ここでは、ラクジョブメルマガで会員の皆さんにお届けしている就職・転職に関するコラム(と、全く無関係に撮られた弊社の猫の写真)をお送りします! ちなみに本日の猫は「枕にされてる猫」です。本編とは関係ありません。
今日のテーマは
「面接の極意~やりがちな”話しすぎ”を防ぐには?~」です。
面接に慣れている人なんていません。基本的に「ここが正念場」と緊張する人が多いものです。
しかし、今しかアピールチャンスがない!と思うとつい話しすぎてしまうのもまた考えもの。「人の話を聞かないで一方的に話す人なのか」と思われるのは、コミュニケーション能力のアピールとしてやはりマイナスになってしまいます。
かと言え、当然ですが話さないのもNG。ちょうど良い会話量はどれくらいなのでしょうか。
まず模範解答から行くと「1つの質問に対して2~3文で答えるのがベスト」です。質問に対してまず結論を答え、それに対して補足を1、2つ入れるというイメージですね。人が沢山話してしまいがちなのは「補足することが多い」という場合です。
例えば職歴書にあるプロジェクトでの担当内容を聞かれた時。
「そのプロジェクトではデザインを担当しました。でも途中から企画もやることになって、×ヶ月は運営を行っていました。運営で担当していたのはイベント内容の制作ですが、社内にスタッフが足りなかったため、ほとんど自分で立案から行っていました。その時のワークフローはこうなっていて、スタッフは何人くらいを見ていて…」というように、思い出しながら話すとどんどん話が長くなってしまうのです。
中途採用の場合、面接は1時間近くたっぷりと余裕がある場合が多いものです。返答についてはまず簡単なものだけだったとしても、追加で知りたいと面接官が思ったものに関しては必ず質問が飛んでくると思って落ち着きましょう。
ポートフォリオを見せる場合も、1枚1枚の説明をすると面接官がゆっくり見られないので質問が来た時に答えたり、仕事内容の説明を2~3行追記するのが得策と言えます。どうしてもアピールしたいことが質疑の範囲内では行えなかった、という場合は最後の「何かほかに質問はありますか?」という部分で、「もう少しお話ししたい実績があって…」などと話す時間をもらうようにすると自然です。
次回は「デスマーチで苦労した経験はどこまで話していいのか?」です!