ゲーム ポケットモンスター20周年、育成システムの見える化がすすんだ、「ルビー・サファイア」から「ハートゴールド・ソウルシルバー」まで

今回は、ポケットモンスターの記事の続きです。前回、「ポケットモンスター クリスタル」まででしたが、それ以降の「ポケットモンスター ルビー・サファイア」からのお話です。

これ以前のバーションの記事はこちら

ゲーム ポケットモンスター20周年、どんどん加えられた新要素、「赤・緑」から「クリスタル」まで

参考サイト
「ポケットモンスター」が2016年2月27日で20周年。第1作「ポケットモンスター 赤・緑」から20年の歩みを振り返る
https://www.4gamer.net/games/316/G031663/20160226129/

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012プラットフォームが変わっとことによって大幅にグラフィックが向上

2002年11月21日発売の「ポケットモンスター ルビー・サファイア」以降、プラットフォームがゲームボーイからゲームボーイアドバンス並行し、縦長のハード機から横長のハードへ、そしてなによりハード自体のスペックが大幅に上がりました。そのため、画面サイズが大きくなり、ドット自体も小さく、数も多くなったので、大幅にグラフィックが向上し、そしてゲームサウンドも向上しました。

013ゲームの内容もジョウトからホウエン地方へ変わり、登場モンスターも251種類から386種類に追加されました。そして、ポケモンのステータスとバトルシステムにも変化がありました。それが、「とくせい」と「天候」です。ポケモンそれぞれに一定の特性を持つようになり、ある条件下でその効果を発生させる機能です。そして、バトル中に天候を操る技を追加することにより、技の効果や威力に影響を及ぼすようになりました。もちろんとくせいによっても変化する場合も有ります。そのため、バトルにより戦略性を求められるようになりました。その後、エピソードと新要素を追加した「ポケットモンスター エメラルド」が2004年9月16日が発売されました。

015そして、「ルビー・サファイア」からの完全新作を待っている間に、「赤・緑」バーションのリメイクが発売されました。それが「ポケットモンスター ファイヤーレッド・リーフグリーン」です。ハード自体のスペックの向上もあり、懐かしさがあるものの、新しい気分で遊べるタイトルでした。そしてなにより、以前のパッケージを比較した時との違い、以前の記事(https://raku-job.jp/news/recruitment/12548/)で、可愛さがあるモンスターが多いといいましたが、このパッケージと比較すると、第1作のリザードンやフシギバナも結構怖かったんだなと思いました・・・。

016有線から無線へ

そしてこのタイトルから導入されたのが、このタイトルに周辺機器として同梱されていた「ゲームボーイアドバンス専用ワイヤレスアダプタ」です。これによって、通信ケーブル無しでの交換や対戦が可能となりました。

引用元(https://www.4gamer.net/games/316/G031663/20160226129/

引用始め
このアダプタを思いついたのは任天堂の岩田 聡氏で,「ポケモンに革命が起きます」と語っていたそうだ(関連記事)。
引用終わり

実際これ以降、通信ケーブル自体がどんどん減っていった印象があります。

018019アドバンスからDSへ

プラットフォームがゲームボーイアドバンスからニンテンドーDSへと変わりました。そして、ここでは、DSの機能として追加されたWi-Fi通信やオンラインサービスによって新たな機能がどんどん追加されていきました。その時に発売されたのが、2006年9月28日に発売された「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」です。舞台がシンオウ地方に変わり、モンスターも107匹追加された493種類、もはやここまでくると名前のわからないモンスターが出てきているため、ポケモンの参考書、、、もはや辞書でしたが、片手持って行うレベルでした。そして、通信技術の発達によって、オンラインサーバーを使った交換は話題にもなりました。

020「プラチナ発売」

その2年後の9月13日に発売されたのが「ポケットモンスター プラチナ」です。私にとって、このタイトルが最も時間を投下したタイトルです。その理由としては、私自身の育成の仕組みの理解と育成のための仕組みの整備が整ってきたからです。

育成を助けるアイテムやNPCの登場

初期の頃より、ゲットしたポケモンに個体差があり、それぞれステータスが違いました。そしてそれらを育てていってもステータスが大きく変わってきたのです。そして、なんとなくこんな方法がいいというところから、ステータス変化がどうなっているのかを理解したのがこのシリーズのタイトルだったのです。そして追加されていく要素で、ポケモン自体が元々もっている「個体値」の判定ができたりやモンスターを倒すことによって得られる隠しステータス「努力値」の計算がどんどんしやすくなっていったのです。そして、オスとメスを交配させることでのステータスや技の遺伝などどんどんわかるようになっていったのがこのDSシリーズに思います。そのため、育成のために何時間もかけてこのタイトルをプレイするほど熱中していきました。

「せいかく」でより戦略性が増した

ポケモンのステータスにおいても新たに「せいかく」という要素が加わったことによって、さらにステータス変化の条件が加わり、バトルでもせいかくによって向き不向きが出てくるので、さらに戦略性が増していきました。

023024実際に好きなポケモンを持ち歩く

その後は、また新作への期間が空き、「金・銀」のリメイク「ポケットモンスター ハートドールド・ソウルシルバー」が2009年9月12日に発売されました。この時は、「ポケットモンスター ピカチュウ」以来の万歩計「ポオウォーカー」が同梱され、好きなポケモンを実際に連れ歩けるというところが好評だったそうです。

13年間での変化

ここまでで約13年追ってきましたが、各タイトルにどんどん要素が加えられていきました。こちらの記事では、紹介しきれなかった新要素もこれ以外にもたくさんありました。タッグバトルであったり、時間イベントであったり、隠れ家やきのみの育成など、紹介しきれなかった要素もたくさんあります。よくこんなにも新しいことを加えていけたなと振り返っていくたびに感心しています。だからこそ長年愛される作品になっているのだと思います。

これ以降の作品に関してはまた別の記事で・・・。

そして、そのような柔軟なアイディアを持ったプランナーやそれをシステム的に実現できるプログラマーがどんどん生まれていってほしいですね。

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