日本初上陸!!コミコンが幕張メッセで開催!
12月2日〜4日の3日間、幕張メッセで開催する東京コミコン。
日本では初めて開催されるこのイベントに、現在ラクジョブスタッフ大山も参加中!熱気あふれるコミコン会場にて最速レポートをお届けします!
会場は幕張メッセのホール9で、広さは9000㎡。その会場に59の企業団体・37の個人アーティスト等・12の飲食ブースが所狭しと集められ、ホールを彩っていました。
会場内のお客さんは目視でほぼ半数が外国人。一般客と混ざって、アメコミやスターウォーズのキャラクターのコスプレをした人が多数参加しており、すれ違いに声をかければ気さくに撮影に応じてくれます。
会場内には日本国内で上映して大成功をおさめている『シン・ゴジラ』像のほか、アサシンクリードのようなゲーム作品、DC・MARVEL等の映画映像作品や絵画、VR体験ブース、個人の造形家の作品展示販売などもあり、さながらゲームショウのような様相を呈していますが、ゲームに限らず様々なエンタメ作品を網羅した、コミケとゲームショウとワンフェスを割ったようなイベントになっています。
コミコンってなに?
※画像はコミコンHPより
そもそも、「コミコン」とはどんなイベントなのでしょうか?ラクジョブ会員にも馴染みの深い「コミケ」と間違われがちですが、実はその歴史は古く、発祥は1970年代のアメリカ、サンディエゴです。「コミコン」は「コミックコンベンション」の略称でアメリカでは7月か8月の真夏の4日間に開催される漫画を主にしたファンイベントです。その成り立ちは日本のコミケとほぼ同時期、非営利のコアなファンによってSFやファンタジー映画のコンテンツを扱うのが主なイベントだったというところからも、数々の類似点があり、来場者数も4日間合わせて日本のコミケと同じぐらいの50〜60万人と、毎年かなりの盛り上がりを見せています。日本のコミケと違うところは、グローバルな広がりを持たせた部分です。
DCやMARVEL等のハリウッド実写化されたアメコミ原作の作品はアメリカ国内だけでなく全世界でファンを抱えているため、それらのコンテンツを扱ったコミコンは、現在フランス、イギリス、台湾などでも開催されています。そうした世界のコミコン参加者、そして主催者から、ポップカルチャーのメッカである日本の東京で、コミコンを開催したいという声はだいぶ前から上がっており、今年になって初めてそれが実現したということなのだそうです。
ハリーポッターやアベンジャーズなど日本でも人気の映画作品に出演している俳優もこの日のために来日。コミコン会場でのファンミーティングがあり、専用のチケットを購入すれば俳優との記念撮影や握手も可能です。
随所に見られる日本リスペクト
日本国内向けのファンの交流と同人誌交換が主なコミケとは異なり、コミコンでは日本のコンテンツへのリスペクトは忘れずに、本家のアメコミや海外コンテンツの色も出して、コンテンツを通じて海外コンテンツと日本らしさの調和を図ろうとしている工夫が随所に見られました。
日本でも12月23日に上映される大ヒット映画シリーズ『バイオハザード:ザ・ファイナル』の、実際に使用された小道具や衣装の展示をコミコンの1つの大きな目玉にしているのも、もともとは日本のカプコンから発売されたゲームが、ミラ・ジョボビッチ主演でハリウッド映画化されることにより、より大きな成功を収めたことを受けての「コンテンツの架け橋」の象徴のようにも思えます。
このほかにも、日本映画の中でもアメリカ人に馴染みの深い「ゾンビもの」である『アイアムアヒーロー』のZQNたちにライフルを突きつけながら記念撮影ができるブースや、『寄生獣』の特殊メイクを施した人形の展示、アメリカでも人気の高いゴジラ関連の展示など、日本嗜好と海外嗜好の最大公約数をとった、双方が楽しめるための気を遣った展示になっていました。
また、飲食ブースのラインナップもピザやタコライスなどのアメリカンフードも取り揃えつつ、出雲や静岡県伊東市の名産や、相撲取りの方が手渡してくれるちゃんこ鍋など、まさに和洋折衷。日本国内にいてもなかなか食べられない珍しいものが集まってきている印象を受けました。
会場内は混んではいましたが、身動きが取れないということはなく、むしろ随所で立ち止まって撮影に応じているコスプレイヤーに行き当たっては目を止め、ゆっくり楽しく見て回れる構成になっています。外国人の方のアメコミヒーローコスプレは見ごたえ抜群。ノリも良いので各所で「スパイディ〜〜!!」「YEAH!!」と応酬している場面や、カイロ・レンのコスプレイヤーにフォースの力で首を絞められて苦しそうにしている風のポーズを取る日本人女子なども見かけました。
そんな全体的にフレンドリーで日本リスペクトな雰囲気を感じ取ってもらえるよう、会場の写真をご紹介します♪
定番人気のアイアンマン!
