働き方
記事をお読みいただきありがとうございます。本日はフリーランスにスポットを当てて記事を書きます。21世紀はインフラが整い、時間の制約などにも縛られず、働き方を自由に選び易くなった時代とも言えます。時を遡りますと、と言ってもひと昔前ですので明治・大正くらいまでですが、安定という言葉からは遠い姿をしていた時代です。企業が固定で報酬をいくらで払う、定年まで雇う、今でいう所の終身雇用までというのは凄く難しい時代でした。何故なら時代は戦争真っ只中ですので、いつ戦場に駆り出されるかは分かりませんし、明日爆弾が頭から落ちて来て絶命する可能性もあります。そんな時代に終身雇用という言葉があったとしたら奇跡ですよね。
それに比べて現代は平和です。お金が無ければご飯は買えませんし、家にも住めません、着る物すら用意出来ませんが、現時点においては国が補償する制度もあります。死ぬが明日訪れるかもしれない恐怖が常にまとっていた昔に比べると圧倒的に平和です。そんな時代だからこそ職業を選択することが自由に出来、働き方も選べる時代、そんなことをテーマに本日は書いていきます。
働き方を選択出来る
選択出来る、というのは自由な証拠です。自由な状態を知らない人には選択肢すら見えず、縛られている事にも気付けません。良くある例え話ですが、奴隷は奴隷であることすら忘れて自分の足に付いている鎖の重さや形などを奴隷同士見せびらかし合い楽しんでいます。どれだけ丁寧な表現をしても資本主義上、従業員は会社の奴隷です。そこに気付き自分の目的に向かって前向きに仕事を行ない心から楽しんで仕事をしているか、奴隷であることを忘れて給料や仕事内容の愚痴を同僚や部下、家族などへこぼしストレス解消し鎖は一生付けたままでているかの差は大きな開きがあります。
両方の状態を見た上で選択出来ているのであれば自由と言えますが、片方の状態だけしか見えず選択させられている人が自由ではないとお伝えしている理由はここにあります。
固定とフリーまたは業務委託
固定というのは、労働契約や出社時間、退社時間、休憩時間などが決められています。その代わりに給料は一定ですし、言われたこと以上の仕事を行なえば会社におけるポジションは確保出来ます。保険が社会保険に入って会社と従業員同士折半出来ることも魅力でしょう。それに比べるとフリーや業務委託は、基本出社、退社自由です。そういう縛りは無い代わりに保険などは自分で入る、報酬は自分で稼いだ分だけが対象となります。業務を委託するだけですので、その業務を全う出来なくては報酬が払われないというのは厳しいことでもなく、普通のことです。
私自身がラクジョブに来るまでに以前やっていたのは派遣契約でフリーランスの人たちが集まってディレクションや現場管理を行うイベントの仕事でした。契約はシンプルです。行ってくださいと依頼を請けた現場へ行き仕事を行う、内容はバラバラですが、案内や誘導、その場でレクチャーを受ければ誰でも出来ることですので何も難しくありません。そこで最後までクライアントの指示を請けて仕事を全うすれば事前に教えて貰っている給料が後ほど頂けます。アニメゲーム漫画業界のクリエイターさん達がこのレベルの仕事をフリーランスでしている訳はないと思いますのであくまで参考ですが、もしここで風邪を引いてしまったり、熱を出したとしたらその日払われる報酬は0、正社員は半年間以上勤めていれば契約上有給が発生し別の形でお金を得る手段はありますが、フリーランスや業務委託の人は0です、この点はイベントの仕事であっても、アニメゲーム漫画業界のクリエイターであっても一緒です。
元々語源は
働くというダイナミズムを感じたいならフリーランス契約もしくは業務委託契約はありと言えますが、色々な仕事がしたいくらいの動機ですと将来は独立して事業を行うんだと言う動機を持って正社員に雇用されて会社が求める仕事をしっかり行う方が100倍良いと思います。フリーランスは個人事業主と何分変わりませんから生きるか死ぬかの世界を毎日生きています。
それを象徴するかの様にフリーランスの語源は中世まで遡り、どこの組織とも契約していない兵隊を指してフリーランスと呼ばれたと言う歴史があります。契約すれば戦場に行き死ぬかもしれない戦いに駆り出され、契約しなければ戦場に行かずいつまで持つかは分かりませんが、少しの間家でじっとしていられます。そう考えると生きるか死ぬかも強ち間違っていないのかとも思います。
自由に選択出来ることがベスト
固定であれば安定、フリーであれば自由という発想ではなく自分がこれから何を成したいかを選択することが重要だと思います。その最中に奴隷であることを自覚して働いても過程の結果ですから特に気にする必要はありません。最終的には成せる訳です。そこまで考えて働くということを選択することが大切だなと思い、クリエイターさんの業界はフリーと呼べれる方は多いので今回の記事を書きました。
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