開発コードNXの正式名称が決定
記事を読んでいただきありがとうございます。これまで任天堂の新ハードとしてNXというコードネームで呼ばれていた新ハードがついに2016年10月20日23時に公式発表されました。その新ハード「Nintendo
Switch」の内容について迫っていきたいと思います。まずは公式の動画であるこちらをご覧下さい。
動画を見る限りわかることは、これまで据え置き型、ポータブル機と分かれていましたが、それを一つにしてしまったというところが最も新しい部分であると言えるでしょう。それぞれの据え置き機、ポータブル機でデータを共有し、家では据え置き機で遊び、外に出るときはポータブル機で遊ぶということはありましたが、その垣根自体もなくしてしまった感じです。
ここからどんなゲームが出てくるのか、WiiにはあったモーションセンサーなどはSwitchには搭載されないのか、今後の展開には注目しておきたいところです。
新製品発表を受けて株価は
新ハードの発表で株価はどうなっているかというと、前日の終値が26,950だったところからこの記事を執筆している21日11時30分時点で25,460と、前日より下落しています。期待感や今後の展開なども含めて株価が上昇しているのかと思いきやそうではなかったというのが今時点の状態です。
そもそもこれまで任天堂が新ハードを出すたびに株価が上昇したのかというと実はそんなことはなく、新ハードというよりは新ソフトが大きく売れたときに株価もそれにつられて上昇しているというパターンが多いです。特にポケモンシリーズは任天堂の株価を押し上げたり、下落を多少食い止めたりと、相当な貢献をしています。記憶に新しいところでは、任天堂の利益にそこまで直接的に関係はしないものの、『Pokemon
GO』は任天堂の株価を一気に上昇させる起爆剤になりました。
2005年に「Nintendo DS」を発売してから、『脳トレ』シリーズ、『おいでよどうぶつの森』『ポケットモンスターダイアモンド・パール』と立て続けにヒット作品を出し続けた結果、2006年には株価が一気に伸びてついには7万円台までいきました。つまるところ、ハードではなくそれ異常に重要なのはソフトであるということの現れと言えるでしょう。今後任天堂の株価がどうなるのかは、やはり「Nintendo Switch」のローンチタイトルラインナップが発表されて、その売れ行きがどうなるのかにかかっています。
開発会社にとっての新ハード
ゲーム開発会社において新ハードが出るということは、新しいハードにいち早く触れることが出来て面白いという意見もあれば、SDKが充実していない場合があったり、クリエイター自身が当然ですが新ハードに慣れていないし、研究開発によって時間がかかる分開発期間が長くなるという意見もあります。
とはいえ、新ハードの開発をしている会社の人から感想を聞く限り、苦労があるのは当然のことだけどそれでもやはり新ハードの開発は面白いという意見をよく耳にします。その新ハードをもとに新しいゲームの企画を考えたりするのであれば、こなれたハードよりもこれまでになかった斬新な企画が出やすくなるでしょうし、クリエイター心をくすぐられるのも納得がいきます。
すでに複数の会社でNX改めて「Nintendo Switch」の開発を行っていますが、どんなゲームが出てくるか楽しみです。新作の発表とともに株価がどうなるのか、そして他のゲームパブリッシャーからもどんなタイトルが発表されるのか、今後の動向に注目していきますし、発売初週で5万台売れたPSVRについても追いかけていきたいと思います!