WEBデザイナーで年収が高くなる選択は? さらなるキャリアアップのためには会社員かフリーランスか

記事を読んでいただき有り難うございます。今回の記事は、WEBデザイナーをやっている人に向けて記事を書きたいと思います。WEBデザイナーは、開業する上でのスキルが少なくてすむという意味では間口の広い業界であると言えます。一方で、極めて行こうとすれば非常に幅広いスキルとツールが必要とされる奥深い職種でもあります。WEBデザイナーを続ける以上、この幅広いWEBデザイナー市場という場所で、自分がどこに位置するのかを把握しておくためにも参考になればと思います。今回の記事では、WEBデザイナーという職業について各種データを引用しつつ色々な確度から考えてみました。(各種データについては主に、「WEBデザイナー白書2014—2015」を引用しています。)

色彩スタッフの採用事例
WEBデザイナーという職業について

WebデザイナーはIT業界のトレンドにそのままシンクロする職業です。「ドッグイヤー」と言う言葉で形容されるように、IT業界は非常に流行廃りの激しい業界です。例えば数年前、Webデザイナーにとって「Flash」は必修のツールでしたが、現在ではほとんど必要とされなくなりつつあります。「二ヶ月一昔」と言われるくらい、トレンドの変わりやすい業界です。Webデザイナーとしては、移り変わるトレンドにあわせて自己研鑽を続ける必要があります。

統計データを見てみましょう。「WEBデザイナー白書」によれば、WEBデザイナーの平均転職回数は「2.7回」となっています。WEBデザイナー全体のうち、転職未経験者はわずか11.7%しかいません。そのくらい転職が当然な業界なのです。また、会社勤務と個人フリーランスの比率は7:3になっています。WEBデザイナーの一つの特徴として、「会社に勤務する」という選択肢と「フリーランスになる」という選択肢が併存しているということがあります。デザインという特殊な技能を身につけ学習しつづけ無いと淘汰される、という前提条件についてはどちらの選択肢も同じです。

データでみるアニメ業界
データで見るWEBデザイナーの現状について

WEBデザイナー全体での年収の平均は、「WEBデザイナー白書」によれば433万円です。「会社員」の平均は405万円であるのに対して、「個人事業主」全体での平均は385.3万円と若干下がります。しかし分布を比べると、「会社員」は1,000万円以上の比較的高所得層が1.5%であるのに対して「個人事業主」だと2.9%です。一方で「会社員」には「200〜399万円」の比較低所得層が48,5%であるのに対して「個人事業主」だと55.9%に上ります。

フリーと会社勤務を比較した場合、フリーの方が年収の上限も高くなりやすいが、下方にも振れ幅が大きい、ということがいえます。

Freelance work. Casual dressed man sitting at wooden desk inside garden working on computer pointing with color pen drinking coffee gadgets dropped around on table side viewフリーランスと会社勤務は全く違う

フリーランスと会社勤務を引き続き比べて見ましょう。会社勤務で仕事を受注するのは、主にクライアントからの指名を受ける(54.7%)か、代理店経由での下請け仕事(21.3%)がメインです。一方個人事業主で友人知人からの指名(45.5%)が最も多く、次いでクライアントからの指名(33.2%)となっています。また、会社勤務の場合、一つ当たりの案件の平均受注額は160.2万円であるのに対して、個人事業主26.8万円となっています。会社勤務の場合、主に法人からの指名案件を受けて行くことになるのに対して、個人事業主の場合は知り合いづてに小口の案件を受けていくことになります。同じWEBデザイナーといっても全く仕事のスタイルが違うので、注意が必要です。会社勤務には「大口の契約を安定的にこなせる」「福利厚生を保証してもらえる」といったメリットのある一方で、「組織の一員としてしか行動できず、個人の裁量で案件を選択出来ない」といったデメリットもあります。個人事業主は「案件を選択できるのでより戦略性を持って働やすい。付加価値の高いWEBデザイナーを目指せる」というメリットがある一方、「小口の案件がメインになり、コネクションが少ない場合には、収入を安定させるのが難しい」というデメリットも存在します。

実は、フリーと会社勤務の折衷案が存在します。それは、派遣会社に勤務しつつ、自分でも仕事を探して行くという方法です。こうすれば、会社組織に守られつつ、自分でもコネクションを増やして行くことができます。コネクションが増えれば独立する選択肢もありますし、思うように行かなくても会社の中で着実に力をつけていくことが出来ます。その場合には、所属する会社の選択が重要になります。一人一人のエンジニアを尊重する会社かどうか。キャリアアップの為の支援制度があるかどうか。気にするべきはこうしたポイントです。最後に、弊社おすすめのWEBデザイナーの求人情報を御紹介します。

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