ここでは、ラクジョブメルマガで会員の皆さんにお届けしている就職・転職に関するコラム(と、全く無関係に撮られた弊社の猫の写真)をお送りします! ちなみに本日の猫は「涼しいマットを満喫する猫」です。本編とは関係ありません。
今日のテーマは「30歳を超えると転職しにくいって本当?」です。
今回のコラムは、最近届いた質問メールへのお返事となります。24歳のゲーム業界就職2年目の方からご質問をいただきました。
「現在イラストレーターとしてゲームイラスト等を会社で描いていますが、ゲーム以外にも幅広いイラスト制作をして行けるようになりたいという思いがあり、将来的にはいくつかの会社を経由してメーカーへ勤務し、幅広い活躍を希望しています。派遣での仕事も検討はしているのですが、派遣会社に相談したところ『年齢が高くなって30を超えると転職も派遣も決まりにくい』という話を聞き今後どうキャリアを形成するべきか迷っております。転職も同じく年齢に左右される部分が多いのでしょうか?」
30代からは転職しにくい、というのはよく耳にする言葉です。
実際、厚生労働省の平成29年雇用動向調査結果を見ても、20代後半と30代前半で転職者の入職率が男性5.7%、女性でも5.2%下がっています。また、全体的に見て転職入職率は20代後半が最も高いことも読み取ることができます。
つまり一般的な傾向としては30代になってからの転職はやはり大変なのです。
しかし大変とはいえ、転職率がゼロな訳ではありません。需要は一定的にあります。社会人経験が10年を超えるとマネジメントへの期待をされやすくなることや、1人あたりの年収額が高くなることから会社が慎重になりやすいというのが、30代以降の転職入職者率を減らしている理由の1つと思われます。
質問者の方は、複数企業を経由したいということでしたが、20代後半あたりでマネジメント立場の仕事を3年ほど行うことをできればお勧めします。また、30代以降で転職を行う場合は、できる限り応募数も増やすようにしましょう。
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