ここでは、ラクジョブメルマガで会員の皆さんにお届けしている就職・転職に関するコラム(と、全く無関係に撮られた弊社の猫の写真)をお送りします! ちなみに本日の猫は「バランスが危うい猫」です。本編とは関係ありません。
今日のテーマは
「乗り切ってはいけない?5月病の克服法」です。
5月病。少し話題としては遅いですが、毎年問題になりますね。5月病は、一般的に新社会人や転職したばかりの方など「新しい環境」に慣れる過程で起きる現象を指します。基本的には、気分が落ち込んだり食欲がなくなるなど、うつに似ていますが、「あれをしなきゃ、これをしなきゃ」という焦燥感を抱きすぎる場合もあります。新しい環境に入った4月ではなく5月にこの症状が出がちなのは、最初のうちに無意識で自分の中にためていた緊張が長期連休というインターバルで解けてしまうのが大きな原因でしょう。
さて、「乗り切り方」と書きましたが、厳密に言えば「乗り切る」というのはちょっと危険な考え方です。「乗り切ろう」というのもプレッシャーになるため、過剰に「乗り切らねば」と意気込むことで更に負荷をかけてしまいます。
新しい環境では無意識の緊張から仕事がいつもどおりに進まないこともあります。そうして生まれる「何とかしないと」と焦る心は「乗り切りたい」という気持ちにシンクロします。
そんな時は自分自身のダメさばかり目につくかもしれませんが、そもそも最初から新しい環境ですべてを完璧にできる人なんていません。だから初期のうちは失敗したり疲れる自分を「そりゃそうだよ」と許しましょう。
失敗や疲れを許さずに仕事に邁進しすぎると、疲れは長期化します。5月病に限らず、就職・転職した直後はこういった問題が起きやすいので、自分をきちんと許すということを第一に少しずつ慣れるようにしましょう。いつのまにか、仕事でのミスが減っていることに気がつくはずです。
次回は「転職にかかる平均的な時間」について!
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