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2016.01.23 漫画家/漫画編集者なのに正社員で求人!?ゲームアプリのコミカライズで漫画業界の働き方を変える可能性を秘めた会社です。

shutterstock_323090483漫画家として働くとはどういうことかわかっていますか?

◎株式会社フーモア
漫画家/漫画編集者募集(正社員採用)
https://raku-job.jp/index.php?op=offer_detail&id=5646d9b35525c4307

ビ・ハイア株式会社は、アニメゲーム漫画業界のクリエイター求人サイトラクジョブを運営しています。アニメゲーム漫画業界だと、世間的なイメージでは、アニメ業界が一番過酷な労働環境だと思われがちでしょう。しかし、漫画業界も条件面では、同じくらい厳しいものがあります。

71pVu40WyPL._SL1200_「ブラックジャックによろしく」「海猿」の佐藤秀峰が語る漫画家のリアル

日本アニメーター・演出協会(JAniCA)によるアニメーターの労働実態調査(2009年)では、20代アニメーターの平均年収は110万円、アニメ業界の平均給与は約333万円です。漫画業界は正確なデータはないですが、「漫画貧乏」という本によると、佐藤秀峰さんが「新ブラックジャックによろしく」を描いていた時には、スタッフ5名に対して人件費1700万円を支払っていたということなので一人当たり340万円。しかし、人気漫画のアシスタントとして働ける人も少ないでしょう。実際、佐藤さんも最も安い時で時給180円で働いていたということです。この漫画貧乏という本には、貧乏という言葉の通り、お金にまつわる話が多く書かれています。

例えば、「念願かなって雑誌連載ができたとしても、原稿料だけでは赤字になってしまい、1日20時間描けども、働けども貯金が減っていった」「契約書の存在しない口約束の世界だった」「原稿料の引き上げをお願いしたら交渉の余地もなく一喝された」「印税があっても赤字」「日本人の平均年収と同じだけ稼ぐには、毎年1冊以上単行本を発刊し、かつ、年間累計発行部数が16万部を超える必要がある」「漫画家は志望者が100人いるとしたら、プロになれるのはそのうち1%。プロになれてもコンビニバイトと同程度。週刊連載できるのはさらにそのうちの1%」など、様々な体験と見解が書かれています。

プロの漫画家として仕事したことのない人には驚きでしょうし、プロとして働いたことのある人、連載経験のある人にとっては悲しいながらも認めざるを得ない話ではないかと思います。

MANGAonWeb漫画家なのにWEBサービス…普通はそこまでできませんよね

佐藤さんはその後、出版社を変えて小学館と執筆契約、出版契約を結んだり、自分でオンラインコミックのwebサイト「漫画onWeb」を立ち上げたりして、今の漫画家がまともな暮らしをできるように、漫画業界が健全になるように活動しています。

しかし、漫画家の方、あるいは漫画家を目指している方でここまでやりたいと最初から思っている人はいないでしょう。漫画を描いてそれが世の中に発信されてそれで生活ができる以上のことを求めている人は少ないと思います。実際にプロとして仕事してみたら思っていたのと全然違い、業界を去ってしまう人も少なくないはずです。

実際、ラクジョブでも連載経験を持っている漫画家がゲームのイラストレーターの求人に応募するようなケースもあります。30代くらいなら別の可能性もあるかもしれませんが、40代、50代になるとこれまでの漫画家としても経験を何とか活かして仕事にありつくしかありません。そのためにラクジョブを利用している人もいます。

20150717012327成長兆しの電子コミック、業界全体を引っ張り上げています

ただ、今は漫画業界も少しずつではありますが変わりつつあります。漫画貧乏が発刊されたのは2012年の話です。インプレス社が出している「電子書籍ビジネス調査報告書2015」によると、電子コミックの市場規模は1000億円規模と試算されています。右肩下がりだった漫画業界の市場規模も電子コミックの市場規模拡大によって2013年、2014年と好調が続いています。

漫画業界、特に電子コミックにはまだまだ可能性があります。「コミックシーモア」「めちゃコミック」「comico」「マンガボックス」や各出版社のリリースする公式アプリなど様々なプラットフォームが市場の拡大を見越して展開に力を入れています。

mangaゲームアプリ×漫画で新機軸、新事業

その中で特に注目の会社が株式会社フーモアです。フーモアでは、ゲームアプリのコミカライズを行っています。ゲームアプリは市場として伸びています。今ゲーム会社は様々な方法でこの勢いをさらに加速させようとしています。その一つがゲームのコミカライズという手法です。

パズドラやモンストを知っている人ならわかると思いますが、ゲームアプリはストーリー性やキャラクター性を深く表現することが苦手です。短時間でのプレイで楽しめることが肝なので、ゲーム性が前面に押し出されます。そのストーリー性、キャラクター性を補完しつつ、広告としての新規集客や既存ユーザーへのファンコンテンツとして漫画は非常に相性がいいです。

すでに効果も出ており、実績を認められ事業展開のために2億円の資金出資に協力してくれる会社が現れるくらい期待値の高い事業です。

manga_recruit正社員として漫画家/漫画編集者として働きませんか?

現在こちらの新規事業に携わる漫画家と漫画編集者を正社員で募集しています。漫画家なのに正社員で働ける環境は本当に珍しいです。今現在は3名の漫画家が正社員として働いており、30代で月30万円以上もらっている人もいます。

ただし、ゲームのコミカライズなので、企画や方向性などは完全なオリジナルに比べ自由度が低くなります。漫画家として身一つで一生を賭けるという方には、向かないかもしれません。しかし、家庭の事情や人生設計から別の道を考えている人にはまたとないチャンスです。

編集にしても、業務委託やフリーランス、契約社員として働いている方も多いと思います。そうでありたい理由がある方であれば全く問題ありませんが、正社員で働きたいならぜひ検討してください。

フーモアの条件がいいのも、フーモアが漫画業界の新しいあり方に挑戦し、一定の成功を収めているからです。漫画業界の今後を考える上でも、このような成功例が増え、業界がさらに活性化していけばと思っています。ぜひフーモアの求人情報を一度ご覧になってみてください。

◎株式会社フーモア
漫画家/漫画編集者募集(正社員採用)
https://raku-job.jp/index.php?op=offer_detail&id=5646d9b35525c4307

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