【ゲーム業界の求人動向】2016年4月からの応募の動き、採用の動きについて

Diversity People Friendship Teamwork Recruitment Concept
4月〜5月は「P」が動く?
こんにちは、ビ・ハイアの平田です。こちらでは定期的にアニメゲーム漫画業界の採用、応募について情報を発信しています。ちょうど先月は季節の変わり目ということで応募が殺到する時期でしたが、4月になってから少し落ち着きました。しかし次は連休明けという第二の人材動向期があり、またにわかに盛り上がりそうな予感です。先月は遊技機業界の映像制作不振を受けて3DCGデザイナーの応募が物凄く増えましたが、来月にかけてはプログラマー、プランナーの応募が増えるのでは無いか?と私たちは読んでいます。

Hard working day休日明けに応募が多い理由

その理由を書く前に何故「第二の人材動向期」はGW明けなのか?という話をいたしましょう。一般的に人材は、休日や祝日にあまり求職活動をしません。一見非効率的に見える行動ですが、実は理に適っているのです。人材が最も転職について考えるのは「仕事に不満やストレスを感じた時」。これは圧倒的に仕事直後や仕事の最中が多いのです。その結果、「積もった不満を解消しよう」と半ば突発的ながらも計画的に動くのは、仕事中なのです。これがまず平日に応募の多い理由です。実際昼休みの時間や仕事が終わった後の時間は応募が多く、明かにPVも変わります。

そしてその次に応募が多いのが「明日から仕事か・・・」と感じさせる休日明け。仕事のストレスを思い出して休日の夜に応募する人もいれば、実際に働いてから仕事の不満をいつも以上に感じて応募する人もいるため、休日の終わり〜休日明けは応募が増えます。それが連休ともなれば不満やストレスについても増えてゆきますから、通常の週明けなどより応募は多くなります。

Wait deadlines不満を抱えている人には来て欲しくない?

そんな会社に不満を抱えているようなネガティブな人には応募して欲しくないなぁ・・・というご意見もあるかもしれません。しかし実際、この不満というのは必ずしもネガティブなものではありません。「もっとスキルを試せる場所に行きたいのに、どうしてもこの会社だと出来る事が限られてしまう」「もっとお互いの意見を出し合える、自由な社風の会社に入りたい」という、人材自身が持つ成長への期待、スキルアップに関するものが多くと言えます。そうでなければ求人ビジネスが成り立つハズがありません。私たちは企業様側にとっては「良い人材を集めてくる」ことが仕事ですが、人材にとって求人広告は「新しいチャンスに出会える場所を提供してくれる場所」だからです。

four business mans from the back - looking at something over a white backgroundプログラマー、プランナーの応募が見込める理由

さて、そんな中で今回取り上げた「プランナー」「プログラマー」の応募が多くなりそうな理由。それは1つに最近の応募状況を見ている限り、休み明けにプログラマーやエンジニアからの応募が増えていることが挙げられます。サーバーサイドエンジニアなどは特に休日でも運用のために出勤している事が多いため、忙しい会社や仕事が上手く回っていない会社ほど人材が休み明けに転職活動をする傾向にあります。最近では、ある会社さん出身のプログラマーを複数名応募者の中に見かけるな・・・と思った直後にどっとその会社からデザイナーやプランナーが転職を始めたこともありました。まだ会社さん自身は運営されていますが、これは「忙しすぎる開発・運用仕事に音を上げた人材が優秀な人から辞めていき、それに釣られて同じチームからどんどん人が抜けた」という例でしょう。これも季節の変わり目の頃に起こったことでしたが、この仕事をしていて珍しいことではありません。

また、プランナーが増えそうな理由もプログラマーと同じく、運用時期に入って忙しくなりすぎているプランナーからの応募が目立ってきているからです。プログラマーほどの人数は動かないかもしれませんが、今のうちから募集を募っておいた方が吉と思われます。

Rocket Colored Arrows Growth募集の増える職種はディレクター?

一方で募集が増えそうな職種はと言えば・・・こちらはディレクターです。単純に弊社への人材採用問合せにディレクターが多いというのもありますし、他の求人広告にディレクター採用が増えてきたという面も判断基準になっていますが、それだけではありません。春から新しい期が始まった大手SAPが新しいゲームの基軸を決定し始め、外注会社に発注をかけて「こんな開発をしてくれ」と指示し始めるのがそろそろだからです。その仕事にあったディレクターを採用したいという所もありますが、どちらかといえば既存のコンテンツ運用を任せられる人が欲しい、というご相談を頂く事が多いのです。中にはディレクター採用をあきらめて運用会社を探しているような会社も多数あり、お問い合わせを頂いております。

5月から増えそうな見込みのプランナーに少し多くの期待を込めてディレクター採用する、という手もありますが、それよりは早めの告知をすることで現在何かしら自分の仕事に不満を貯めているディレクターの目に留まるよう工夫をするのをお勧めいたします。もし採用についてご相談がある場合は下記までお問い合わせ下さいませ。

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