年収と給料 転職と年収の関係性の前に人口が増えるほど格差は増えるは本当? アニメゲーム漫画求人サイト ラクジョブ


zinkou転職サイトがそんなことを言って良いの!?

私たちはラクジョブというアニメゲーム漫画業界の転職サイトを運営していますが、実際は転職することはクリエイターの皆さんのキャリアを大きく妨げることになり兼ねません。どう言う事かと言いますと、転職をすればするほど生涯年収は下がるということです、今のご時世だと明日はわが身ですから転職をしなければ潰れて一緒におジャンということも考えると一概には言えないと思いますが、統計学上は年収は下がると出ています。こんなのは転職サイトを運営している人間が言うべきことではないと思いますが、仕事は人生における比重を大きく占めています。一つの会社に勤続した場合、年数を重ねれば重ねるほどやること、任せることも増えていきます。そういう意味で勤続年数は熟しただけ年収が上がっていくことは必然と言えます。反対に途中で転職した場合は「最高年収600万円です」と謳っていたとしても直ぐにその年収で働ける訳ではなく、中で実践を重ねて晩年を迎える頃にようやく何ていう可能性も考えると転職をすることで生涯年収は下がっていくという論理も納得出来ます。

こちらの記事を読んでいる転職活動中のクリエイターさんは「えっ俺も?」と思うかもしれませんが、そうですあなたもです。特段例外を除いては基本は対象です。例外というのは今日から資本家になるという極めて特殊なケースです。その場合自社という概念になりますから転職というよりも起業ですので別のデータを参照する必要がありそうです。転職により年収が下がるについては別記事でも触れているので参考にしてみてください。

アニメゲーム転職理由NGはこれ? 人間関係or賃金どっちでも転職に失敗する可能性がある

元々年収と人口の関係について思うことがあり、色々調査していくと転職の回数以前に稼ぎにくい状態になっていること状態で稼ごうとしている可能性があるのでは?と思ったのが今回の出発点となります。もし転職をする以前に稼ぎにくい状況になっていたとしたらそれこそ大問題です。経済といえば名前が必ず挙がるシュンペーター氏によれば「イノベーションの元で新たな労働が生まれ経済が循環する」といっています。今のご時世とこの話を聞いた時に疑問を感じました。仮にイノベーションの数が相対的に一緒だった場合は労働者は労働者同士争うことになります。現に日本国内では海外の安く使える労働者が多数進出してきて、日本の労働者はカヤの外に追いやられそうな雰囲気も漂っています。

画像は厚生労働省が発表している人口推移をお借りしました。https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/shakaihoshou/dl/07.pdf

heikin格差の広がり

こちらの年収ラボさんを参考にすると平成10年頃から平均年収が下がっています。人口と年収を画像で比較してみましょう。最初にお見せした画像で人口は2013年頃まで増えていますが、年収は下がっています。年収が下がって、人口も減っているとすると一貫して人口が減少するから平均年収が上がると言う訳でもなさそうです。政府が変わり、政策も数々打たれ一時期と比べると日本経済全体でみると落ち着いている印象はあります。とすると、原因はどこにあるのでしょうか。理論上でいけば資本家側のイノベーションにより雇用が生まれ働く場所が増えることで労働者はたくさん働けます、給料もたくさん貰えます。

資本家にしてみると自分たちが生み出したイノベーションにより価値がたくさん生まれ、稼働する人数も増加し得られる利益も膨らむ筈です。ただ、人口が増加して利益は増大したかというとそういう訳でもないことは「平均年収と人口推移」を比べて見てもらえれば理解頂けると思います。では何が原因なのでしょうか。

japangdp国内GDPを見てみると

もしかしたら富裕層にたくさん持って行かれてお金が中間層に回ってきてないのではと思い国内GDPを見てみました。画像を見てこちらも一目瞭然ですが、人口は減少し、GDPも減少しています。厚生労働省が発表している生産年齢人口割合を見ても減少の一途です。となった場合、富裕層が中間層と低所得者層からお金を巻き上げているという訳でもなさそうです。問題というのは発見した人が偉いというのが学問の世界だそうですが、何も解決策や打破するアイデアを出さずに終わるのも違うと思うので別の可能性を立ててみました。それはやる気が失われているのではということです。これは偏に昔の人がガムシャラにやってた成果ではないかと思います。今はどうかといえばブツクサ文句を言えるくらい平和であり、満足出来ているということです。

現実問題としてTPPや憲法改正で起きてしまえば明日どうなるかは全く見えない状況ですが、現時点では安泰なのは間違いありません。歩いていて後ろから発砲される、ミサイルが飛んできて粉々になるなどは決して起こりません。だから、最低限の生活は絶対的に保障されている平和な状況です。昔はそんな事を言う暇もなく、焼け野原を修復させ国内を立て直すのに一心でした。昔の漫画家さんは多作で有名ですが、そんな背景もあるのではと思っています。それらの集合体が合わさって一心不乱に働いた結果みんな稼いでいたというのが定説ではないかと思います。だとしたらやるべきことは簡単です。私たちも一心不乱に働くことそれのみで経済状況は変わり、格差も減る可能性は高そうです。アニメゲーム漫画業界というのは以前から申し上げている通り娯楽産業として成り立っています。経済格差や明日ご飯の心配をしなくてはならない世界で手を出せていける世界ではありません。だからこそ、他人事ではないと思い目の前の問題と社会問題を関連させてきたことで見えてきたことについてお届けしました。直接的に見ると関係なさそうな問題でも、引いた視点で見ると新しい発見があります。「クリエイターだから私は」で突き離さず見ることも大切です。参考にしてみてくださいませ。

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