出退社時間を自由に決められることでおなじみフレックスタイム制
こんにちは、ラクジョブ事務局の桜井です。突然ですが、みなさんはフレックスタイム制という言葉は聞いたことがありますでしょうか?ラクジョブ新聞の読者さんがこの業界にどれくらい浸かっているか、でそのあたりは変わってくると思います。
もしご存知ないようでしたら今回の記事で学んでください。言葉自体に重要性はありませんが、この制度がある背景などを理解することはゲーム業界を知る手段の一つになるので、就職、転職活動に活用出来ます。是非活用してみてください。
法律は常にアップデートされてきました
では早速、と行きたいところですが、フレックスタイム制を本質的に理解して欲しいので、まずは法律と労働について話をします。
私たちが住む日本は民主主義です。民主主義を導入している日本では、法律は国民の代理で選ばれた国会議員の手によって国会で作られます。国民の代理で国会議員が作った法律ですから、我々全ての国民に法律は適用されます。法律を日常意識せずとも、ショッピングをする、どこかへ遊びに行く、ラクジョブに応募する、その全ての局面において、裏側に法律が走っています。
法律は、今の様な体系になるまで、何千回のアップデート繰り返されています。過去の歴史には、強者側だけが優位で、弱者は圧倒的不利ということもありました、学校で勉強した江戸時代や戦国時代を思い浮かべてもらうと分かり易いと思います。今の強者、弱者の概念は、お金を稼げる、モテる、友達が多い、など自分で何とかし易い物ですが、昔の強者、弱者は出生です、白人はOK、黒人は奴隷、良家に生まれれば一生安泰、奴隷の家に生まれれば一生奴隷、こう言ったのは違うよね、ということで我々の先祖は立ち上がり、国民みんなで法律を決めよう、とアップデートして生まれたのが、現代の法律です。
それぞれが働きやすい労働契約に則って自分らしく仕事をしよう
その我々を支えている法律に、労働法は含まれています。皆さんが会社から給料を貰える、時間通り働く、価値を提供する、などこれら全ては労働法から生まれる契約があるから行われます。つまり、会社側は賃金をみなさんに支払う際、国が決めた法律に準じて支払われるということです。
その働き方には3種類、固定時間労働制、フレックスタイム制、裁量労働制があります。固定時間制は、今までサラリーマンやアルバイトをやったことがある方には最も馴染みのある制度だと思います。9時から17時まで働き賃金を得るのに適している業界は、工場や飲食店、銀行、コンビニなど時間をフレキシブルに使う必要のない業界、次のフレックスタイム制は、コアタイムに必ず働いてくれれば出社退社は基本自由、時間のフレキシブルさが必要な業界に適しています。
フレックスタイム制はアニメゲーム漫画業界に適している
我々が所属するゲーム業界やアニメ、漫画業界などにはピッタリです。最後の裁量労働制は、別名みなし労働とも言われています。成果物を期日どおりに出すのなら、出社退社自由、労働者側の判断で仕事時間を決められる制度です。成果物を出すという意味で、こちらもアニメゲーム漫画の様な物作り業界に向いています。ざっと3個の労働制度について説明しましたが、労働という面だけでも一つ一つの制度に歴史があります。その証拠に固定時間労働制は他の制度と比べて少し縛りが強いですよね、言い換えると他の2つは自由度が高い。その理由は、冒頭で説明した法律についての成り立ちが関係しています。時が経つ毎に、国民に寄り添い、自由を尊重したものが作成されるようになったからこそ、こうした労働制度が可能になりました。
話が飛躍しましたが、こうした歴史から企業を選択してみるのも違う面が見えて面白いと思い取り上げました。あなたの求職・転職活動に役立ったら幸いです。最後にフレックスタイム制を導入しているゲーム業界の会社さんを載せておきましたので、気になった会社さんがいましたら応募してみて下さい。
株式会社テクロス
https://raku-job.jp/index.php?op=offer_detail&id=561c5989d594b2054