ここでは、ラクジョブメルマガで会員の皆さんにお届けしている就職・転職に関するコラム(と、全く無関係に撮られた弊社の猫の写真)をお送りします! ちなみに本日の猫は「お持ち帰りされる猫」です。本編とは関係ありません。
今日のテーマは「一度辞めた会社に再雇用してもらうチャンスはどれくらいある?」です。
昨日のコラム「自分の作品を作り込むために一度会社を辞めたい」というご質問に、「今の会社に再雇用されるためには?」という観点でお答えします。
社内でのトラブルではなく人材側の都合で円満退職ができた場合でも、数年後に改めて出戻り的に採用されるパターンは少なくありません。実際、エンジャパンのアンケート(2018年)によると7割の企業が再雇用経験があります。
この中には再雇用制度(定年を迎えた人材から希望があれば再雇用する制度)の実践として再雇用が決まったという例も含まれているとも思われますが、依然として再雇用に積極的な会社は多いと捉えることができるでしょう。
採用に関するもっとも大きなリスクは「せっかく採った人が辞める」ことです。再雇用は、採用する人材の勤務態度や戦力をわかっているためリスクが少ないので積極的に行なっている会社が多いというのが現状です。とはいえ、戦力や勤務態度が十分に把握されていない状態では退職後の再雇用は難しく、また再雇用までのタイミングが数年など空きすぎて人事担当者や現場の人が変わっても同じようにハードルは高くなってしまうため、注意が必要です。
人事だけでなく職場でも再雇用に関して反感を持つ人がいることもあるので(すぐにまた辞めるのでは、という憶測など初期は信頼感が薄いことがある)辞めてから再就職を考える場合は、事前に現場の方とコミュニケーションを取った方が、戻ってきてからギクシャクしたりしんどい思いをしないで済むでしょう。
経営者側はそれなりに積極的だが、現場の意見はそれぞれという状況があるので、どちらとも話し合った上で計画的に再雇用までの道のりを考えることがベストです。
「就転職コラム+猫」シリーズ、一番最近の記事はこちらから!