パズドラ新作情報も公開された ディバインゲートやサモンズボードでも有名なガンホーフェスティバル2016in幕張メッセへ潜入

DSC00177スタートは感謝祭から

こんにちは。ラクジョブ事務局の桜井です。先週の日曜日にガンホーフェスティバル2016in幕張メッセへ顔を出してきたのでその様子を本日はレポートしたいと思います。今年で4回目を迎えたガンホーフェスティバルですが、元々は2013年4月東京ドームシティにて行われた「パズドラファン感謝祭2013」と同時開催として「ガンホーフェスティバル2013」が行われていました。

年々グレードアップしていき来場者数や催し物もパワーアップしております。その証拠に1年後の2014年は場所を東京ビッグサイトへ移し感謝祭とフェスティバルの同時開催、2015年からは幕張メッセへと場所を移し一つでたくさんのお客さんが盛り上がれる様に良い所を凝縮した形としてガンホーフェスティバルを開催しております。来場者数で言いますと今年の数は2013年25000人、2014年31022人と年々こちらの数も増えております。

DSC00148目を引く2つのステージ

今回、トークショーやプレゼンの場として使えるステージは2種類ありました。名称は「ドラゴンステージ」「ゴッドステージ」です。ドラゴンステージの方で行われた内容はパズドラジャパンカップ決勝大会&表彰式や生降臨チャレンジ、伊藤賢治さんのスペシャルライブ、今年の7月下旬に発売を控えるパズドラクロスのスペシャルステージ、マルチトーナメント決勝戦、ガンホー超最新情報などといった大体的に展開する物に関してはドラゴンステージを利用しておりました。また、ゴッドステージの方ではアニメ「ディバインゲート」ステージや「エミル・クロニクル・オンライン」ステージなどと言った作品に登場する声優さん達をお呼びしてトークショーが開かれたり、チャレンジステージというアメリカザリガニのお二人をMCに各所でゲストが招かれタイトルへのチャレンジなどが行われいました。

DSC00193明確にドラゴンとゴッドで何が違うのかという線引きはありませんが、声優ファン、ゲームファンの皆さんがどちらに行っても楽しめる作りとなっておりました。私は仕事で行ったからそこまで強くは感じませんでしたが、当日遊びに来た人たちからすると両方共魅力的だったと思います。どちらも聞きたい、見たいだけに選ぶのに困るという嬉しい悩みを抱えながら皆さん動いている様に伺えました。

DSC00660各ブースは子供と大人が一緒に楽しめる作り

ステージ以外にも魅力的なコンテンツとして各ブースが設けられており、子供が楽しめて、大人も一緒に楽しめる様な出展もされていました。挙げるとキリがないのですが、第4回パズドラジャパンカップ最終地区予選大会、パズドラ1DAYマルチトーナメント、サーカスエリア、ラグナロクオンライン、ケリ姫スイーツ、ディバインゲート、パズドラクロス、サモンズボード、エミル・クロニクル・オンライン、パズドラクロス ミニゲームエリア、たまドラふわふわ、イラスト展示コーナー、各セクションが設けられそれぞれで色々なガンホー作品の姿を楽しめます。
子供が楽しんでいる間は親御さんは様子を写真に収めたり、時間限定で現れるキャラクターと記念撮影をしたりと様々な仕掛けが展開されており終日いても飽きない最後まで楽しめるイベントでした。

uriage収益ベースで確認すると

第19期を迎え前期よりも売上自体は下がっています。とは言いましても、高い収益には変わりません。itunesストアのゲーム部門、トップセールランキングにおいても2016年5月末2位に付けておりますし、多少の前後はあるモノのトップ50にいるという事実は変わりません。アプリストアランキングで上位50位に入ることは開発会社さん、パブリッシャーさん、SAPさんのどこへ聞いても「上手くいっているね」という基準、と言っていますので2012年に誕生したゲームが4年という歳月を経ても尚トップ層に君臨し続けているのは間違いなく成功しているゲームの証です。

ただ、冒頭で触れた様に売上は前々期、前期と比べて下がっており、今期は約1540億円となっています。今回行われたイベントは冒頭で触れた様に毎年開催されておりますが、会社としてこうした業績時にやる必要もないとも言えます。今回開催された幕張メッセは仕込み撤去を入れ2日レンタルした場合を考えると、1ホール=約450万円です。マップを確認すると6ホールレンタルとなり約2700万円です。さらには、会場設営費、出演者さんへの報酬、スタッフコストとなると恐らくですが、3500万円は超えるのではないかと思います。

幕張メッセ使用料金についてはコチラを参照しました
https://www.m-messe.co.jp/docs/exhibitionhall/InternationaExhibitionHallsPriceList2014.4.1.pdf

DSC00683そんな背景がある時に敢えて開催した理由はガンホーさんの理念、ガンホーフェスタにもある目的「常に期待される、みんなが笑顔になれる」会社としてあり続けたいからだと思います。日頃のユーザーさんへの感謝、新規・潜在顧客の開拓という面や投資額と回収額が釣り合うと算段が立ったからとも思いますが、数千万単位で先行投資し入場料無料でも開催したのは「少しでも多くの人を笑顔にしたい」というお金には変えられない価値観が大きな理由ではないでしょうか。

クリエイターさんというのは自分がいかなる状況においてもユーザーさんに未来を見せるのが仕事です。だからこそ、ユーザーさんも皆さんのコンテンツを楽しんでくれます。今回のイベントはそうした大切なことを肌で感じさせてくれるイベントだったと感じました。今回紹介した様な背景を意識しながらイベントへ触れて頂くといつもとは違う面で捉えられてさらに楽しさも増すと思います。是非、次回開催の際は足を運んでみてください。

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