◎Exys株式会社(イグジス)
ゲームイラストレーター募集
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2007年、グリーが携帯電話向けソーシャルゲーム『釣り★スタ』をヒットさせたことで始まった空前のソーシャルゲームブームは今もとどまることを知りません。2015年国内ゲーム市場規模(ハード・ソフト合計、オンライン含む)は過去最高の1兆1925億円(前年比4%増)となり、オンラインプラットフォーム(スマホ/タブレット向けゲームアプリ、フィーチャーフォン、PCオンラインゲーム)は13%増の7886億円に拡大した。オンラインプラットフォームのうちゲームアプリ(スマホ/タブレット向けとフィーチャーフォンSNSで動作するもの)の市場規模は18%増の7154億円で、国内ゲーム市場全体の6割を占めるまでに成長している。そして、ソーシャルゲームの隆盛は、イラスト制作の爆発的な需要を発生させました。昔、遊戯王やビックリマンでカードやシールのイラストが大量に必要になった状況が、今やゲームアプリ1本ごとに必要になっているイメージです。イラスト制作そのものが事業として成立するまでになり、Exys、フーモア、サーチフィールド、トゥーザワールド、クラウドゲート、ココン、MUGENUPなど、機を逃さずイラスト制作専門の会社として立ち上げられ、急激に勢いを増している会社は少なくありません。
しかし、ソーシャルゲームの流行とともに成長を遂げたイラスト制作事業は、ソーシャルゲームそのものの変化とともに新たな局面に突入しています。ソーシャルゲーム黎明期の頃は、いわゆるポチポチゲーが主流でしたが、そこにスマートフォンが登場します。iPhoneが2008年の夏に発売され、2010年頃から各メーカーも自社スマートフォンを発表し、一気に普及しました。「携帯電話・スマートフォン“個人利用”実態調査2015」によると、国内スマートフォン普及率は49.7%。総務省の2014年の調査によると、20代のスマートフォン普及率は94.1%、30代は82.2%。さらに、セガネットワークス ゲームスタイル研究所「アプリ利用実態調査」によると、スマホユーザーの約6割がゲームアプリを利用しているとのことです。つまり、20代の56.46%、30代の49.32%が何かしらのスマホゲームで遊んでいる計算になります。家庭用ゲームソフトなら100万本、ミリオン達成すれば、大ヒットという世界で、パズドラの国内ダウンロード数3800万本がいかに驚異的な数字かは比べるまでもないでしょう。
スマートフォンの発展は同時にデバイスとしてのスペックの向上をも意味しています。ガラケーであれば、グリー、モバゲーなどのプラットフォームでイラスト画像ページを表示するだけで精一杯だったものが、スマホの登場とともにスタンドアローンなネイティブアプリになり、できることの幅が広がりました。今やスマホはPS2ぐらいの性能を持っていると言われ、3D描画も可能ですし、おおよそほとんどのジャンルのゲームをアプリとして作ることができるようになりました。それに伴い、単純イラストではなく、3Dやアニメーション、IP、有名イラストレーターなど何かしらの+αが求められる時代になっています。先ほど例に挙げた会社もそのほとんどがイラスト制作に付加価値を付けたり、別の事業を展開して企業価値を高める努力をしています。例えば、Exysでは、少年サンデーで連載経験のある漫画家や大ヒットアプリ「スカイロック」のキャラクターデザインをされている方など有名クリエイターを集めていますし、フーモアは、イラスト制作の他に3DCG・2Dアニメーション制作や音楽制作、漫画制作の事業も展開しています。特に漫画事業は2億円の資金調達に成功したということで非常に勢いがあります。
このようにかつて「イラスト制作会社」と呼ばれていた会社は、イラスト制作を軸にしながらも+αを模索しています。今後は、イラスト制作ができることは当たり前、その上で何が提供できるかが勝負になっています。さて、そこで質問したいのですが、イラストレーターとして仕事したいと考えている方、イラスト制作以外の何を+アルファとして提供できますか?もしこの質問に答えられなければ、あなたは「一昔前のイラストレーター」ということです。危機感を感じてください。クラウドソーシング型のイラスト制作会社があなたのことを必要としなくなる日は遠くないです。とはいえ、在宅で1点いくらで仕事している人にそれ以外をやれというのは、環境の問題もありますし、酷な要求であることはわかっています。だから、私からのアドバイスは、業務委託、フリーランスとして在宅勤務ではなく、社員として雇用されてイラストを制作することです。
先ほどは、イラスト制作会社はイラスト制作以外に目を向けているという話はしましたが、依然としてイラスト制作の仕事はありますし、今後も0になるということはありません。しかし、メーカー、パブリッシャーなどのクライアントからも要望も厳しくなる中で、クラウドソーシング型のイラスト制作に限界を感じている会社は少なくありません。「できれば社内で指示を出したい。汎用的に案件に対応できるスキルの幅のあるイラストレーターを採用してしまいたい」というのがイラスト制作会社の本音です。少なくとも今後もイラスト制作をメインの事業にしようとしている会社はそちらに舵を切っています。イラストレーターとして今後も仕事をしていきたいと思っている方であれば、イラスト制作を今後も事業といて続けようとしている会社に身を置くことが、一番確実にイラスト制作を仕事にし続ける方法です。
最後に、現在ラクジョブで正社員のイラストレーターを募集している会社を紹介しますので、是非こちらもご覧になってください。
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