SEO アニメイトTVがアニメイトタイムズへ 激化する情報発信

Fotolia_97767490_Subscription_Monthly_M-330x220アニメイトTVがブランドを一新

アニメゲーム漫画業界のサブカルチャー分野における情報発信を13年前から続けている「アニメイトTV」が、「アニメイトタイムズ」にサイト名を変更しました。それに合わせてサイトドメインも「https://www.animate.tv/」から、「https://www.animatetimes.com/」に移転され、情報発信サイトとして更なる躍進をユーザーに対してアピールしています。当記事の筆者もアニメゲーム漫画など、サブカルチャーの情報を仕入れる時に利用させていただいていたアニメイトTV。より充実した情報サイトへ生まれ変わるということで、個人的にも期待が集まります。今回のリニューアルに向けて2015年頃から準備をしていたと思われます。

(引用開始)
サプライズな発表であるが、「アニメイトTV」は2015年より、様々な新しい試みを続けている。サイトの運営はアニメイトから2014年10月に設立されたグループ会社の株式会社アニメイトラボに移管されている。同社の取締役会長にはピクシブ代表取締役社長の片桐孝憲氏が、代表取締役社長も同社取締役の田面木宏尚氏が就任している。
(引用終わり)

「アニメイトTV」が大きく変わる 「アニメイトタイムズ」がスタート、サイト名もドメインも一新より抜粋


Shocked and surprised boy on the internet with laptop computer情報発信の重要性

アニメイトTVが始まった13年前の2003年は郵政民営化が行われ、地上デジタル放送が開始された年です。そう聞くと結構昔だなあと思われる方もいるのでは?総務省の発表によると2003年度の通信利用動向調査で、インターネットの利用者数は7,730万人、人口普及率は初めて60%を超えました。世帯普及率も事業所普及率も80%を超え、企業普及率はほとんど100%。とくに世帯におけるブロードバンド普及率が前年比47.8%と急上昇しており、家庭におけるインターネット普及が一層進んだ年でもあります。

22014年末のデータではインターネット利用者数は1億18万人、普及率は82.8%と、2003年よりもさらに高い数値です。日本の殆どの国民が一度でもインターネットを利用したことがあるという状況で、データ流通量、すなわち出回る情報量も急上昇。グラフを見ればわかると思いますが、8年間でおよそ9倍の情報流通量増加です。これによって、情報発信をし続けなければ、どんなに良質な情報もあっという間に埋もれてしまう状況になってしまいました。まさしく情報の洪水状態と言っても過言ではありません。

参考資料
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h26/html/nc131220.html

ニュースサイト利用者率
https://www.garbagenews.net/archives/2275504.html

そのような情報過多時代にインターネットですが、自分の興味関心あるトピックについて検索をいちいちかけていてはキリがありません。より正確で良質なニュースを届けてくれるサービスの存在が必要不可欠になります。参考記事では、過去1年間のニュースサイト利用者に対する分析が行われています。

(引用開始)
男性は30代から50代まで過半数がニュースサイトを利用している。60代に入ると利用率はグンと落ちるが、それでも60代では2割から3割。一方女性は30代のピークでも5割には届かず、それ以降はほぼ一直線で利用率が減っていく。全年齢でも男性は1/3強で女性はほぼ1/4と、少なからぬ違いがある。

また年収別ではきれいな形で高年収=高利用率の形が出ている。低年収層ではインターネットそのものを利用していない場合もあろう
(引用終わり)

テレビとは違い自分の興味関心のあるニュース記事をクリックし、どんどん情報を仕入れていくことができるニュースサイトは、今後もその必要性が増していくと思われます。選挙権が与えられる年齢も18歳に引き下げられ、若者がより一層政治に感心をいだき始めれば、若者によるニュースサイト利用率も上昇しそうです。

World provided by Nasa多岐にわたる情報発信で有利に立つ

アニメイトタイムズはただサイト名とドメイン変更をしたわけではありません。海外版「animate Times」は英語、中国語(簡体字)、タイ語、インドネシア語の4カ国語にニュースを翻訳配信し、将来的には10カ国以上の言語でアニメイト、日本のアニメ・声優文化を世界に向けて発信していくという大きなビジョンを打ち出しました。タイ語?インドネシア語?と思われるかもしれませんが、インドネシアでは日本のアニメ人気が強く、タイではアニメフェスや漫画フェスが大規模に展開されるほどタイではアニメブームが来ています。

参考:現地の人に聞く「なぜインドネシアでは日本のポップカルチャーが人気なの?」
https://weekly.ascii.jp/elem/000/000/227/227950/

タイでも日本のアニメは人気か?『アニメ・フェスティバル・アジア・タイランド2015』と『バンコク・コミック・コン2015』に行ってみた
https://qq4q.biz/tB3k

またYouTubeでの動画コンテンツの制作・配信も行う予定で、声優の茅野愛衣さんが日本酒を呑んで食べるだけというコンセプトの「かやのみ」をアナウンスしました。アニメイトタイムズのYou Tubeチャンネルでは予告編が公開されています。ゆるい雰囲気の動画シリーズになりそうです。

アニメイトタイムズのYou Tubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCj-7fExtfepnDR3FrX5K2sg

多言語、動画メディアという2つの新展開を打ち出してきたアニメイトTV。アニメ・声優という分野への専門特化の第一人者的なニュースサイトへの成長が期待されます。ニュースサイト運営は日本語だけの情報発信や文字による配信だけをしていては、取り残されてしまう時代に突入しています。


toiawase-1024x226-1