夢が広がるゲームクリエイターの世界
記事を読んでいただきありがとうございます。今回は、ゲームプランナーさんを目指している方へ向けて今月末掲載終了の株式会社テクロスさんについての特集をお送りします。テクロスさん特集は以前から何本か挙げており、その記事を見てテクロスさんへ応募頂いている様なのですが、若干、応募して頂いている方と会社さんのニーズのズレが発生しております。ズレという状況が改善されない限り求職者さん側、テクロスさん側、両者ともに時間の無駄になってしまいます。ですので、今月末で終了のテクロスさんになんとか駆け込みで間に合うように書かせて頂きました。テクロスさんへ応募、ゲーム会社さんへ応募を考えた際は参考にして頂ければ幸いです。
ゲーム業界の就職を皆さまは目指されていると思います。テクロスさんの例で言えば、未経験の方はその中にある≪職種・業界未経験、第二新卒、2015年卒の新卒学生、大歓迎!≫という応募資格などお読みになり応募すると思います。この言葉はテクロスさんの意向として間違ってはいませんが、どの会社さんにしても「未経験」で応募する場合は前提として企業側が伝えている未経験と、求職者さん側が考える未経験には「大きな違い」が発生しています。
と言いますのも、テクロスさんに限った話ではありませんし、ゲーム業界に限った話ではありませんが会社という組織が既に動いているから人を欲します。当然のことではありますが、人が欲しいのには様々な理由があります。「直近で新たな仕事が出てくる可能性がある」「事業を拡大したい」「既にある仕事で手一杯、人を雇わないとこれ以上は請けきれない」「将来的に会社を大きくし自社ビルを建てたいからその足掛かりで必要な人員を確保する」など様々な理由です。
ここから分かるのは、何も目的がないのに人を雇おう、とは考えない点と少しの能力でも「経験している人材」が欲しい点の2点です。余程切羽詰まっていた場合は、別だとは思います。例えば頭数だけクライアントから用意して下さいと言われた場合は特にその人が未経験者、もしくは経験者のどちらであっても数さえ揃えておけば何となる世界ですので「とにかく何でも良いから採用しておけ」という例外ケースも発生します。幸いかどうかは判断を委ねますが、アニメゲーム漫画業界に置き換えて考えた時に一人一人の裁量が求められ、個々人の技量で作品完成度などが大きく変わっていく点を踏まえると私たちの業界はそこからは外れているように思えます。
首を次から次へと入れ換え、機械の部品の様に扱われる世界の話
例外ケースで分かり易いのは「派遣アルバイト」です。私自身何度も経験してきた身ですので、現場で起きていたことをそのまま話させて頂きますと、仕事が出来る、出来ないは差し置いて「とにかく頭数を用意する」に最も重きを置いておりました。そのことが成立する世界です。クライアントが求めているのは数であり、質ではありません。その中に仕事が出来ない人がいた場合「ヤバイよね…」と思うのですが、特にヤバくありません。何故なら、10人の中に2~3人の変な人が混じっていても全体で見た時にマトモに見えるからです。不思議なことに数がいると薄まります(笑)
さすがに違法なことに手を出している方は外していましたが、クライアントが今後「何でもオーケーです。よろしく!」とでも言い出せば、違法なことをしている人間も対象に入る可能性も出てくるでしょう。簡単に首を挿げ替えられる世界というのはこういう世界だと今振り返ると身震いがします。作業が単純だからこそ成り立つ世界です。
一人一人が尊重される世界
では、私たちの業界はどうでしょうか?先ほど例に挙げた2~3人が混じっていた場合、作品完成に確実に支障が出ますので、つまみ出されるか、セクションリーダーが尻拭いしているかのどちらかだと思います。ということは、その2~3人は選考の段階から外されます。一人一人の技量とチームワークに重きを置いている世界です。少なくともラクジョブが関わっているゲーム会社さんは人を大切にする会社さんしか掲載しておりません。
ここで本題が見えたのではないでしょうか?変な2~3人は極端な例ですが、基本的には「う〜ん」と首を傾げてしまうような人がやっていける世界ではありませんし、入れたとしても思っていた世界と違うと辞めていくのが関の山です。この様な状況を鑑みていただくと「未経験」という人間と「経験者」には大きな差があり、未経験だから教えて下さい、一から学びます!というスタイルでは通用しないということも納得頂けると思います。
言葉の裏側を読む、行間を読むとでてくる企業側が求めているニーズ
やる気のある人や〇〇が好きな人は勉強を既にしているよね、という「考え」が入っています。この「考え」を読み解くことで「大きな違い」にも気付けます。この記事で特集しているテクロスさんの例でいくと、職種はゲームプランナーです。ですので、面接時にはプランナーの必要最低限の要件として、企画書、仕様書をクライアントに見せるレベルで完成させられるかをテストされます。少しでも勉強して身に付けていた場合は「企画書」「仕様書」などを作れますが、勉強0で入社してから覚えます!という人はジャッジされるという土俵にも立てていません。
このことはテクロスさんが企画書などをしっかりと書ける人材を求めています、というニーズだからという話だけではなく企業側に自分をジャッジしていただく心構えとして最低限のことだと思います。冒頭でお伝えした様にニーズのズレで両者の時間が無駄に削られるのは誰も得しない、と思い辛口の記事を書かせていただきました。これからゲーム業界、クリエイターを目指すのであれば是非参考にしていただければ幸いです。
株式会社テクロスさんへの応募はコチラから
https://raku-job.jp/index.php?op=offer_detail&id=561c5989d594b2054
テクロスさん掲載終了まで約一週間となりますが、聞きたいことなどございましたら下記よりご連絡頂ければお力になれます。記事を読んでいただきありがとうございました。