ゲーム業界 ニュース 東京ゲームショウ過去最大の出展数 今年の目玉はどんなコンテンツになるか

スクリーンショット 2016-07-12 11.56.272016年東京ゲームショウ

今回の記事では、「東京ゲームショウ」について書きたいと思います。今年の開催は9月15日になっている東京ゲームショウですが、そろそろチケットの予約が開始になったりして、参加を考え初めている人も多いのではないでしょうか?

実は今年は東京ゲームショウの20周年の節目になる年である年になります。毎年ゲームの最先端を知ることができ、一般のゲームファンも、企業の開発担当の人も一つになって楽しめる東京ゲームショウですが、20周年の今年はどんなイベントになるのでしょうか?

2006年の開催10周年時には、ファミコンから当時の最新機種までの歴史を体感する事のできるミュージアム「テレビゲームミュージアム」というブースが設置され話題を呼びました。

※2006年の時のホームページが残って居ました。
https://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2006/visitor/10th.html

今回の出展は?

20周年を迎える今年のテーマは、「エンターテインメントが変わる。未来が変わる」と発表されています。AI技術やVRなど、既存ではない新しいアイデアがゲームに応用され、エンターテインメントの可能性が切り拓かれようとしている現在に相応しいテーマです。

今回は、東京ゲームショウの歴史の中でも、最多の301社が参加する予定があるという事で話題を呼んでいます。前回が242社ですから、今回の盛り上がりが予想されます。参加企業は、新しいゲームを発表するメーカー企業に加え、VRに関連する企業が特に増えていると発表されています。

154295-1今年の目玉・・・スリム版PS4が発表か

さて、今回の東京ゲームショウ、目玉となる企画はいくつかありますが、PS4の新しいモデルの発表が予定されていると言われています。ウォールストリートジャーナル紙によれば、PS4で、40%本体の重量が削減されモデルが発表される予定であると言われています。

参考記事
https://www.gamespark.jp/article/2016/06/30/66973.html

PS4は、上位互換機であるPSNEOの発表も予定されていますが、これとは別のモデルになると言われています。PS4は4既に世界で4000万台のセールスを超えていますが、ソニーはまだまだコンシューマゲーム機の覇権を握ろうとしているというのが伝わってきます。価格などの面でも改善されてきたら、今よりもっと、PS4 に親しむ人が増えて行くでしょう


Young Woman play with the vr device今年の目玉・・・VRブース

今年の見所のもう一つは、VRのコーナーでしょう。昨年の東京ゲームショウでも、VRの体験ブースはありましたが、今年はそれに比べても格段に充実したコンテンツが出展されるはずです。

今年はHTCVive、PSVR、オキュラスなど、主要なハードが出そろった年でした。それぞれのハードが何に強く、そんなコンテンツが実現するのか、具体的に体験しながら比較の出来るブースが出来るはずです。

私の取引先の企業の中にも、東京ゲームショウに出展する、ということを言っている会社さんが何社かいます。VRというとPSVRやOclus Riftなどの大きな企業の作る作品をイメージしがちですが、実は今回の見どころは、中小ディベロッパーの実験的な作品ではないかと思います。水面下で実験開発が進んでいるが、中々疲労する機会に恵まれない、という企業は意外な程沢山あります。そうした企業がピーアールする場所として、今回の東京ゲームショウは生きるのではないでしょうか。

7月の10日に、前売り券は発売されたというニュースが報道されています。ゲーム業界の大きな節目になる2016年のゲームショウに、あなたも是非参加してみませんか。