アニメ 声優 水樹奈々の公演から見る声優アーティストに必要なこと

水樹奈々といえば、声優業界でも屈指の歌唱力を持ち、アーティストとしても活躍をしていることは多くの方がご存知でしょう。そして先日の4月9日(土)、10日(日)、東京ドームで” NANA MIZUKI LIVE GALAXY 2016”を公演いたしました。

水樹奈々が東京ドーム2DAYSで80,000人を動員、高さ7.7mの巨大アーマー型ロボットも登場
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160411-00119754-lisn-musi

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声優アーティスト・水樹奈々が、自身二度目となる東京ドーム2DAYS公演“NANA MIZUKI LIVE GALAXY 2016”を4月9日(土)・10日(日)の2日間に渡り開催、女性ソロアーティストとしては通算4度で最速での最多公演達成となった。
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2日間で行われた公演ですが、総動員数80000人、そして東京ドームで行われた今回の2度目、通算4度の公演は、女性ソロアーティストとして最速かつ最多公演でした。

水樹奈々のライブは曲によるパフォーマンスもさることながら細部にまでこだわった演出にあります。水樹奈々のライブには、毎回コンセプトをしっかり定めており、それら全ての企画演出を水樹奈々自身が行っています。ちなみに今回は宇宙魔女っ子でした。そして、そのような演出は毎回大掛かりで観客の楽しみの一つとなっています。一つが惑星型のバルーンにつられた状態で箒に乗った水樹奈々が、東京ドームの2階席を含む全てのスタンド席まで飛び、隅から隅まで挨拶をしたり、ショートムービー明けには7.7m、重さ1.5tの巨大アーマー型ロボット”GALAXY-7”の上に立って登場したりなどド派手な演出を多数行っておりました。

水樹奈々、号泣で9・22甲子園ライブ発表「一生のうちにあると思わなかった」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160410-00000263-sph-ent

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終盤、水樹は9月22日に甲子園球場でライブを行うことを発表。自身は熱狂的阪神ファンとして知られており、「大好きな甲子園で歌えるなんて、一生のうちにあると思わなかったー!」と絶叫しながら号泣。甲子園では天然芝保護のため、02年以降は「TUBE」以外にライブを許可されたアーティストはいなかった。
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4月10日の公演で通算150公演という節目でもありましたが、その最後にもう一つ大きな出来事がありました。それが、9月22日に行う公演が阪神甲子園球場に決まったということです。甲子園球場自身は天然芝保護のためにライブによる公演がほとんど行われてきませんでしたが、2002年以降2度目となる公演が水樹奈々に決定しました。水樹奈々自身は熱狂的な阪神ファンであったということもあり、号泣するほどでした。

今回の甲子園球場公演決定も、水樹奈々自身が、音楽だけにこだわらず、大掛かりの演出や細部にまでの気配りをすることで、観客の心をつかみ、アーティストとしての地位を確固たるものにしたからではないでしょうか。

近年、水樹奈々だけにとどまらず、声優アーティストは多く輩出され、東京ドームや武道館など大型イベントホールでのライブが増えてきており、また多くに観客が公演に押しかけてくるようになりました。その点に関しても、声優という仕事が声を当てるだけの職業ではないことが明白でしょう。今後もこのようなアーティストとして活躍していこうという方はたくさんいるでしょう。もしそのようなことを考えているのであれば、演技力や歌唱力のみならず、企画力等のどうやったらヒロを喜ばせることができるかも考えていく必要があるでしょう。

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