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2017.09.04 アニメゲーム漫画業界は求人広告の掲載職種カテゴリにも注意が必要!

こんにちは、ラクジョブの平田です。
本日は、意外と気にされていないけれど応募の質を大きく左右する「職種カテゴリ」の選び方についてお話しします。

職種カテゴリとは、例えばラクジョブで言う所の「ゲーム業界-ゲームプランナー」や「アニメ業界-制作進行」のような、業界や業種のカテゴリをさします。求人広告を掲載する際、または自社HPで募集職種を記載する際、この部分を何となくの感覚で付けてはいけませんよ・・・というお話です。そうは言っても募集職種なんて変更が無さそうだし、そこまで気をつける事ではないような気がしますよね?ではそもそも他社では職種カテゴリがどのように付けられているのでしょうか?

Fotolia_77361136_Subscription_Monthly_M-330x220【アニメゲーム漫画業界ごと、ありがちな職種カテゴリの選び方】

まず一番職種カテゴリにブレがあるのはゲーム業界です。ソーシャルゲームやブラウザゲームが盛り上がり、イラスト制作会社や運営代行会社、ローカライズ運営専門会社など今や関連会社が多く生まれる様になりました。結果、新しい仕事も多く生み出され、更には会社によって職種の名称が表す仕事内容にズレが大きく生じてしまうようになったのです。

例えば「ゲームプランナー」。これだけでも「企画書制作」「イベント運営」「ローカライズ」「チームディレクション」「シナリオライティング」など、仕事内容が随分会社によって違います。中には「他社でシナリオライターと呼ばれている仕事」や「ディレクターと一般的に言われている仕事」までプランナーとしていっしょくたに募集されていることもあります。それだけでなくエンジニアやグラフィッカー、デザイナーにおいても、仕事内容の細分化により「本当にそれはデザイナーと呼んでいいのか?」「本当にエンジニアで募集をかければ人が来るのか?」という案件が多く発生しています。

これらの解決策については後述するとして、その次に混乱が起きやすいのが出版・漫画業界。編集や漫画家といった従来のお仕事内容であれば問題はありませんが、WEBアプリ等で閲覧する漫画が増えた事から、WEBディレクターやUIデザイナーの募集も増えるようになりました。これも募集をかける側の企業が出版社だからといって、全て漫画業界のカテゴリに入れるのは考え物です。IT、アプリ関連のカテゴリにおけるWEBディレクター募集の方が圧倒的に該当人材の閲覧が多くなります。

そして最も安定的なのはアニメ業界。これは業界内の大きな変化が無いからとも言えますし、完全な分業体制が整っているからとも言えます。強いて言えばプロデューサーの募集と言った場合に、それが広告宣伝なのか製作側なのかといった部分で少々変更があるくらいです。

Businessman choosing the right door【職種カテゴリにズレが起きないための解決策とは】

職種カテゴリにズレがあると、そもそも応募して欲しいような人材が該当カテゴリをチェックしてくれないので、いつまで経っても応募が来ません。仕事内容が多岐にわたる場合でも、まず一番欲しい仕事内容とそれに合わせたカテゴリの選択をする事が大切です。例えば先ほどのゲームプランナーの例であれば、「企画書制作」がメインであればプランナーカテゴリで問題ありませんが、「イベント運営」であればプランナーに載せつつも「運営プランナー」と付記する必要があるでしょう。「ローカライズ」はローカライズスタッフのカテゴリか、またはローカライズであることを付記、「チームディレクション」ならディレクターですし「シナリオライティング」はシナリオライターのカテゴリに載せた方が狙った人材の応募が増えます。

漫画業界の場合は、WEB系人材の募集であれば漫画や出版業界のカテゴリでは無く、場合によってはゲームアプリ制作のカテゴリに掲載して人材に興味を持ってもらうという手があります。逸脱しすぎるカテゴリ掲載は考え物ですが、注目度が高くPVの多いカテゴリに掲載して目を引くというのは方法としてアリです。アニメ業界であれば大きなズレは無いのであまり注意は必要ありませんが、それでも募集職種の仕事内容は細分化して定義しておかないとぼんやりした印象の募集となってしまいます。

【欲しい人材の道筋を確保することが大事】

求人広告は確かに多くの人が行き来するプラットフォームですが、だからこそ「どこに広告を置くか」が重要です。例えば新橋や丸の内に、女子中学生をターゲットにした広告看板を設置しても効果は薄いですし、逆に働く40代サラリーマン向けのコンテンツを原宿竹下通りに設置しても意味が無いでしょう。人材がいる場所、見る場所を考えた上で、一番ピッタリくると思われる場所に広告を出すことが、応募者を増やすための戦略的求人広告です。時には何度も細かく変更して、人材をくまなく網羅することも大切です。

その他にもアニメゲーム漫画業界ごとの求人職種カテゴリについては下記動画でも語っておりますので参考にしてみてください。


アニメ業界求人では、掲載する職種カテゴリをどこまで気にすべき?


ゲーム業界で求人をする場合は職種カテゴリが意外な盲点


出版業界、漫画アプリの採用は職種カテゴリや業種カテゴリに囚われないのがコツ

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平田 ビ・ハイア株式会社副社長 » 詳細プロフィール

アニメ・ゲーム・マンガ業界の求人ビジネスに15年以上携わってきたベテランスタッフです。最近はWEBtoon、VTuber、成人向けコンテンツまで幅広い就転職のお手伝いをしています。求人で不安なことがあればいつでもご相談下さい!

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ビ・ハイア株式会社副社長

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