記事を読んでいただきありがとうございます。本日は弊社でも事前に記事にした『アダルトVRフェスタ』に参加してきました!イベントに参加する前からちょっと場所的にキャパシティ大丈夫かなと思えるほどの会場でしたが、実際蓋を開けてみるとそれはもう大変なことになっていました!
私は取材スタッフということで事前に入れたから良かったものの、一般参加者は最終的に20名しか入ることが出来ず、外にいた大勢のひとたちは次回の開催を待つことになってしまいました。逆にそれだけ熱のある注目のイベントであったと言えると思います。実際私もいくつかの展示品をプレイさせてもらいましたが、これは新しい時代が来たなと思わせるものばかりでした。どんなものがあったのか、そして今後どのように展開していくのかそれらを今回紹介していきたいと思います!
Dカップのおっぱい?
イベント会場に来て受付を済ませてすぐ右手にあったのがゲスの極みエンジニアさんが作成された「D=60」です。事前にどんなものがあるか下調べはしていたので、これは絶対体験したいというコンテンツの一つだったので早速やってみました。これはどういうものかというとDカップ相当のおっぱいが箱の中に手を入れるだけで体験できるという男性諸氏の夢を叶えたコンテンツと言っても過言ではありません。今回は許可を得て動画を撮影しましたので、こちらをご覧下さい。
何度かセンサーが反応せずに手を出し入れしてしまいましたが、これはあの車に乗っているときに窓から手を出して風圧を受け止めたときの感覚そのもの!唯一違うのは車から出した手にくる風は外気温通りですが、これは暖かかった!操作の案内をしている人に話を聞いてみると、暖かい風にしたのはおっぱいのぬくもりを表現したかったから、とのこと。このこだわり、実にすばらしいと思います。ぜひともDカップ以上のバストにも挑戦していただいて、さまざまなサイズをいつでも体感できるようにしつつ、VRと組み合わせて更に面白いコンテンツへと昇華してほしいと思います!
新しい腹筋のスタイル
腹筋?と思ったあなた、是非この記事を読んで新しい腹筋の可能性について心を躍らせてほしいと思います。では早速紹介していきましょう。今回会場で長蛇の列ができていたうちの一つで、IT芸社 漢組さんというサークルの方が作成されたコンテンツ、その名もVR腹筋ローラーを紹介します。
どんなものかというと普通に腹筋ローラーを用意してスタンバイします。そしてVR側の準備が整ったら腹筋ローラーを前に進めます。すると目の前にスカートの中身丸見えの女の子が迫ってきて、最終的には足下まで到達します。そして腹筋ローラーを戻すともちろんスタートの位置にまで下がります。そうです。単に腹筋をするのではなく、女の子のスカートの下に到達し見上げるという欲望をフル活用した腹筋とのすばらしいコラボレーションなのです!
これさえあれば、つらく大変な腹筋を鍛える運動自体も、楽しみへと変わっていくというもの。そしてフィットネスクラブのエアロバイクにVRを搭載してゲーム感覚で楽しめるというのもありましたが、こういった一人で黙々とやるトレーニングにVRというテクノロジーは旋風を巻き起こすのかも知れません。アダルトVRになると自宅専用にはなりますが、それでも面白さを見いだす工夫としてこれは今後も要チェックです!
VRデバイス Pico
『アダルトVRフェスタ』において一切アダルト色のなかったのはVRデバイスの展示をしていたPicoのブースです。こちらではVR用のコンテンツとして猫がたくさんいる部屋の床の位置から周囲を見回せるような視点になっていて、猫が迫ってきたり通り過ぎたりするのを眺めるほのぼのとしたコンテンツでした。現実にペットを飼えない人がロボットのペットを飼ったことがあったように、今度はVRでのペット生活とか考えると、それはそれで新しい可能性の一つを垣間見た気がしました。
そういった見るだけのコンテンツ以外にゲームコントローラーも接続されていてそちらは時間的にプレイは出来なかったのですが、入力デバイスも今後どうなるのか注目が集まるところです。「Oculus Touch」「PlayStation Move」「Steam VRコントローラー」というメジャーな入力デバイス以外にも各VRハードメーカーが独自の入力デバイスを発表しており、VRの没入感を損なわずに直感的に操作できるデバイスの組み合わせは、いずれどこかに集約されていくことでしょう。また入力デバイスも含めてコンテンツ自体の作り方も変化が起きるのは当然の流れですし、今回レポートしている『アダルトVRフェスタ』においてもアダルト向けの進化が起きると思います。
エロゲの新境地
