ここでは、ラクジョブメルマガで会員の皆さんにお届けしている就職・転職に関するコラム(と、全く無関係に撮られた弊社の猫の写真)をお送りします!
ちなみに本日の猫は「お絵かきアプリでコラ加工された猫」です。本編とは関係ありません。
今日のテーマは
「大手に入るメリット・デメリット」。
先日、あるデザイナーの方からこんな話を聞きました。
「昔から夢だった大手企業に何度か出向に行ってわかったんですが、自分はどうやら、大手企業的な仕事は向いていないみたいです」と。
この方は出向という形で体験をして知ることができましたが、意外と大手企業に入ってから初めて向き不向きがわかるということがあります。やはり大手企業であれば大きなタイトルの一員として働ける魅力はありますが、その代わり
「作品の中でどんどんアイデア出しをしたい」
「いくつもプロジェクトを掛け持ちしたい」
「多様な経験を短い間に積みたい」
という人には不向きなこともあります。
そういう場合は、元請け会社など受託開発をメインにしている会社さんに照準を当てましょう。
大手企業のメリットは、腰を据えて1つのタイトルに向き合えることです。特にソーシャルゲームなどの大手パブリッシャーだと、1度始まったプロジェクトが途中で大きく内容変更、場合によっては完全ボツになり新しく作り直すことも珍しくありません。逆に言えば、そこまで失敗できない作品を作り続ける必要があるのです。失敗になったとしても、自分の「面白い」のアイデアを一刻も早く形にしたい人は少数精鋭のプロジェクトを行う会社に、それでもやっぱり世の中に大きな影響を与えるコンテンツにしっかり関わりたい人には大手企業でのプロジェクトに向いていると思って良いでしょう。
次回は「他業界からアニメゲーム漫画業界に転職するには?」です!