ここでは、ラクジョブメルマガで会員の皆さんにお届けしている就職・転職に関するコラム(と、全く無関係に撮られた弊社の猫の写真)をお送りします! ちなみに本日の猫は「三兄弟の猫」です。本編とは関係ありません。
今日のテーマは「今の時期の転職判断は吉?それとも凶?」です。
アフターコロナの働き方などが話題になり、まだ状況も落ち着きませんが、不安が高まってか、転職のニーズも多くなってきているようです。しかし実際は求人数も全国的に減っていたり、会社側が不安定だったり…本当に転職をするのが正しいのか?と思われるようなデータもあります。
今の時期、転職をすぐに決断するのは吉と凶、どちらに出るのでしょうか?
厚生労働省の平成30年雇用動向調査によると、平成30年の転職希望理由は男性で「契約期間の満了」や「その他」を除いて「収入が少なかった」が多く、女性は同じく同上2つを除くと「労働条件が悪かった」が多いものでした。生活の質向上を希望して転職活動を行う方が多数派、ということになります。
しかしこれは平成30年。国内総生産(GDP)が前年比0.8%増だった時期です。今回コロナの影響でGDPは年率換算マイナス3.4%という大幅な低下が見込まれており、収入増や労働条件の改善を望んでの転職活動は不利に働く可能性があります。
今は、どの会社でもそれなりに緊縮策を取ろうとしているため、転職後の収入条件は面接できちんと話し合い、交渉をするべきでしょう。しかし、それ以外の部分(人間関係やあまりに劣悪な環境など)が気になっての転職の場合は、ストレスで精神をすり減らす前に動きましょう。
転職に於いて現在期待できるところと、まだ期待をしないでおくところをきちんと決めておくのが転職活動で疲れないためのポイントです。
次回は「いくらもらうべき?自分の適正年収」について!