自宅に2次元の彼女を招きたい。そんな思いを抱いた人はたくさんいると思いますが、今回それが仮想3D空間を介して2次元空間から呼び出すことに成功しました!VRJCCさんが手がけるOculusRift CV1用に開発がすすめられているVRエロゲ、『なないちゃんとあそぼ!』です。こちらはVRデバイスとスマートフォンのセンサーを使って仮想世界でのセックスを楽しめる内容になっています。ちょっと写真ではわかりにくいのですが、VRを装着してゲームスタートをすると、部屋の中で彼女と二人っきりのシチュエーションからスタートします。ゲーム上ではいろいろと服を脱がしたりいろいろあるのでしょうが、今回はショートカットしていきなりベッドシーンへと入ります。
この擬似的な女の子の体にスマートフォンが取り付けられており、腰を動かすと連動してVR上の女の子も動きます。そしてさらに驚きなのが体をひっくり返すと女の子も体がひっくり返りバックもできるという仕様になっていました。これを目撃したときはすげー!!と声を上げてしまいましたが、よく考えたらセンサーと同期をとっているのだから当たり前か・・・と我に返りました。ついついニューアダルトワールドに取り込まれて、冷静な判断力を欠いていたようです。
製作者のVRJCC会長さんに話を聞いてみると、ひっくり返すだけではなく持ち上げてぐるぐる回したり、もっと動かしたときの反応の幅は広げていきたいとのこと。現時点ではスマートフォンのセンサーだけなので、傾きは検知できても地上からどれだけ高さがあるとか、複雑な動きに対してどうするかという点は今後の課題だそうです。情報公開と同時に国内外から注目を浴びるコンテンツ『なないちゃんとあそぼ!』はVRエロゲというジャンルからしても今後要注目のタイトルです。
アダルトグッズの新活用法
これまでアダルトグッズはイメージを膨らませて使うことが前提となっていましたが、その努力自体不要となる時代がやってきました。今回美少女の3Dモデリングデータを元にスマートフォンのVRアプリを使うことで、美少女キャラが目の前に出現し、その子の裸体を別に用意したおっぱいの造形物をさわることであたかも直接彼女に触れているかのような感覚を味わうことが出来ます。正直これがあればいろいろなデータを使い回していくことにより、二次元の嫁が現実のものとなる日も近いのではないでしょうか?現実のものとする上で、外部に用意したおっぱいなどの物体とどう連動させるのかとか、様々な課題はありますが、それもきっとクリアされていくと思います。だってエロに関わる部分ですし!
新時代のアダルトビデオ
VHSとベータ戦争の明暗を分けたのはアダルトコンテンツだったと言われていますが、その真偽はさておき今回は新時代のアダルトビデオの可能性を垣間見てきました。それはVR+1Dというアダルトビデオとアダルトグッズが連動するVRAVです。アダルトフェスタさんが独自に開発した映像と連動する機器を使えば、まさにAV女優と自分がセックスをしているかのような感覚を味わうことが出来ます。実際にどんなイメージなのかは動画を撮影してきましたので、こちらもよかったらご覧下さい。
動画では説明されていませんが、画面右にある丸い物体が映像と連動する機器です。映像の内容に合わせて動くことは実際に中に指を入れて確かめてみました。これが進んでいくとまず一番影響を受けそうなのが性風俗店ですね。実物の女の子との違いはまだまだありますが、それでもこっちはどんどん進化していくので、肌を触れている感覚がないなどの現状抱えている問題を解消するのも時間の問題でしょう。そうなっていくとますます性風俗店にいかなくても擬似的な体験がいつでも自宅できるようになりますし、逆にAV産業が盛り上がっていくかも知れません。今回のイベントには有名AVメーカーの方も参加していたので、今後の動向が楽しみです。
次回開催は8月!
今回出展していたイベントのレポートとなりますが、いかがでしたでしょうか?本当はシークレットブースがあってそこにも驚きのコンテンツがあったのですが、諸般の事情により公開することができません。今後公開できる形で進化していけばまたそれをレポートできると思いますので、しばらくお待ち下さい。
冒頭でもお伝えしたとおり、あまりに人数が集まりすぎて一般入場のほとんどをやむなく中止することになりましたが、次回開催の8月にはもっとパワーアップした姿を見ることが出来るのではないかと思います。会場スペースの関係で出展できなかった企業や団体の方もいると思いますし、アダルトコンテンツはずっとなくなることはないので、これからも更に進化を続けていくことでしょう。実際入場料3,000円を支払ってでもアダルトVRを体験したいという人がかなりの数がいたことからしても、VRだけではなくアダルトVRの市場もこの先の展開が楽しみでなりません。VRはエンターテイメント分野における発展の可能性を握っていると思います。次回の『アダルトVRフェスタ』についてもがっつりとレポートしていきたいと思います。