅を広げて行く事ができます。デモ映像には、バイクのレースゲームや、釣りのゲームが見受けられます。スマホの手軽さを活かした、直感的に分かりやすいゲームが展開されていくのではないでしょうか。

またGoogleは、よりライトなユーザーに向けて、「Google cardboard」も発表しています。これは段ボール製の極めてシンプルな装備ではありますが、スマホでVRを楽しむ事ができます

GEARVR映像クオリティは最高レベルのオキュラス

続いてfacebook社のオキュラスはどうでしょうか、オキュラスは現行の主要なヘッドセットの中でも、映像の質の高さには特に定評があります。

オキュラスのプラットフォームは、「Oculus Home」 という名前です。現在オキュラスホームには、「xbox one」のコンテンツが載せられるということが報道されています。オキュラスホームはプラットフォーム自体がVR空間の中に広がっています。

参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=1N6Lf9st2dQ

このプラットフォームにも、専用のコントローラが存在します。Oculus Touchというコントローラですが、このコントローラは両手にスティックやABキー、トリガーも付属しており、高度な操作ができるようになっています。左右のコントローラはワイヤレスになっており、小型で小回りがききます。オキュラスの性能を活かした、VRの真骨頂といえるような美麗な映像や刺激的な表現を期待することができそうです。

PSVRPlayStationVR

まずは、PlayStationVRから紹介していきます。PlayStationVRの強みは、何と言ってもPS4に特化されたシステムであるということにあります。既に「ファイナルファンタジー」シリーズや、「真三国無双」シリーズなど、おなじみのタイトルがあるので、ゲームファンにとっては最も取りつきやすいのがPSVRです。

とはいえ、PCには今のところ全く対応していないので、オキュラスリフトなど他の機種に比べて応用範囲が狭いという弱点があります。しかしハイエンドなゲームを楽しみたいユーザーにとっては、オキュラスやHTC viveに比べて安価(44980円)であるというのもあり、コンシューマゲームを楽しんで行く上では、やはり一番欠かせない存在になるでしょう。

 

VIBEHTC Vive

HTCviveは台湾のメーカーによって開発されたVRヘッドギアですが、アメリカのValve社との共同開発であり、プラットフォームはSTEAMを受け継いでいます。今後steamのコンテンツを遊ぶ時にはHTCVIVEが主流になっていきます。

HTCVibvの特長は、base stationという外部装置を2つ設置することによって、自分の進退の動きと、映像の中における動きを同期させることができる、という点です。前の2者とは違い、身体の動きを取り入れた表現ができるのが、HTCViveの面白さです。

参考映像:https://www.youtube.com/watch?v=ccp_dM-dZWA

結局定着するのは何か

以上、主要なVRのゲームプラットフォームについてお話ししました。VRは表現の幅が広いので、機種、プラットフォームによって、今まで以上に違いが生じてきます。

しかし、上に上げた中では、モバイルVRで勝負するdaydreamと「Google cardboard」が普及する可能性が最も高いと言われています。アメリカの「SUPER DATA」社によれば、ライトなスマホ向けのVRから普及し、最も多くのユーザーを獲得していくだろうと見立てがあります。
参考記事:https://www.vrapps.jp/2016/03/11/superdata/
現行ではハイエンドなVRギアはいずれも価格が高く、なかなか手が出ないでしょう。そういった意味でも、いち早くスマホ向けに特化したGoogleの動向をこそ見ていきたいところです。今後もラクジョブ新聞は主要なVRプラットフォームの動向について見守って行きたいと思います。

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