アニメゲーム漫画業界経営者限定無料交流会から生まれた1億円の遊技機案件

shutterstock_3456101691月25日は新年1回目の交流会です!

今日は雪です。寒いです。交流会の当日に雪が降らないことを今のうちから祈っています。逆に1週間前に降ってくれて良かったかもしれません。当日降っていると遠方からいらっしゃる企業様もありますので、かなり現地に来るまで大変なことになりそうですし。しかも時間的に19時以降なので路面が凍結してしまって、滑って転んでけがでもしたら大変です。みなさんもここしばらくは天候の変化に十分お気をつけ下さい。

今回はこれまで交流会を開催してきて具体的にどんな仕事につながったのかを書いていこうと思います。アニメゲーム漫画業界は比較的遊技機ともつながりがあります。特にアニメ版権がそのまま遊技機になることも当然のようになっています。そんな遊技機業界での仕事に結びついた事例をお伝えします。

shutterstock_321777644遊技機メーカーとの直取引実績!

遊技機業界のメーカーで参加する会社は正直まだまだ少ないのですが、その少ないうちの1社で外注窓口をされているプロデューサーさんが参加されたとき、弊社と以前からお付き合いのある遊技機専門の映像制作を行っている会社と引き合わせをしました。映像制作に強いところの出会いを希望されていたので、話も盛り上がりもっと詳しい話を聞きたいという状況だったのですが、他にも名刺交換をしたい人たちが並んでいたということと、せっかくなら守秘義務契約は前提になるものの、よりくわしいしrお互い初対面だったので具体的なスキルや実績などは別途打ち合わせをしましょうと言うことになりました。

交流会当日そのメーカーのプロデューサーさんとは引き合わせを10社以上、個別に名刺交換をされたのも30社以上あったと思いますが、その後改めて挨拶のメールと打ち合わせをしたのは私が最初に引き合わせた会社だけだったそうです。そのとき直近で案件があるわけではないとおっしゃっていったので、名刺交換をした相手先は案件が発生したら声をかけてもらって行こうと思っていたのかもしれません。名刺交換をした開発会社の社長は、今訪問してもお互い時間の無駄になると話していました。

shutterstock_336792815挨拶のつもりが案件発生

ところが私が最初に紹介した会社が交流会の後に訪問したとき、ちょうど急ぎの案件が発生していました。トライアルというのには物量が多かったのですが、実績とサンプルの絵コンテやグラフィックの素材を見て、他に出来るという取引実績のある会社もないし一度任せてみようとプロデューサーの方は思ったそうです。

そのトライアルも兼ねた最初の発注でしっかりと納期も守りクオリティ的にも満足のいく結果だったので、更に案件を続けて受託することが出来ました。最終的には総額で1億円を超えるパチスロの映像制作案件を受託し、今でも案件があれば相談する関係になっています。

案件を受注できた会社と他の会社との大きな違いは一つだけです。目先の利益にとらわれていたか、そうではなく中長期的にもつきあった方が良い会社だと認識したか、この一点です。

多くの会社で失敗しがちなポイントなのでここはしっかりと抑えておいて下さい。直近の案件を探す必要があるタイミングは必ずあります。ですからあとで訪問に行かなかった会社が多かったのは仕方がない部分もあるかもしれません。ですが、目先の仕事だけを追いかけていたら先細りしていくだけです。仕事も次から次へと細かい仕事をとり続ける必要があり、かなり大変なことになってしまいます。仕事をとり続けている会社はメーカーとつながりが出来そうならその場を逃すことはありませんし、そういうところから先々の仕事にもつながる可能性を考えて数回はあって印象をつけておくのです。

shutterstock_225159796必要なのは中長期的視点と覚えてもらうこと

実際にあったときに必ず抑えておくべきポイントとして、強みと弱みをはっきりと伝えると言うことがあげられます。今回の事例で言うと強みは遊技機に専門特化した会社で、その中でも2Dのクオリティに関して言えば他社にはないクオリティと自信を持っていました。ちょうど発生したのが2Dの案件だったこともあり、すぐに発注となったのですが、逆にそうじゃなかったとしても信頼の置ける会社だと認識してくれたと思います。

パブリッシャー、メーカーサイドはできないことまで出来ると言われて、それを信用して発注したら結局たいしたものが作れないままで炎上して終了という経験をたいてい複数回はしています。だからこそ自社の強みと弱みを分析できていて、最初からそれが伝えられる会社は信頼されやすくなります。そして訪問回数も1回だけではなく定期的に、特に最初の内は1ヶ月に複数回以上訪問することでしっかりと顔を覚えてもらいます。次の案件が発生したとき、発注先候補の一つとして選択肢に加わっておくためです。

交流会に参加してもなかなか成果につながらない会社はあります。理由はここにあげたことも関係していますし、それ以外の要因もあると思います。いずれにせよせっかく参加して頂いている企業様にとって参加して良かったと思われる交流会にするため、こういった受注成功事例は積極的に配信していこうと思います。

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