アニメ業界に転職したい

アニメ制作会社は大小合わせて日本に700社以上ありますが、そのほとんどが東京に集中しています。 毎年、アニメ会社に就職を希望する人材は非常に多い割に、就職情報、転職情報がほとんど求人広告媒体に公開されることがありません。 アニメ制作会社の採用ホームページや近隣の専門学校の転職・求人情報の掲示板に掲載される場合がほとんどです。 これでは、東京都内にいる人はともかく、地方にいる人々にはアニメ業界の転職・求人情報が効率的に伝わりません。 転職・求人情報が地域限定になっている状況を打破するため、 ビ・ハイアは、日本に存在するほぼすべてのアニメ会社の転職・求人情報をラクジョブ検索ロボットが自動的に取得しそれらを一括で検索できるサイト、ラクジョブを作りました。


アニメ業界は転職・求人情報が一般的に公開されることが少なく、いつも人手不足で困っています。 人手不足でいつも忙しい、制作に追われる、それ故に、人を探す暇がない。そうした悪循環が長年続いています。

逆説的ですが、アニメ業界に就職・転職を考えている人にはチャンスといえます。 なぜならば、新卒であっても、最低限の技術さえあれば、あとは情熱次第で業界への門戸が開かれているからです。 さらに、経験者であればより良い条件の職場に転職することも可能です。 転職・求人情報が外部に公開されないと、業界自体に新しい人材の流入が阻害され、業界全体に閉塞感がうまれてしまいます。


ラクジョブではその閉鎖的な転職・求人情報を一般的に広く公開することで新しい人材を取り入れ、業界全体の活性化を促します。今以上に良質なアニメ作品が生まれるお手伝いの一つとしてラクジョブがあります。


参考 テレビアニメができるまで

実際の作業によってはある程度違う場合もありますが、アニメの制作過程を大まかに記します。

アニメのお仕事その1  脚本づくり

脚本完成までの過程は大きく三つに分けられます。最初にシリーズ構成があり(2〜3カ月単位の大まかな話の流れを決めます)、その次にプロットを作成します。これはシリーズ構成をもとに、より詳しいあらすじを作成することです。そしてその次に脚本となります。一話一話、脚本を作成し作品として完成されていきます。

アニメのお仕事その2  絵コンテ作成

アニメにおける絵コンテとは、絵コンテは1つのカットがどのようなものかを説明するものです。人物などの被写体はどのようなサイズ、構図になるか、それらはどのような動きをするのか。カメラのどのフチから画面に入ったり出たりするのか、カメラ自体はどのような動きをするのか、固定(FIXフィックスと呼ぶ)なのか、どのくらいの時間映しているのか(尺と呼ぶ)、などを決定します。

絵コンテはイラストのみによって説明するものではなく、必ず簡単な文字・文章が付属し、そのカットの詳細を説明します。1カットの中で大きな変化がある場合は何コマものイラストによって1つのカットが説明されますが、変化が少ない場合には1コマで説明されます。一話の絵コンテ作成に3〜4週間くらいの期間をかけて作成されます。

アニメのお仕事その3  作成スタッフ打ち合わせ

アニメは完全な分業で完成していくので、スムーズに制作が進むように絵コンテをもとに主要なスタッフと打ち合わせが行われます。

アニメのお仕事その4  レイアウト、レイアウトチェック

レイアウトとは画面構成のことです。原画担当の人が場面ごとにキャラクターや背景を描き、キャラクターの演技の流れを決めていきます。このレイアウトをもとにして原画と背景を描く作業が行われていきます。

アニメのお仕事その5  背景・美術監督チェック

レイアウトにしたがって、美術監督が美術と背景を設定し、それをもとに背景が作成されていきます。背景は数社の美術会社が担当しているので、背景のばらつきがないように美術監督のチェックが行われます。

