アイドルマスターがまさかの実写化
記事をご覧いただきありがとうございます。ビ・ハイア株式会社新人の山崎です。今回はアイドルマスターが韓国で実写化というニュースを取り上げさせていただきます。アイドルマスターといえば株式会社バンダイナムコゲームズの人気ゲームシリーズです。記事によると、実写のドラマ制作に向けて、キャストのオーディションが5月中旬から行われるということです。
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■韓国で展開する新たな「アイドルマスター」
これまでも日本の漫画や小説における韓国でのドラマ化や、韓国ドラマの日本でのリメイクは盛んに行われてきましたが、日本発のゲームが韓国で実写ドラマ化されるのは今回が初の試みということもあり、今回の取り組みを通じて、「アイドルマスター」の世界観をモチーフとした、シリーズの新たな展開をお楽しみいただきたいと考えています。
10周年を迎えた「アイドルマスター」IP の新たな展開に、どうぞご期待ください。
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バンダイナムコゲームズのアイドルマスターはプレーヤー自身がアイドルプロダクションの新米プロデューサーになり、個性豊かな候補キャラクターの中から担当アイドルを選抜し、オンラインネットワークを駆使してランキングを競うというゲームです。メディアミックスが盛んに行われ、テレビアニメは2作品、スピンオフ作品や映画まで公開され、オリコンCDランキングでは上位を獲得してしまうなど、日本国内では空前の大ヒットコンテンツになりました。日本に「二次元アイドル」というジャンルを確立したことでも知られています。
日本のコンテンツのリメイクが盛んな韓国
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韓国では日本のコンテンツのリメイクが盛んです。「漫画→韓国ドラマ」「アニメ→韓国ドラマ」という形で多くの作品がリメイクされています。日本である程度ヒットをあげたドラマや漫画などは大体リメイクされているといっても過言ではない状況です。ざっと挙げると「ライアーゲーム」「花より団子」「のだめカンタービレ」「ホーリーランド」、テレビドラマですと「白い巨塔」や「101回目のプロポーズ」「世界の中心で、愛を叫ぶ」なども韓国はリメイクしています。しかしゲーム原作のものが韓国でドラマ化されるのは稀です。
日本での反応やいかに
日本での韓国ドラマの視聴はしやすい状況で、韓国のリメイク作品を逆輸入して、字幕や吹き替えをつけて放送するということは頻繁に行われています。しかし、日本での評価は必ずしも良いものというわけではなく、のだめカンタービレや深夜食堂などの評価に対しては厳しい意見も寄せられています。今後のメディアによる日韓関係の報道のされ方によっても今後の韓国ドラマに対する目線は変わるでしょうし、日本のアニメゲーム漫画業界の中で不動の地位を獲得したアイドルマスターというIPコンテンツのリメイクというだけあって、一筋縄ではいかない、気合いの入った制作が求められそうです。
韓国はアイドルビジネスの復活を狙っているのか
アイドルマスターの実写化にするにあたってふとよぎるのはK-POPの存在です。すでに日本でK-POPは様々な要因で下火になってしまいました。今回の日本における人気IPとの連携は、日本への逆輸入を予測させます。K-POPの流行の時期、日本ではインターネット上やフジテレビの異常なまでのK-POP推しに疑問を感じた人々が、ごり押しなのでは?捏造なのでは?という疑問を抱き、「嫌韓」騒動とも呼べる動きがありました。今後、韓国はもしかすると日本における韓国人タレントの活躍のチャンスをうかがっているのかもしれません。私個人としては、アイドルマスターが再び注目されることによって、このプロジェクトがどちらに転がっても「アイマスはいいぞ」となることに期待しております。
記事を読んでいただきありがとうございました!