これは“ネタバレ一切なし”の項目です。最低限のことしか書いてありません。

◆良いか悪いか？
→個人的には良かったです！「ジブリの面白い作品」としてお勧めできるかと。

これは“若干ネタバレ”の項目です。

◆鑑賞にあたっての注意事項
→特に気にすべきアラートシーン等はありませんでしたが、鳥恐怖症の人は若干注意したほうが良いかも知れません。鳥が沢山出てくるので…（人もちゃんと出ます）。
また、声優等での違和感、不自然さも感じませんでした。

◆なんとなくの雰囲気
→「千と千尋の神隠し」が一番近いのでは？と感じました。
ジブリの不思議な世界観が美麗な美術で描かれています。

◆原作本既読推奨か
→私は未読で臨みましたが、問題なく鑑賞できました。
“読んでおくと作品理解に役立つ”くらいなので、見終わってから読んでも良いかと思います。

これは“完全ネタバレ”の項目です。ご注意ください。

◆完全ネタバレ感想
・キャストについて
もうネットにも散々流れていますが、菅田将暉さん、あいみょんさん、木村拓哉さん、他にも柴咲コウさんや國村隼さんなどなど…豪華です。
木村さんは声を聞いてすぐわかってしまったので、「この声！！わかる！！」と思ってしまいしばらく話が頭に入りませんでした。喜びすぎ。

・原作との関係性
原作の本が書かれたのが1937年、劇中舞台もそれから数年しか経っていないため、最初は「もしかして原作の話をふくらませるのか？」と感じましたが、全然違う方向に展開されるのは嬉しい誤算でした。
全然前情報が出ていないというのも余計に作品への没入感を高めていたと思います。

・テーマについて
ま、また冥府の話と母子関係の話してる〜〜〜〜〜〜！！！！！
と思いつつ、「千と千尋の神隠し」的な世界観を更に広げているので見やすく、説明が少ない部分も自然に見ることができました。繰り返し見ることで別の発見があるんじゃないでしょうか。
「説教臭い内容じゃないか？」という懸念が多かった今作ですが、ちゃんとジブリらしいファンタジーが描かれていて、観客の見たいものを見せてくれていました。
ただ子供が見たら怖いんじゃないだろうか…という気もしつつ。まあでも「千と千尋」もそれなりに子供には怖かったか…。

・鳥
ポスタービジュアルの鳥、良かったですねえ。というか、あのラフの時点から色々変化したな…と感じました。
今後アオサギのグッズとか出るんだろうか…インコ怖かったし…出しにくいよな…。