ゲーム デザイナーが知っておくべき開発ニーズとスケジュール感

来年の春卒業の学生の就職活動が3月1日に解禁されました。新卒の方々は、様々な企業を調べたり、説明会に行ったり、ラクジョブのような求人媒体に登録を行っているものと思います。今回は、そんな中でも、新卒や未経験でゲーム会社に就職したいというデザイナーさんが知っておくべき業界のことについて書こうと思います。

最も人気な職種は
ラクジョブでは、現在、約4万人の登録者がいます。そして最も多いクリエイターは2DCGデザイナーです。2DCGデザイナーといっても、イラストレーターやアニメーターなど業種や職種は様々ですが、そのようなジャンルのお仕事がラクジョブでも競争率の高い分類となっています。

shutterstock_201963520デザイナーが知っておくべきスケジュール
最も人気な職種である一方、競争率の高い職種であることはご存知かもしれません。しかし、ゲーム開発におけるグラフィックの需要の変化について考えたことはありますか。

ゲーム開発の場合のスケジュールは簡単に言えば、企画制作をし、それに従ってプログラマーやグラフィックを開発し、デバックをし、リリースとなります。細かく言えば、リリースまでに、α版やβ版のような一部のみを開発し、売れそうなものになるかを判断する工程があります。さらにソーシャルゲームの場合は、アップロードやイベントなど運営が付いてきます。

shutterstock_361459583このようなスケジュールで作られるゲームですが、未経験者の方や新卒の方があまり知らないことがあります。それがプロジェクト期間内に、グラフィックのニーズが大きく変動するところです。ゲームの規模感にもよりますが、必要な時は、数十人ほど必要な時もあれば、時期によっては数人でも足りてしまう場合があります。そのため、外部の会社やフリーランスへ発注したり、派遣などの会社から出向で来てもらったりとグラフィックの制作期間と量を見て人員を増員します。ただ大手ゲームメーカーの場合は、時期をずらして、何本も同時にゲーム開発を行っているため、社内のクリエイターを別のプロジェクトの仕事に回すことによってバランスをとることができます。

shutterstock_314587865ただ多くの会社は前者のように必要最低限のデザイナーのみにし、あとは外部を頼るという形式をとります。その理由としては、デザイナーという仕事がつぶしの効かない職種だからです。例えばプログラマーの場合であれば、手の空いた期間に何かのツールを開発するということが行えますが、デザイナーの場合は、仕事の供給側がしっかり整っていないと完全に遊んでしまいます。そして、もしそのデザイナーが正社員の雇用であった場合は、働いていない時間でも給料が発生します。この固定費というものは、会社にとって大きな負担のため、できる限り空きを出したくないというのが経営側の考えです。

illustrationEffect4ゲームのデザイナーを目指すのであれば

ゲーム会社ごとの数名に残るようなスーパークリエイターに育つための見込みがなければなりません。そしてそのような方は幅広いジャンルをかけなければなりません。ラクジョブへ登録されている人で最も多いのが、キャラクターを描きたいという方です。しかしこれだけでは就職することは難しいでしょう。常に絵を描く仕事をこなさなければならないとなれば、ゲームで使用するグラフィックはすべてかける必要があります。人やモンスター、背景や小物、UIなどなど、色の指定もゲームごとに様々でしょうが、それに対応する必要があります。

ゲームのデザイナーとして就職したいのならば
それでもゲーム業界でグラフィックを書きたいという方がいるのであれば、最低限ポートフォリオはしっかりと描き貯めておきましょう。それもできるだけ多くテイストを変えてです。人であっても、性別、年齢、頭身のほか、モンスター、小物、背景、UIなどです。あとは希望する会社のテイストに合わせた制作物を見繕ってポートフォリオを作成されば、就職活動でもうまく立ち回れるのではないでしょうか。また、以前、ラクジョブでグラフィッカーの募集をしていたゲーム会社の担当者も「私たちのゲームのテイストを理解しつつもグラフィック全般が描ける人が必要」を言っておりました。

ここまで、ゲーム業界のデザイナーの厳しさに関して書かせていただきましたが、そんな中でもしっかり就職していくデザイナーの方も存在します。そのような方になれるようどんどんスキルを磨き、ゲーム業界全体をもっと盛り上げていけるようなデザイナーを目指してもらいたいと思っております。

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