ラクジョブでは不定期で会員の方からご質問を受け、お答えしています!
皆さんにもお役立て頂ければ幸いです。
【ご質問】
「独学でもイラストレーターやキャラクターデザイナーにはなれるの?」の質問をした者です。ご回答参考にさせて頂きます!
もう一つご質問ですが、人事担当者の方に私の絵を見てもらうには、どのようなことをすれば良いのでしょうか。
【ご回答】
お返事ありがとうございます。お役に立てれば何よりです。
基本的に絵を商売とする方は、ポートフォリオ(作品集)を用意して、応募の際はそちらを提出する形になります。ですから「人事担当者があなたの絵を見る」方法は、まずポートフォリオを作って送ることです。
これをPixivなどで済ませる方もいらっしゃいますが、こちらも同じく独学では無く「人事担当者が見て喜ぶもの」があるので簡単に要点をまとめます。
・デッサンを複数枚入れる
→前述の通りデッサンは基本です。人物デッサン、静物デッサン、素材の質感が分かるデッサンなど3枚くらい入れましょう(この辺はデッサン関連の本を1冊でも買えば詳細は分かると思います)。クロッキーもあれば入れて良いと思います。
・絵柄のバリエーション、塗りのバリエーションを入れる
→2DCGデザイナーに求められるのは「上手さ」ではありますが、同じように「幅の広さ」も大事です。例えば「萌え系」「乙女ゲー系」「モンスター」「背景」などそれぞれの流行の絵柄が描けるか、また「厚塗り」「アニメ塗り」といったバリエーションに対応出来るかを示せると印象に残ります。描かれる人物像についても「右向き」「左向き」「正面」「俯瞰」「アオリ」など変化を持たせると、どういった構図でも描けます!というアピールになりますし、描くキャラクターも若い男女だけでなく老人、中年男女のバリエーションも複数入れる事をお勧めします。
・1枚当たりにかかった時間を入れる
→デザイナー仕事はスピード勝負でもあるので、1枚当たり何時間くらいかかったか、またどのツールを使ったかなどの詳細データがあると役に立ちます。
基本的にポートフォリオさえあれば、応募先の企業は必ず見てくれますが、ポートフォリオに対してコメントはしてくれません。中には専門学校のオープンキャンパスなどでポートフォリオを見てくれたり、ポートフォリオ制作についてのミニセミナーがあったりもするので、探してみてくださいね。