記事を読んでいただき有り難うございます。今回の記事はアニメゲーム漫画業界で日々お仕事に励むクリエイター、エンジニアの方にお送りします。今回のテーマは「テクノストレス」について。「テクノストレス」というのは、パソコンやタブレット端末に向かったデスクワークが仕事のメインになっている人が、長時間電子機器に触れていることで受ける心身への過剰なストレスの事を言います。ドライアイになったり、肩が凝ったり、腰が痛くなったり、症例は人によって様々でしょう。しかし、一日の大半をデスクワークに割く現代人で、テクノストレスと無縁である人は存在しないはずです。
テクノストレスは、肉体的労働とは違い、疲労の蓄積に気づきにくいところが問題です。知らぬ間にストレスに蝕まれ、仕事のパフォーマンスを落とさない為にも、この記事がご参考になれば幸いです。今回は現代人のテクノストレスの実態と、私自身の体験を交えた記事にしてみようと思います。
現代人とテクノストレスについて、マイナビニュースさんの調査を引用して実態を確認してみましょう。ます、現代人がデスクワークを行っている時間ですが、調査によれば「6から8時間」の項目が最多になっています。標準労働時間が8時間程度である事を考えると、「仕事の大部分がデッスクワークである」という人が最多である事がわります。具体的にストレスを感じる項目として、「目についてのストレス」「肩についてのストレス」についての調査をみると、「目についてのストレス」を「常に感じる」「時々感じる」の両方合わせて70%以上、「肩についてのストレス」も同様に過半数の人がストレスに感じているということが分かります。
テクノストレスはこのように、長時間にわたる同じ姿勢、モニターを凝視することによる眼精疲労がメインです。
こうしたストレスについて、実は私自身もかなり悩んでいます。長時間デスクワークで疲れている状態では、書く文章のレベルも、考える能力も極度に下がることが分かるからです。休み時間に目をマッサージする、散歩をして遠くを見て身体を動かすなどいくつか工夫をしていますが、もっとも効果を上げたのは「自分にあった場所を探す」という事でした。シンプルな事ですが、座っている椅子、流れて居る音楽、照明の明るさ、人口密度など環境が整った状態で仕事をすると、驚くほどにはかどりストレスが軽減されます。視線の固定化も、姿勢の問題も、全ては「場所と自分が合っていない」からこそ起こる問題です。そこで場所の環境を変えることが最も効果的な方法であると私は気がつきました。
私の場合は、文章を書くカフェをかなり頻繁に変えています。自分にベストな環境を見つけるためです。現時点では渋谷の某カフェが最高の環境だと気づきました。そこは建物の3階にあり、比較的高所から周りを見晴らせるので、こまめに遠くに目をやり、目を休憩させています。また音楽が自分好みで、長時間いても気にならない点、客足が平日だと常に少なく、パソコンを高速で叩いていても迷惑にならないなど、いくつもの要因があり自分にとって最高の環境になっています。仕事が溜まった時にはそこに移動し、平日の午後に一気にタスクを処理しています。仕事をオフィスで必ずやる必要のある人は仕方がないのでデスク周りの環境を整えてみて下さい。必ずしもオフィスである必要が無い人は、場所を徹底的に探してみてもいいかもしれませんね。もっともシンプルな行為ですが、自分に適した場所を諦めず探すことは効果を上げます。是非お試しあれ!