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2016.04.05 ゲーム 求人 新卒・第二新卒・未経験者がゲームプログラマーに転職するために必要なこと

ゲーム業界は常に人手不足ですが、誰でもゲーム業界に入れるのかというとそうではありません。結果、「人が足りない」というゲーム会社と「ゲーム会社で仕事したい」という求職者が両立してしまう事態になってしまっています。こんな悲しいこともないので、今回はそのギャップが少しでも埋めるための話をしたいと思います。

shutterstock_229051390-330x220なぜゲーム会社の採用は進まないのか

現在の日本は少子高齢化も進み、日本全体で見ても有効求人倍率は年々上昇しています。厚生労働省によると、2016年2月の有効求人倍率は1.28倍となり、1991年12月(1.31倍)以来、ほぼ24年ぶりの高水準だった1月と同じ水準を保っています。その中でも、ゲーム業界の有効求人倍率は3倍を超えているとも言われており、各社とも人材採用を欲している様子が見受けられます。

しかし、ではゲーム会社がゲームプログラマー募集に応募してきた人を誰でも採用するかというとそうではありません。ゲーム業界は人手不足は深刻化しており、即戦力で現場に投入できるような人材を欲しています。残念ながら即戦力出ない人を育てるほどの余裕は、資金的にもスケジュール的にも取れないのが各社の状態です。結果、採用の現場、求人サイトには即戦力を採用したいゲーム会社と即戦力とは言えないゲーム業界就職転職希望者が両存してしまう事態になっています。

shutterstock_140498647-330x220ゲームプログラマーになるためにはどうすればいいのか

だからといって、もちろんゲーム業界に新しく入っていく人が全くいないというわけではありません。毎年必ず一定数はゲーム会社から内定をもらっていますし、ゲームプログラマーとして新たな一歩を踏み出しています。そうでなければ将来業界単位で若者がいなくなり、ゲーム業界がなくなってしまいます。近年は海外でのオフショア開発、アウトソーシングも進んでいますが、日本国内の担い手がいなくなるという意味では、それも深刻なダメージを業界にもたらします。

では即戦力採用を前提とするゲーム会社から内定を得ることができるのはどのような人なのでしょうか。ゲーム開発会社にとって一番大変なことは0から1歩を踏み出させることです。何もわからないというところからゲーム開発がどういう風にして行われていくのかを知ってもらうまでが大変な労力なのです。それをしようとすると、優秀なスタッフの手も取られてしまい、プロジェクトの進行そのものも遅れてしまいます。戦力を増強しようとしているのに、戦力がダウンしてしまっては元も子もありません。

shutterstock_151473575-330x227最初の1歩は自分で踏み出す

なので逆転の思考で考えてください。ゲーム会社で最初の1歩を踏み出そうとするから、会社にいる人にゲームの作り方を教えてもらうとするからゲーム会社は採用できないのであって、最初の1歩をすでに踏み出している人であれば採用することができます。ゲーム開発を仕事と考えてしまうと、難しく思えてしまうかもしれませんが、そもそもゲームは会社でなければ作れないわけではありません。ゲームを作っているのは、ゲーム開発会社の中にいるクリエイター達です。別にクリエイター自体は職業ではなく、ゲームを開発する人でしかないはずです。会社で働き始めたからその日から急にゲーム開発の全てがわかるわけでもないですし、ゲーム開発会社にいないからゲーム開発ができないわけでもありません。

なので、まずはあなた自身でゲームを作ってください。それがどんなに不恰好なものでもいいのでまずは作ってください。プログラミングができない、絵が描けない、パソコンがない、ソフトはどれを使っていいかわからないなど、色々と自分がゲーム開発できない理由が思い浮かぶかもしれませんが、それはゲーム開発会社の人たちも一緒です。ゲーム会社で働いている人たちもゲーム開発のことがなんでもわかっているすごい人たちではありません。開発を進めていればわからないことも出てきます。それでもそこで諦めずにゲームを作り上げることができるから彼らはゲーム会社で働くことができるのです。彼らは日々0→1を繰り返して、ゲームを作り上げています。その最初の0→1を自分で踏み出せるか踏み出せないか、ゲーム業界で働けるかどうかはそこの違いでしかありません。

今はなんでも調べることができます。ゲームの作り方もわかります。わかろうとしている最中にも色々とわからないことが出てくるかもしれませんがそれも全て調べればわかることです。だからまずは自分の足でその第一歩を踏み出すことを決めてください。そこからあなたのゲームクリエイターの人生が始まります。

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