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2016.04.09 オススメギャグ漫画 「バーナード嬢曰く。」を読んで読書家キャラを目指す!?

読書家ではなく、読書家キャラを目指す

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https://ddnavi.com/news/294559/a/
読書大好きスタッフしかいないラクジョブ新聞スタッフ、新人の山崎です。私が読書の面白さを知ったのは去年の3月。1年と少しが経ちました。ラクジョブを運営するビ・ハイアでは月に最低100冊の読書(!)が求められるのですが、読書歴1年の私はついていくのがやっとです。しかしいつかは社長の清水のように1月1500冊読めちゃうような人間になりたいと思っています。社長が読書1500冊、周りのスタッフが読書100冊以上を実践しているので、自分のことを読書家だなんて言えません。dsada
ダ・ヴィンチニュースで面白い漫画が紹介されていました。「読書家」ではなく、「読書家だと思われたい」主人公のコミカルな日常を描く、「バーナード嬢曰く。」という作品です。今朝この記事を読んで、早速Kindleで購入して読んでみました。本が好き、本を読めるようになりたいけど、なかなか読めるようにならないという方、是非読んでみてください。もちろん読書に興味ないけどゆるーい作風は好きだ!という方にもおすすめですよ。個人的にはとても面白い作品でした。

IMG_2677-e1455590138351-525x700読書初心者あるある
読書をしよう!と考えている方の中には、この作品の主人公バーナード嬢:町田さわ子のような感覚に陥っている方も多いとおもいます。主人公は知的や博識、読書通に見られたいとおもいながら読書をしています。要するに、読書自体に対する魅力はそれほど感じていません。それゆえ、いつも「使ってみたい世界の名言集」などの読みやすい本ばかり読んでいます。難しい作品に挑戦すらせず読破した雰囲気に浸ってみたり、名言集だけ読んで拾い読みしているせいで曲解していたりと可愛らしいです。でも彼女の姿勢からは大事なことに気付かせてもらえます。それは「読書が本当に好きでないと読書家にはなれない」という当たり前のこと、そして「読書は考えることのきっかけになるものであり、何も読まないより1冊でも読んだ方が良い」ということです。

Fotolia_72556053_Subscription_Monthly_M-1-330x220「読書家」がゴールになったらダメ
「読書が本当に好きでないと読書家にはなれない」と書きました。彼女のゴールは「読書家」です。そして彼女の中の読書家イメージは、本に対する知識があり、みんなから賢く思われるというものです。しかし本が好きな人はそもそも「読書家になりたい」というゴールなんて持っていないのではないでしょうか。これは非常に重要です。オタクに当てはめて考えるとわかりやすいとおもいます。「アニメオタクになりたい!」→「アニメに詳しくなる」というるーとよりも、「アニメが好き」→「アニメに詳しくなった」というルートの方が納得できる方は多いとおもいます。何かの知識に長けている人は、言ってしまえばその分野のオタクです。好奇心や好きだという気持ちの赴くままに知識を蓄えているからこそ、その分野に詳しくなれるのです。他人から尊敬されたいとか、人から良く見られたいというゴールを設定しても、なかなか達成できないのはそのためです。でも、バーナード嬢はとっても親近感が湧くキャラクターで、読書初心者の私の気持ちを代弁してくれるようなシーンもありました。可愛いので彼女には是非そのままでいてほしいです(どっちだよ)。

Businessman on rock mountain with a question mark実は凄いぞバーナード嬢
読書家を目指すという欠点を持った彼女ですが、面倒臭いから本なんてもう読まない!とならないところが凄いです。本というメディアは我々に考えるきっかけを与えてくれます。テレビや新聞など、広告が入ってしまうメディアはどうしても広告代理店の意向を気にしながら情報発信をしなければなりませんが、本というメディアではテレビや新聞で自主規制されてしまうような内容や表現が豊富です。テレビばっかり見ることより、同じ本だったとしても、「使ってみたい世界の名言集」のような本を読んでいることの方が、より頭を使っていると言えるでしょう。彼女は同級生や図書室を利用している登場人物に対して、実際に使おうとします。要するに、読むだけでなく考え、そしてそれを実践しているのです。ギャグ漫画なので滑稽に見えますが、これってとても難しいとおもいます。「使ってみたい世界の名言集」から名言を使う場合、それがどういう意味で使われているのか、どこで使えるか、誰が使ったのかなどを考えなければなりません。ショーペンハウアーは「読書について」という著作の中で、「本ばっかり読んでいる人は自分の頭で考えていないのでダメだ!」「出回っているつまらない本ではなく、良質な本を読んでもっと頭を使え!」と言っています。毎日大量に本が出版されている現代でこれを実践することはとても難しいですが、少なくともバーナード嬢は考え、行動に移しています。

編集者に必要なスキルを見極めよ!えることは楽しい
自分のことを「読書家」だと思っている人は、バーナード嬢から反面教師にできる点、見習える点を見つけ出してほしいです。本から得た知識を使って、突っ込みどころはあるけれど色んなことを考え、個性的なキャラクターとやりとりする登場人物たちはとてもイキイキしています。とても楽しそうです。考えることってとても楽しいことだと思いませんか。それにとても役に立つのが読書です。読書に対して堅いイメージを持っている方!彼らの姿を見ると、「やっぱり読書って楽しいかも」と思えるような作品ですので、「バーナード嬢曰く。」非常におすすめです。

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