やりたいことって?
記事をお読みいただきありがとうございます。今回はやりたいこと?というテーマでお話をお届けします。「やりたいこと」をやっている時はとても楽しいし、ゲームみたいな感覚でクリアまで持って行けます。逆にやりたくないことならクリアは難しいでしょう。というかクリアしようという気概すら出てきません。
前回の記事でやりたいことかどうか吟味して下さいとお伝えしましたが、仕事がやりたいことに変われば言うことなしで生産性が高まりますよね。その辺りを今回は掘り下げていきたいと思います。これを読んで仕事の生産性を遥か彼方まで高めて頂けたら嬉しいです。
自分が
自分がやりたいこと、で出てくるのは性欲、食欲、睡眠欲が恐らく大半を占めます。この状態にいると仕事というモノに取り組もうという気概も湧きませんし、今の生活環境を劇的に変えたいとしても結局は途中で挫折するでしょう。多くの本にも簡単に人は変えられないと書いてあります。ですので、変えようとした場合は根本的な所から変えていく必要があります。
ここは自分の欲求を上げるとやりたい仕事って何という悩みは吹っ飛ぶと思います。上記でお伝えした様に性欲、食欲、睡眠欲というのは人間誰しもが持つ欲求です。そのことを前提に、少し上げた所の欲求を考えてみて下さい。そこで真っ先に思い付くのが他人の笑顔、周りを喜ばせたい、そんな欲求が出てきたのなら私はこの悩みは既に解決済みだと思います。
他人が求めること
想像してみて下さい。仕事において自分のことだけを考えている人とお客さん、クライアントの喜ぶ顔が見れたら嬉しいと取り組んでいる人ではどちらが良い作品を作るでしょうか。良い作品というと分かり辛いですので、売れる作品にしておきます。恐らく後者だと思います。何故なら
アニメゲーム漫画業界限らず仕事というのは他人のためにやるものであり、そこに価値が生まれるモノです。自分の欲を満たすためにやるモノではありません。
この仕事という考え方を改めて考えて頂くと取り組み方も変わってくる筈です。人によっては営業成績によってボーナスが支給されたりということはありますが、本来通貨と仕事は別の話である筈です。給与制度を否定している訳ではなく、仕事における考え方について言っています。仕事は他人のためにするもの、社会のためにするもの、そう考えて働くだけで変わってくる感じがしませんか。
迷惑になるとは
ただ、他人の喜ぶ顔だけのためにやれば正解かと聞かれるとそこは違います。他人に会社や上司、お客さん、クライアント含まれていますが、この人達のために何かをしてあげることが幸せだと思って行動していきましょう、ということです。「他人のために何かしてあげることを自分にとって幸せ」と思うのと「他人が喜ぶ顔を見るためだけにやること」では若干の違いがあります。前者と後者で違う点は視点です。
他人のために何かをしてあげる事は自分の時間などを使って何かをしてあげる訳ですから究極的には犠牲していると言えます。ただ、犠牲というと少しネガティブな要素が入っていますよね。心からやりたいことをやっているにも関わらず犠牲は少し変ではありませんか。という意味です。やりたいことをやっているのなら相手が笑顔になっても、ならなくても嬉しい、だってその行為が楽しいし、やりたいことなのだから、となっていないと笑顔にするために自分の欲望を押し付けていることになります。そんなのは大迷惑です。
考え方の階段を駆け上がる
仕事というモノは本来、生活や経済とはかけ離れているのものです。現代社会はごちゃ混ぜになっているせいで多くの人が苦しんでいる様に思えます。皮肉なことに他人のためにと本気で考えている人の方がお金も多く手にしています。ただ、結果的にです。過程の段階で考えるべきは他人のためであるべきです。アニメゲーム漫画業界のクリエイターさん限らずだと思いますが、仕事というモノを大学や学校を卒業してからエスカレーター式に取り組む様なシステムですから分かり辛いですが本来はそうあるべきだと思いませんか。
同じやりたいことという価値観でも「自分のためにやりたいこと」から「他人のためにやってあげたいこと」に変わるだけで仕事も普段の生活も楽しくなる筈です。皆さんが心から楽しんで仕事に取り組み、そう言った作品が世の中に生まれて来ることでより良い作品が増えると思い今回書きました。ここまで駆け足でお送りしてきましたが、この記事を読んだ今この瞬間から気持ちを切り替え人生に臨んで行って頂けたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。