アニメのお仕事その6  原画から演出、作画監督のチェック

原画はキャラクターの動きのポイントとなる絵のことです。1話に月10〜15人が担当しているので、キャラクターの演技を確認する演出チェック、絵柄の統一感を見る作画監督チェックは必ず行われます。レイアウトから原画の完成まで約1カ月かけていきます。原画は、カットに必要な時間に沿って動きや演技のキーとなる原画(下絵)を描き、原画を時間にそって配置します。つまり動きや演技のデザインをするのが原画という仕事です。したがって、原画マンは動く絵を描くことに熟達している必要があり、数年以上の動画としてキャリアある人でなければ原画、それも第一原画にはなれません。

アニメのお仕事その7  動画、動画チェック

動画は、原画の描いたカットを受け取り、その指示に従って原画と原画の間の絵を描き埋めて、きれいな線で整えて動画を仕上げます。いわゆるアニメーターといわれている仕事です。動画チェックは、作成された動画がきちんと、スムーズに動いているかをチェックするのが仕事です。

アニメのお仕事その8  色指定

簡単に言うとアニメのキャラクターや物の色を設定する仕事です。監督さん・演出さんの意向を具体化させ、作品のイメージ・世界観を作っていく作業なので、いろんなシーンごとの色指定(暗がりや太陽の下、夕焼け、宇宙色など)を同じキャラクターにも複数の設定をしたりします。各話色指定とは、その話しか出てこない人や物(サブキャラ・サブメカ)の指定などやります。作品自体のイメージを決定する重要な仕事です。

アニメのお仕事その9  CG制作

CGで表現するシーンを、別に作成します。

アニメのお仕事その10  ペイント、仕上げ

動画が作成したセルに一枚一枚色を塗っていくという根気のいる作業です。最近は絵の具業者が減少している現状もあり、デジタル化されている場合が非常に多いです。いわゆる仕上げ、という作業工程です。アナログだと動画をトレスマシンでセルに転写し、色鉛筆で描かれた塗りわけ部分をペンを使ってセル絵の具で手作業でトレスします。その後絵の具で色指定表に合わせてセルの裏から彩色します。デジタルだと専用ソフトを使用し、動画をスキャナで取り込むと、主線と色鉛筆の線を分けてトレスしてくれます。それをまた専用ソフトで色指定表に合わせて彩色します。

アニメのお仕事その11  特殊効果

仕上げ以外に、エアーブラシなどペイント以外の彩色処理が行われます。

アニメのお仕事その12  撮出し

撮出しとは演出が、別々に作業をして完成してきたセルや背景などをまとめていく作業のことです。撮影前の最終段階の工程です。制作進行の人が一番走り回るときです。締め切りがあまりないと修羅場と化します。セル画や背景画など撮影に必要な素材をカット毎に詰めた「カット袋」を整理し、どのように撮影するかというオーダーを撮影所に伝えます。

アニメのお仕事その13  撮影

これまでの工程を経て、ようやく撮影です。セルと背景など、今までばらばらに作成されたパーツがここで一つになります。撮影された後、現像所で現像され、フィルムとなります。今まではアナログの作成が主でしたが、最近はデジタル化してきているので、ここも変化してきました。

アニメのお仕事その14  編集

出来上がったフィルムを監督と演出の指示で時間調整していきます。

その後

あとは声優さんが音を吹き込み、ようやく完成です。ただ、絵が完成してから声優さんが音を吹き込むケースばかりではなく、ほとんど絵が出ていない段階で音を入れたりもします。デジタルアニメではペイントから編集までの工程が大きく変わりました。動画をコンピューターに取り込んでから色を塗ったり、特殊効果をつけたり、背景と合成したりという作業がパソコン上でできるようになりました。
なにはともあれ、ここまでの作業を経てようやく一本のアニメが完成します。ちなみに、2007年6月現在日本で放映されている週間アニメは100本以上。一つの作品ごとに、一体どれだけのスタッフがこの作業工程をこなしているのでしょうか?日本のアニメはこうした作業のもと、世の中に配信されていきます。

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