今回は、ラクジョブベーシックプランをご利用頂いた会社さんの採用成功実績について対談形式で紹介します。
大山:今回は大手プラットフォーム運営ゲームメーカーさんの採用実績について話していきます。最終的に採用したのは何名でしたか?
平田:採用した人数は1名です。
大山:求めているスキルや仕事内容はどういう方ですか?
平田:実は今回、かなり面白い募集でゲームの中身…世界観の設定を出来る方が欲しいというオーダーを頂きました。
大山:世界観。プランナーとは違うのでしょうか?
平田:そうですね。最初に問い合わせ頂いた時に「世界観設定を出来る人を」と言われたのですが、世界観設定という職種はこの世には存在していません。そこで色々ヒアリングで細かくお聞きするとプランニングは出来なくて大丈夫ですし、プロデュースや予算も取れなくて良い、運営も出来る必要はない、単にユーザーさんがこういう世界観なら遊んでみたい、という方を採用したいと問い合わせを頂きました。
大山:そこは開発会社さんによって担当する方が変わるポジションですね。プランナーやディレクターだったり、デザイナーだったり、アートディレクターだったりとマチマチな所…そういう意味で掲載する職種が『〇〇』と判明していなくても相談を頂ければ随時一緒に考えていけるのがラクジョブの強みですね。
平田:募集職種というのは仕事内容が一緒であれば何度でも変更は出来ます。今回はシナリオライター募集をして採用したのはアートディレクターでした。ですので、シナリオライターで掲載をしてみて結果に結び付いていない様なら中身はそのままでカテゴリだけ『アートディレクター』へ変更と考えてもいました。上手く結果に結び付いて良かったです。
大山:現在1000名以上の会社さんでプラットフォームをやりつつ、ゲーム開発もされているとのことで『世界観設定』という業務は一個一個のゲームだけでなく会社全体の方向性にも関わってくることでもありますね。こちらはお問い合わせでしたか?
平田:随分前からお話自体はしていたのですが、改めて聞きたいです、ということでお問い合わせを頂きました。それまでは会社さんの紹介などを通じて仲良くさせて頂いていた関係もあり問い合わせを頂いた経緯もあります。
大山:最初の時はシナリオライターで募集したのとのことですが、どの様な形で用意をしましたか?
平田:もの凄く仕事内容も定義が難しく、絵で伝えられるのならそれもアリだし、漫画家などをやっていてプロットなどを考えられるのならそれでも良いし、持っているイメージを文字で伝えられるならそれでも良いと難しい要望でした。ラクジョブの中でよく見られる求人として『シナリオライター』か『グラフィッカー』というのがあります。漫画家でも良かったのですが、漫画だとズレると思い、一番見られる所『シナリオライター』を使い、シナリオライターではなく世界観を設定出来る人です、という形でフワッと募集開始しました。
大山:一個の文字にまつわる世界観というところを見て募集を掛けて行ったという感じですね。
平田:そうです。なので、職種名に関しては何回も変更する覚悟でいました。
大山:何度も変更出来るというのはラクジョブの強みです。掲載をしながらトライ&エラーを行った以外にも何か工夫はされたのでしょうか?
平田:最初から応募は来ていたのですが、微妙な方ばかりが多かったのでメルマガで世界観設定について詳しく、その会社さんに関して詳しく書いたモノを送るなどは行いました。
大山:どの様な部分が微妙だったのでしょうか?
平田:世界観設定を出来るのかな?と疑問になってしまう様な方で2DCGデザイナーをやっていてポートフォリオが付いていても絵がそんなに上手くはない方、新卒や若過ぎる方だったり、という部分です。
大山:絵の上手さは関係ない様に見えますが、イメージを誰かに共有しなくてはいけませんからどうしても必要です。こうして聞くとやはり難しい募集ですね。メルマガ以外に何か行ったことはありますか?
平田:その他としては…掲載している間はこちらから月一くらいでご連絡をしています。この会社さんはラクジョブだけで募集を行っていた訳ではなかったこともあり、どんな動きになっているかは小まめにチェックしていました。例えば他で採用に成功している場合、今のポジションの人材は募集の必要性は無くなっている可能性もあります。最初は世界観設定の人だったけども、今はアシスタントで構わないです、という事も起き得るので定期的にチェックしていました。結果的に今回はラクジョブ以外では採用出来なかった様ですが…
大山:特に今回は募集職種というのが固まりきっていない募集でしたので他の媒体さんだと厳しかったのかもしれません。企業さん側が「いざ採用を!」となった時にどの様な情報を用意しておくと良いのでしょうか?
平田:今回なんかは特に職種も分からないという状況もありましたし、発注される方も不安だったと思います。基本的に私たちのスタンスは職種が分からなくても営業へご相談に乗らせて貰うので大丈夫ですが、給与面は固めておいて欲しいです。給与は分からないと応募にも繋がりません。あとは、仕事内容というよりもこれからその人がどういうステップアップをし得るか、キャリアがどうなるか、という部分は簡単にでも作っておいて貰えると人材に対してもアピールし易く、採用成功にも繋がります。本来、仕事内容や良さも聞きたいのですが、求職者さんから見ると魅力が分からない、他の部分に魅力が…という事もありますので会社のことに関して色々伺いますし、今後のゲームはどうする?ゲーム以外にもやりますか?もしもこのゲームがポシャってしまったらどうしますか?というのを色々お聞きしてトータルでの魅力探しもお手伝いします。
大山:どういう職種か分からない状態からディスカションしていきつつトライ&エラーを重ねながら作っていったということですね。応募が来た人に関してですが、何名くらい来ましたか?
平田:実は最初の1ヶ月目は話題となり注目を浴び何件か来ていましたが、トータルとして応募件数はそこまでありませんでした。ただ、数が少ない中でもスキルが高い良い人が多く来て、採用となった感じです。
大山:その方の採用を決めた決め手は一体何だったのでしょうか?
平田:超有名某RPG〇〇(タイトルは非公開)の世界観をやっていたことに尽きます。文句無しで採用が決まりました。メルマガ経由で応募をしてくれた様です。
大山:ポイントしては世界観設定を一貫して押し出したから、ということになるのでしょうか?
平田:募集している側がフワッとしていると求職者さん側に何を書いても伝わりませんので世界観設定とは、をかなり細かく落とし込んだことはポイントだと思います。あとは、やり甲斐と給与面をしっかりと書いたのも大きかったと思います。その結果が応募は少なかったけど良い人の応募は多かったにも繋がっています。つい最近応募をしてくれた人も良かった様でもしかすると2人目も採用が決まるかもしれません…。その時はまた報告します。
大山:ちなみに、職種が決まっていない職種の給与はどんな風に決めるのでしょうか?
平田:ディレクターさんは〇〇円なら最低でも〇〇円くらいは出せますか?という感じで話し合いながら決めました。
大山:ありがとうございました。今回はラクジョブベーシックプランの採用実績についてご紹介でした。アニメゲーム漫画系の求人で募集職種が分からない、という所からも気軽に相談にお乗りしますのでご連絡ください。よろしくお願いします。