リュークもいました。すごい完成度!
アイアムアヒーローブース。英雄くんになってライフル構えて戦えます。
シン・ゴジラ!背中から今にも例のアレが出そうです・・・!
ターミネーター T-800!シュワちゃんに見えて切なくなるなど。
フードブースになぜか出雲の縁結びの神様!「鳥居のところで撮りましょうか?^^」って言われて恥ずかしすぎたw
ちゃんこ屋さんにリアル力士!紳士的でかっこよかったです。
話題のドミノピザ「トナ改!」サンタがピザを届けてくれます。
ドローン。初めて見ました!動いているところも見ることができます。
GONZOブース!この他にもアニメや映画に出てくる乗り物が。実際に乗れるものもあります。
BB-8!小型の実際に動くものがデモンストレーションされていて、SNS投稿キャンペーンで当たります!私はハズレ賞のステッカーでした。。
開催は明日まで!
雰囲気は感じ取ってもらえたでしょうか?
もし時間があれば、参加者してみるのが一番です。本日の開催は19時まで。
まだ間に合います!
【 開催概要 】
■名称:東京コミックコンベンション(略称:東京コミコン)
■日時:2016年12月2日(金)、 3日(土)、 4日(日)
※12/2(金)17:00~20:00 (プレビューナイト) / 12/3(土)・4(日)10:00~19:00 (ただし4日は18時まで)
※ホール11は日系ポップカルチャー催事同時開催予定
■場所:幕張メッセ 国際展示場 ホール9・10 (千葉市美浜区中瀬 2-1)
■入場料:当日2000円 (前売割引あり)
■主催:東京コミックコンベンション実行委員会
HP:https://tokyocomiccon.jp
Twitter:@Tokyocomiccon
■主なコンテンツ
・ソニーピクチャーズ『バイオハザード・ファイナル』公開記念ブースほか映画等コンテンツ
・企業による展示:
コスプレフェスティバル&コンテスト、コミックアーティストによるアーティストアレー、
トイメーカーによる製品紹介や販売ブース、ハリウッド俳優によるパネルや撮影サイン会、
スペシャルメークやキャラクターデザインパネル、およびハリウッド、映画の制作秘話紹介等
■後援
一般社団法人日本映画製作者連盟、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、農林水産省
■協賛企業
株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
株式会社浜友商事
VR INNOVATOR INC.
株式会社TSUTAYA
株式会社ナビタイムジャパン
いけばな龍生派
ジャストトイズ・ジャパン
近畿日本ツーリスト株式会社
株式会社大一商会
株式会社ボークス
株式会社メガハウス
株式会社近代映画社
RAIZIN
株式会社ドミノ・ピザ ジャパン
セブンネットショッピング
ムービープラス
■特別協力
公益財団法人かけはし芸術文化振興財団
■メディアパートナー
株式会社TBSテレビ