今回は、ポケットモンスターについての記事です。本日は、ポケットモンスターが発売されてちょうど20年になります。そして、ポケモンの進歩に関して、加えられて行った新機能に関して書きたいと思います。
参考サイト
「ポケットモンスター」が2016年2月27日で20周年。第1作「ポケットモンスター 赤・緑」から20年の歩みを振り返る
https://www.4gamer.net/games/316/G031663/20160226129/
今までにない2本ないと完成できないポケモン図鑑の仕様
1996年2月27日、ちょうど今から20年前の今日、ポケットモンスターシリーズの第1弾「ポケットモンスター 赤・緑」が発売されました。当時の私、まだ小学生で、確か本体価格3000円から3500円くらいだったように思います。そしてなにより新しかったのは、赤と緑の2バージョンが同時に発売され、両方が揃わないとすべてのポケモンが集められないところでした。今でもそうなのですが、海外のゲーマーと違い、日本人は、カードなどをコレクションしたがる傾向があります。コレクションの本質がどこから来ているのかはわかりませんが、あえて2バーションにわけ、片方のバーションにしかでないというアイディアは、斬新かつこの後のゲーム開発において大きな影響を与えたのではないでしょうか。
この当時のハードは初代のゲームボーイで、5センチ四方ほどの白黒のドット絵の画面と単3電池4本、本体もかなり重かった印象があります。そして、その当時は、無線LANなんて便利な通信機能などなかったので、通信ゲーブルをつかった有線、しかもかなり通信速度の遅い中プレイを行ってきました。そもそもそれ以前の携帯ゲーム機はほとんど一人で楽しめるものばかりだったので、友達との交流というものが少なかったのですが、このポケモンで新たな交流の仕方が増えたのではないでしょうか。
そして、1996年10月15日に、雑誌限定で最初販売された「ポケットモンスター 青」の発売、そしてその翌年の1997年4月1日から、アニメシリーズが始まりました。
モンスターへのイメージを変えた
ポケットモンスターのヒットの要因の一つとして考えられるのが、モンスターの印象ではないでしょうか。私的な印象として、これ以前のモンスターといえば、若干の怖いというイメージがあります。幼少期だったこともありそれが尚更強かったのではと思っております。それに比べて、ポケットモンスターは、怖いという印象を持つモンスターも居ましたが、その一方で、小動物のようなかわいさを持ったモンスターも多くいました。そこが良かったのではないでしょうか。その証拠に、ポケットモンスターで最も人気が出たのがピカチュウでしたし、アニメの主人公の相棒もこのモンスターでした。そして、アニメも順調に人気が出たため、アニメのストーリーに沿った「ポケットモンスター ピカチュウ」が1998年9月12日に発売されました。こちらのタイトルで、ピカチュウの鳴き声がSE(サウンドエフェクト)っぽい音から、「ピカチュー」と泣くようになったことや、ニンテンドー64ソフト「ポケモンスタジアム」やポケットモンスターの大会会場などで無料配布される、「なみのりピカチュウ」を使ってのミニゲームなどがあり、今までにない要素追加されておりました。
ゲームの内容、システムが大きく変わった「ポケットモンスター 金・銀」
1999年11月21日に発売されたのが、この「ポケットモンスター 金・銀」です。プラットフォームがゲームボーイカラーになり、グラフィックがカラーになりました。そしてこちらでは、ポケモンの数が151匹から251匹、舞台もカントーからジョウト地方へと変更になりました。そして大きく変更されたのが、ポケモンのタイプと「とくしゅ」のステータスの仕様変更でした。タイプに関しては、既存のものに加え、新たに「あく」「はがね」が追加されました。そしてステータスでは、「とくしゅ」から「とくしゅこうげき」「とくしゅぼうぎょ」への仕様に変更されました。以前のバーションでは、「とくしゅ」が高いモンスターが有利となっており、高威力の技を多彩に覚えられるケンタロスや「とくしゅ」と「すばやさ」が高かったフーディンはパーティーの定石でした。それにタイプとしてもフーディンのエスパーは弱点が少なく、低威力の技しかないため、飛び抜けて有利という点がありました。そのため、エスパーの弱点のあくタイプを追加したり、とくしゅを2つに分けることによって対戦バランスの調整が行われました。
セーブのシステムってこんな風なのかな・・・
そしてこのタイトルで好きだったのが、レポート処理での裏技です。ポケモンをボックスに預け、レポートをする際、レポート中に電源を切ることによって、ボックス内とパーティー両方にポケモンが存在するというものです。それを使って、好きなポケモンを増やしたり、道具を増やしたりしてましたが、それ以上に、レポート処理が順々に行われているんだと幼いながらに思いました。もちろんこれ以降は仕様が変更されました。
その後、2000年12月14日に発売された「ポケットモンスター クリスタル」では、初の女性ヒロインの選択制になり、戦闘中もポケモンにアニメーション、そして、伝説のポケモンが地方各地を飛び回り、ランダムでしか出現しないなどの新要素が加わりどんどん難易度が上がりやり込み要素が増えていきました。
このように、新要素のアイディアをどんどん入れていくことによって20年という長い期間人気を保っているコンテンツとなっております。今回は、「ポケットモンスター クリスタル」まででしたが、それ以降のタイトルに関してはまた別の記事で書こうと思います。
20年も続くタイトルが今後もどんどん生まれるようにラクジョブでは、そのアイディアを生かせる会社への就職や転職ができるお手伝いをしていければと思っております。
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