アニメゲームマンガ専門 ラクジョブ新聞 > 企業担当者様へ > 求人広告のイメージを大きく決める「見出し写真」はアニメゲーム漫画業界でこんなに違う!

アニメゲームマンガ業界 経営者向け情報満載です

2017.09.01 求人広告のイメージを大きく決める「見出し写真」はアニメゲーム漫画業界でこんなに違う!

こんにちは、ラクジョブの平田です。
前回に引き続き、「求人広告の見出し」についてのお話。今回は写真編です。

※見出しについてのお話はこちらを参考に。

アニメゲーム漫画業界の求人で、求人広告で人材を惹きつける見出しの書き方とは?

image間は視覚情報を大事にしますが、求人広告においても「写真」の役割は重要です。ただでさえ写真というのはフレーム内のものしか見えないため、写されているものが大きな意味やアピール力を持ちます。写真とは伝える意図を持って撮影されるものですから、実際に写されているものが持つメッセージが何倍にもなって閲覧者に伝わります。求人広告だけでなく自社のHPであっても、プロのカメラマンに全面的に撮影を任せる会社さんもあります。そちらのほうが「見た目が綺麗」な会社にはなりますし、素人感が出ないという意味でも良いのですが、自社のアピール内容を考えないと「個性の少ない」会社にもなってしまいます。アニメゲーム漫画業界はコンテンツという個性で勝負をする場所です。「無難に綺麗」というのは、クリエイティブの場としては魅力的ではなく、保守的な人材が集まってきてしまう傾向もあります。撮影を任せるとしても、「何をアピールしたいか」を必ず伝えるようにしましょう。

お金を稼ぐスマートフォンしかし、「そもそもアピールとは何だろうか?」という方もいらっしゃるかもしれません。求人広告は文章と写真で人材を魅了する媒体ですが、ただ人が欲しいというだけのことをアピールしても応募は多くなりません。応募する側の人材にとってどう御社が魅力的なのか、をアピールするのが求人広告です。極端な話「うちは高収入が売りだ」という場合は、札束を抱えているスタッフを複数人写してメイン写真に持ってきても良い訳です。これまでに応募が多かった某ゲーム会社さんでは、スタッフの遊び心をアピールするために全員ドン・キホーテで買ったお面を使ってふざけ尽くした写真を撮っていました。最も、これが有効なのは「撮影されるスタッフが乗り気であること」「撮影されるコンセプトに誤魔化しがないこと」が大切です。被写体自身が写真に恥ずかしさや嘘、違和感を感じている場合、その嘘や違和感は思った以上に人材に伝わります。もちろん奇抜な写真を撮るのが全てではありません。その会社ごとに持っている個性を出した上で、人材に伝えて欲しいというひとつの例です。

Happy young people having a business meetingもうひとつ、綺麗めすぎることで注意すべき問題があります。これはよくお話しする例なのですが、某大手ゲームメーカーからの求人を請け負った際、その会社さん自身が出している「最先端、イケイケ」というイメージが応募者を遠ざけてしまうということがありました。これは、会社自身のコンセプトはできていたものの、募集人材全体の人柄や傾向に合わなかった例です。元々の写真は「高層ビルの風景をバックに白シャツと半ズボンでおしゃれ髭の若手人材がにっこり笑って腕組み」といった、非常に爽やかかつイケイケ感を出したものでした。しかし、ここで募集していたのはプログラマーです。もちろん色々な方がいらっしゃいますが、ゲーム業界におけるプログラマーはアウトドアっぽい雰囲気よりも最先端の環境で自分のスキルを生かすこと、自分のスキルがきちんとゲームに反映され、お客さんが喜んでくれることにやりがいを感じる方が多いように思います。そこで「社内は爽やか!」といった写真を出しても、大きなアピールにはなりません。
結果、社内の技術者さんが自主的にゲームを遊んでいる休み時間や、勉強会でにこやかに団欒している様子を写真として据えることで、応募率はほぼゼロから毎日レベルの応募に変わりました。会社全体のアピールコンセプトがあったとしても、職種ごとにアピールポイントは違うという例です。

shutterstock_302876600-330x228同じように、業界ごとにも「見出し写真」のチョイスは変わります。今まではゲーム業界の例でしたが、アニメ業界であれば作品のキービジュアル等よく目にするビジュアルを前に持っていくことが効果的です。これはゲーム業界と比べてアニメ業界の方が作品数が少なく、多くの応募者が該当作品を知っている可能性が高いことからの親和性を狙ったものです。アニメ業界においては作品やスタッフさんを重視する応募者が多いことから、掲載する写真の内容もまた変わってくるのです。

漫画業界は、大手出版社であれば社名でそれなりに応募が見込めるというのもありますが、そうでない場合は自社のコンテンツを使うか、または漫画アプリ等の場合はアプリのロゴを使うという例もあります。最もこちらは「編集や漫画家」という制作者側を募集するか、アプリ等プラットフォームを作る「WEBデザイナーやディレクター」を募集するかで変わってきます。前者の場合はコンテンツのグラフィックを載せた方がイメージが湧きますが、後者の場合は仕事をする環境や仲間達へのイメージが大切になってくるため、社内写真やスタッフ写真を使った方が効果的でしょう。

その他職種や仕事内容、アピールポイントによっていくらでも細かくお話しできる見出し写真ですが、基本的な部分だけを今回はご紹介しました。また、職種ごとのポイントは下記動画でもお話ししていますのでぜひ参照してみてください。


アニメ会社が求人広告で目玉にするべき写真は…?


ゲーム業界の求人は掲載写真に注意せよ!応募を増やせる写真とは?


漫画アプリ、マンガ業界の採用 求人広告で目玉にすべき写真の選択術

この記事を書いた人

アバター画像

平田 ビ・ハイア株式会社副社長 » 詳細プロフィール

アニメ・ゲーム・マンガ業界の求人ビジネスに15年以上携わってきたベテランスタッフです。最近はWEBtoon、VTuber、成人向けコンテンツまで幅広い就転職のお手伝いをしています。求人で不安なことがあればいつでもご相談下さい!

ラクジョブ資料請求

このブログを書いた人

アバター画像

平田

ビ・ハイア株式会社副社長

アニメ・ゲーム・マンガ業界の求人ビジネスに15年以上携わってきたベテランスタッフです。最近はWEBtoon、VTuber、成人向けコンテンツまで幅広い就転職のお手伝いをしています。求人で不安なことがあればいつでもご相談下さい!

もっと見る

アニメ ゲーム マンガ経営戦略研究所

新着記事
カテゴリー
  • 企業担当者様へ
  • 求職者の方へ
  • 特集求人
  • 経営者交流会情報
  • メルマガバックナンバー
Tweet