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2015.12.26 ゲームプランナーになるために 「コミュニケーション能力」ってつまりどういうこと?「仕様書の切れないプランナー」にならないために

つかみ所の無いプランナーという職業について

つかみ所の無いプランナーという職業について

ゲーム開発の職種の中で一番掴みどころがない職種がゲームプランナーです。プロデューサーは予算の管理や開発会社の選定、宣伝マーケティング施策、スケジュール管理を行い、ディレクターは企画や外注先への支持出し、スタッフの管理などを行い、デザイナーは3D/2Dなどゲームで使われる全グラフィック素材を制作し、プログラマーはゲームがゲームとして成り立つように全てのプログラミングを行います。シナリオやサウンドは外注というパターンがほとんどでしょう。さてゲームプランナーの仕事はどこにあるのでしょうか。

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◎株式会社ヒッポスラボ
ゲームプランナー募集
https://raku-job.jp/index.php?op=offer_detail&id=565ebff921fed0227

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◎株式会社テクロス
ゲームプランナー募集
https://raku-job.jp/index.php?op=offer_detail&id=561c5989d594b2054

そもそもプランナーはゲーム開発に関する職種の中で最後に作られた職種です。最初期には、ゲームはプログラマー1人の手で作られていました。まずゲームがゲームとして動くためにはプログラマーがゲームをプログラミングする必要がありました。だんだんとゲームプログラミングの技術が発達すると、描画できるものが多くなり、デザイン専門の人が必要になりました。チームがだんだんと拡大していくと、プログラマーやデザイナーが全体をまとめきれなくなりディレクターが必要になりました。

人月を考えて値段設定していますか・・・?

やがてゲームが事業として会社の採算部門として認知され始め、お金を管理するプロデューサーが必要になりました。そして、どんどんゲーム開発が大型化して、ディレクター1人で開発チームを管理しきれなくなった時初めてゲームプランナーが必要になりました。つまり、開発の進行において、ゲームプランナーはディレクターが管理しきれない部分をカバーして、開発が滞りなく進むように調整することが仕事です。なので、会社によってはプランナーがアシスタントディレクターと呼ばれていたり、実際プランナーからキャリアアップするとディレクターになったりします。

チームの管理が主な仕事になるので、プログラマーやデザイナーのように特別なスキルはいりません。ソースコードを書ける必要はないですし、イケメンや美少女のイラストを書ける必要はありません。では、プランナーになるためには何が求められるのか、何が最も重要なのか。それは「コミュニケーション能力」です。……しかし、困ったことにこの「コミュニケーション能力」という条件は、抽象的すぎて何を表しているのか全くわからない言葉です。もし応募条件に「コミュニケーション能力」とだけしか書いていない場合はその会社のコミュニケーション能力を疑ってください。

なぜコミュニケーションをとる必要があるのか。それは相手に目的の行動をとってもらう必要があるからです。ゲーム開発は集団制作です。何もしないと各々が各々の感覚で必要だと思うことを勝手にやり始めてしまいます。もちろんその結果、全員が思い描くゲームが完成すれば問題ないのですが、そうはならないことがほとんどです。チーム全体を一つの方向に向かわせること、そのために1人1人のスタッフに目的の方向にエネルギーを注いだもらう必要があります。それがゲーム開発の中の言葉に置き換えられると「仕様書の作成」「進捗の管理」と言われます。そのことがわかっていないと、「あのプランナーはまともな仕様書が切れないから自分たちで勝手に進めてしまおう」と言われ、開発の後追いで仕様書を作る羽目になってしまいます。

抽象的でよく分からないコミュニケーション能力

抽象的でよく分からないコミュニケーション能力

しかし、ここで問題となるのが、この「コミュニケーション能力」には、「こうすれば必ず身につく」という方法があるというわけではないことです。求人広告作成の際に募集条件を聞くとだいたいの会社が「ゲームプランナー経験」と答えます。しかし、ゲームプランナー経験がある人がゲームプランナーとして仕事できるのは当たり前のことです。ゲームプランナー経験以外でゲームプランナーに求める条件を聞くとどんな職種でもいいので、ゲーム業界で仕事をした経験がある人という答えが来ます。これはつまり、ゲーム開発全体のフローに対して理解があるかどうか、プランナー以外の人がどういう仕事をしているかに対して理解があるかが求められているということです。プランナーはプログラマー、デザイナーが具体的にどういう仕事をしているか必ずしも理解している必要はないですが、プログラマー、デザイナーの仕事を全く理解していないプランナーに適切な指示はできません。プログラマー、デザイナーの仕事でわからないことがあったときには、プログラマー、プランナーと話した上で何が必要か判断する素直さ、理解力、想像力が必要になります。ここさえしっかりしていれば、その後の仕様書や進捗管理はノウハウでいくらでも学ぶことができます。

Man playing a computer games

新卒でゲームプランナー志望の人に求められることは、ゲームに対して理解しようとする姿勢を示すこと、ゲーム業界に対して理解しようとする姿勢を示すこと、応募した会社に対して理解しようとする姿勢を示すこと、面接官に対して理解しようとする姿勢を示すことが大切です。先ほども述べましたが、プランナーになるために特別なスキルはいりません。もちろんその分、倍率は高くなりますが、誰にでもチャンスがあります。ゲームプランナーとして仕事したいという方がぜひラクジョブでプランナー募集の求人をご覧になってみてください。最後にラクジョブオススメのプランナー求人も2つご紹介させていただきます。こちらも合わせてご覧になってみてください。

◎株式会社ヒッポスラボ
ゲームプランナー募集
https://raku-job.jp/index.php?op=offer_detail&id=565ebff921fed0227

◎株式会社テクロス
ゲームプランナー募集
https://raku-job.jp/index.php?op=offer_detail&id=561c5989d594b2054

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