先日、とある遊技機開発会社にお伺いした時に、聞いた話ですが、メーカーの発注する会社が集中しているそうです。今回は、どうすれば遊技機開発会社がメーカーから案件を受注できるのかについてお話ししたいと思います。
何はともあれ、大切なのはコネクション。
身も蓋もない話ですが、遊技機業界で大切なのは、コネクションです。業界全体として慎重な体質なので、メーカーへ新規営業しても繋がる可能性は低いです。それよりはまずメーカーとつながりのある会社さんに紹介してもらうのが早いです。しかし、メーカーの案件がほしいからと言って、メーカーと取引している会社にメーカーを紹介してくれと言ってもその会社にとっては競合を増やすだけでメリットになりません。なので、狙い目はメーカーとの繋がりはあるけれども、メーカーと仕事していない、メーカーと仕事する気がない会社です。しかし、そんな都合のいい会社が果たしてあるのでしょうか。
一つは、パチンコパチスロの攻略サイトの管理者です。遊技機業界は先ほども言ったように慎重な業界です。業界に関わる企業であれば、その機密性の高さはわかるかと思います。では、攻略サイトももちろんその範疇です。つまり、攻略サイトもメーカーとの関わりありきでやっています。実際の、攻略サイト運営との付き合いを通してメーカーとの付き合いになったという例もあるそうです。
ビ・ハイアが遊技機メーカーを紹介します
もう一つは、ビ・ハイアのような求人の会社に頼むという手もあります。求人の会社であれば、利害がないのでいくらでも紹介してくれます。また、求人の会社からすると、良い仕事の発注先が見つかって台がヒットすれば、その売上で求人を頼んでくれる可能性も高くなると、開発会社でも仕事が決まって人が足りなくなれば、求人を頼んでくれる可能性も高くなります。求人の会社からしても、非常にメリットがあります。ビ・ハイアでも実際に、メーカーに開発会社や3D制作会社などを紹介させていただいております。
ただし、メーカーが新規に発注する会社を選ぶ際にも基準があります。それは、どれだけいい演出が作れるか、メーカーがどれだけ楽に仕事できる会社かどうかです。すべてのメーカーで開発のライン数は減っています。以前は多少難がある会社でも、発注しないと仕事を消化しきれないほどありましたが、今では、社内のクリエイターでも手が空いてしまっている状態です。その中でメーカーが害虫を使う意味は、端的に言ってしまえば、楽できるかどうか、面白い、ヒットするような作品をつくれるかというてんになります。
メーカーだって楽したい。苦労するために外注は使いません。
では、どうすれば、メーカーに楽させることができるのか。そのためには、本来メーカーがやる仕事ができるようになる必要があります。例えば、今でも定期的なメーカーからの発注を受けている会社では、映像制作だけというような部分だけではなく、コンテンツ(アニメゲーム漫画などのタイトルだけで、どんなゲーム性にするのか、どんな演出にするのか、どんなデザインにするのかを全て自分から(あるいはチームの仲間)からアイデアも提案していく必要があります。それができない人だとメーカーとのつながりができたとしても案件の受注につながる可能性が低いです。メーカーからの案件を受注したいのであれば、まずは事業としてそれくらいの実力を身につける必要があります。大変だと思いいますが、ぜひ挑戦してみてください。
メーカーからこの人にお願いしたいですという希望があれば、もうその会社は安泰です。メーカーから案件を受注するためにも、ぜひ1人遊技機に詳しい人を採用してください。もし社内にそういう人がいないのであれば、案件を受注することは困難です。代わりになる会社はいくらでもあります。今は遊技機事業の会社は勝負の時です。思いっきり最後まで突っ込むか、早めに事業から撤退する必要があります。中途半端に「遊技機もやっている会社」では通用しなくなってきています。何があっても遊技機の仕事は辞めないと言っている社長さんもいれば、昔ほど稼げなくなったので、そろそろ事業を畳もうかと考えている人もいます。そこで前者を選べないようであれば、今後の遊技機の動乱の時代を生き抜くことはできないでしょう。遊技機が好きな人たちが遊技機のために働いて、面白いパチンコパチスロ台を作っていただけるようなればと思います。そのためにもメーカーを紹介してほしい会社、遊技機系の求人採用を考えている方は是非一度ビ。ハイア株式会社にお声掛けしていただければと思います。