ゲーム 『Pokemon GO』の影響を受けたのは株価だけじゃない!○○○を救った『Pokemon GO』

pokego2ダウンロード数の世界最速記録

記事を読んでいただきありがとうございます。今回取り上げるのはちまたでプレイしていない人は見ないというぐらい遊んでいる人があふれかえっている『Pokemon GO』の話です。もともと日本発のコンテンツであり、20代~30代前半の人には小学生の頃にプレイした記憶があると思います。そのときから大ヒット作として日本国内はもとより世界中の子どもたちを魅了したゲームであり、様々なギネス記録を持っている作品です。さっと調べてみると、下記のようなものがありました。

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★ 最も売れた戦略ビデオゲーム | Best-selling strategy videogame
1999年に発売となったポケモン・スタジアムは、2013年までに545万本もの本数を販売している。

★ TIME誌の表紙を飾った最初のビデオゲーム | First videogame on the cover of Time magazine
ご存知、アメリカの有名雑誌『TIME』誌の表紙は、有名人や政治家、スポーツ選手などが表紙を飾るが、ビデオゲームとして初めてポケモンがその栄誉を得た。

★ 3DSで最初に1億本売れたビデオゲーム | First videogame to sell 10 million copies on the Nintendo 3DS
3DSのゲームとしては、はじめて1億本を売ったゲームは、『 ポケモン X 』と『 ポケモン Y 』。1億本!

★ 最も事前予約数が多かった任天堂DSのビデオゲーム|Most pre-ordered Nintendo DS videogame
2010年に発売となった『ポケモン ブラック・ホワイト』108万本もの予約を受け付けている。

★ 最も売れたRPGのビデオゲーム・シリーズ|Best-selling RPG videogame series
2 億4,784万本!も売ってしまったRPGビデオゲームのシリーズとして、世界記録に認定!

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pokegorecポケモンに関する5つのギネス世界記録

これだけでも十分そのすごさがわかると思いますが、さらに新しいギネス記録を打ち立てることになりそうです。それはなにかというとダウンロード数です。ダウンロードの数だけでいえばまだ超えていませんが、何がすごいかというと5000万ダウンロードにかかった時間がたったの19日という記録を打ち立てました。それは世界同時公開していればもっと早く達成できたかも知れません。それにしても十分すごすぎる『Pokemon GO』ですが、すごいのはそれだけではないのです。

他の売上にも貢献

これだけ世界中に影響を与えているアプリではありますが、面白いのはそれだけではなく、『Pokemon GO』の影響により売上が上がった他の商品があるところです。

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市場調査を行うThe NPD Groupによれば、アメリカにおける2016年7月10日から7月23日のモバイルバッテリーの売上が前年比で101%上昇していることが判明。NPDは売上が上昇しているのは例外的な人気を誇るゲーム「ポケモンGO」が大きな要因であると見ています。

2016年のモバイルバッテリーの売上は、ポケモンGOがリリースされた2016年7月5日まで、2015年と比べると増加していたものの売上成長率は比較的ゆっくりとしていました。しかし、ポケモンGOが7月5日にリリースされた後の2週間で、約120万台ものモバイルバッテリーが販売されたとのこと。

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ポケモンGOが原因でモバイルバッテリーが101%売上増

確かにアプリを起動し続けないと意味がないのでバッテリーの消費は激しいです。とはいえそこまでしてやりたいと思わせるアプリ自体のすばらしさと、外に出ないとゲームとして成立しにくいがために継続的に外出先でプレイするためにはバッテリーを購入するしかないというのがあいまった結果だと言えるでしょう。

逆にここまでヒットをしてしまったのであれば、それまでゲームをプレイしていた人がこぞって乗り換えた結果既存ゲームの収益に影響があるかと思われましたが、それはあまりなかったようです。というのも外出してプレイをするゲームであるため、家でプレイしたり、屋内でプレイするゲームには干渉しないということがその理由です。それもまた『Pokemon GO』の魅力の一つであると言えるかも知れません。

pokepet意外なところへの影響

多方面に影響を与えている『Pokemon GO』ですが、それは意外なところにまで及んでいます。それは何かというとペットです。それも保健所で殺処分待ちだった犬たちに大きな影響を与えました。これだけ聞いても意味がわからないと思いますが、それはどういうことかというと下記の記事を参照してみるとよくわかっていただけると思います。

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とある動物保護施設がこんな張り紙をした。
「大の大人がポケモンに熱中して街中を駆け回ってるなんて知られたくない方に、私たちの施設の犬を1時間5ドルでお貸しします。これなら、ただ自分の犬を散歩しているだけに見えるでしょう?」

ハハ、正気? それでどうなったかは次のとおり。

1) 彼らはもう犬を借りたい人たちの予約待ちのリストさえ手にしている。
2) 彼らはとっくに保護施設の養子縁組手数料を無料にした。莫大なレンタル料があるからね。
3) プレイヤーたちが外で撮ったゲーム中の写真がFacebookやInstagramでシェアされて、同じ犬を借りたい人がつぎつぎ保護施設にやってくる。
4) そして犬を借りたプレイヤーたちはまた保護施設にやってきてこう言う。「まさか自分が犬好きだとは思わなかった!
でも俺とこの犬は本当に相性がいいんだ。返すなんてとんでもない!」
5) 保護施設にはもう犬はいない。今度は彼らが別の保護施設から犬を「レンタル」してるくらいだ。

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保護施設から殺処分を待つ犬が消えた日。犬とは無関係の「ポケモンGO」が起こした奇跡

世界で広がる『Pokemon GO』の影響は思わぬところにまで波及していました。単なるゲームといえばそれまでかもしれませんが、ヒット策がこんなところにまで影響を与えられるし、もっととてつもないことがこれからできると思います。ゲーム作りのお手伝いに関しては全力で対応させていただきますので、気軽にお声がけいただければ幸いです!そして『Pokemon GO』に関しても、これからさらにウォッチを続けていきます。業界発展につながりそうな話題があればまた報告します!

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